貫成人の作品一覧
「貫成人」の「【合本版】大学4年間の哲学・社会学・宗教学・西洋美術史・国際政治学が10時間でざっと学べる」「哲学マップ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
【哲学読書メモ】最低限これだけ覚えればOK!
■存在論(そんざいろん)
1. イデア(プラトン):目に見えない真の実在(例:美の本質)
2. 実体(じったい):変化しない根本的存在(アリストテレス→スピノザ)
3. 因果性(いんがせい):原因と結果の関係(ヒュームの懐疑→量子力学で再定義)
■認識論(にんしきろん)
4. コギト(デカルト):「我思う、故に我あり」認識の出発点
5. 物自体(ぶつじたい):カントが主張した認識不可能な真の存在
6. 言語ゲーム(ウィトゲンシュタイン):言葉の意味は使い方で決まる
■倫理学(りんりがく)
7. 定言命法(ていげんめいほう):カントの普遍的道徳法則「全員がやっていいか?」
8. 功利主義(こうりしゅぎ):最大多数の最大幸福(ベンサム・ミル)
9. 超人(ちょうじん):ニーチェが説く既存価値超越の人間像
■社会哲学(しゃかいてつがく)
10. 生権力(せいけんりょく):フーコーの監視社会分析(健康・性を管理)
11. 疎外(そがい):マルクスが指摘した労働者と生産物の分離
12. オリエンタリズム(サイード):西洋が作った東洋のステレオタイプ
■現代思想
13. 脱構築(だつこうちく):デリダの二分法解体手法(理性/感情など)
14. リゾーム(ドゥルーズ):中心なしに広がる根の構造(インターネットに例えられる)
15. 創発(そうはつ):部分の相互作用から生まれる新性質(AI・生態系で重要)
■思考ツール
16. 弁証法(べんしょうほう):ヘーゲルの「正→反→合」で矛盾を解決
17. 現象学(げんしょうがく):フッサールの「意識に現れたまま」を分析する方法
18. パラコンシステント:矛盾を許容する新しい論理(量子コンピュータ基礎)
■必須キーワード
19. エピステーメー(フーコー):時代ごとの知識の枠組み
20. クオリア:赤い色の感覚など主観的体験(意識の謎)
21. アウフヘーベン:矛盾を止揚(高い次元で解決)すること
22. プラグマティズム:実用性で真理を判断(ジェームズ・デューイ)
■覚えるコツ
・「矛盾は悪ではない」→量子力学も哲学も不完全性が創造の種
・「自由とは何か?」が全てのテーマに通じる(デカルト→サルトル→AI倫理)
・難しい用語は「昔の賢人が作った便利な思考道具」と考える
これだけ押さえれば哲学書の7割は理解可能!あとは具体例で肉付けしよう。例:「SNSの誹謗中傷」をフーコーの生権力で分析→「監視社会の自己管理」という視点が生まれる。
この文章は生成AIを駆使して作成しました。本書におけるキーワードを用いてその内容をわかりやすく説明することを繰り返し、内容を把握。そのうえで、過去のさまざまな制約で生じる無理解や重複を極力排除。生成AIと哲学対話をする上で、便利な哲学概念のみを集めたものになっているはずである。ご活用らせたし。(楽描人カエルン)
Posted by ブクログ
ひとはなぜ生きるのか~状況的意味【哲学マップ】
今回紹介する書籍はこちら↓
哲学マップ (ちくま新書)
概要
本書では哲学的な思考法(ルール)を4つ提唱している。
1.全体志向:個別の具体的事象ではなく全体を問題にする。
2,一歩、日常の外へ:全体を問うために、日常を俯瞰的に眺める。
3.形式的問い:具体的なディテールではなく、抽象的な物事を問う。
4.方法論的問い:問う際の探求方法が適切かどうかも問題にする。
また、本書では哲学的な問いを4つに分類している。
1.「~とは何か」
2.「それを問う私とは何者か」
3.1と2の掛け算
4.「なぜそうした問いを考えるのか」
これらは時代を経るごとに1→2→3→4と変遷していく。
1.「~とは何か」
古代ギリシャにおいて、「善とは何か」「美とは何か」など物事の本質を考える人々がいた。プラトンは現実の二項対立としての「イデア」を想起し、物事の本質は「イデア」であると提唱した。
2.「それを問う私とは何者か」
近世ヨーロッパでは、古代ギリシャの知見が復興(ルネサンス)し、キリスト教的知見と混ざり合った。天動説が否定され地動説が提唱されたりと今までの常識が通用しなくなる中、デカルトは「これこそは確実」といえるものを探求していき、その結果、「われ思うゆえにわれあり」に至る。
3.1と2の掛け算
デカルト的図式においては、主観による認識が問題となった。その認識において知性を重視する大陸合理論と、経験を重視するイギリス経験論が発展する。これら2つを調停したのがカントである。
カントは経験の前には「カテゴリー」がわれわれの認識メカニズムにあらかじめ組み込まれていると考えた。人間の脳特有の情報処理システムがある、というわけだ。
カントはその情報処理システムは認識・倫理・美学など分野毎に異なると考えたが、それらを統一しようと考えたのがドイツ観念論である(ヘーゲルなど)。
4.「なぜそうした問いを考えるのか」
ニーチェは従来価値とされていたものは弱者のルサンチマンに過ぎないと言い、価値というものの価値を否定した(ニヒリズム)。本質などというものは存在せず、固定的な自我という存在も否定した。その結果、哲学は「そもそもなぜそうした虚構を問題にしていたのか?」を問うことになる。
地道な分析が始まり、現象学的分析・言語分析・言説分析・精神分析などの分野が生まれた。
ひとはなぜ生きるのか~状況的意味
「ひとはなぜ生きるのか」という問いが本書の冒頭で想定される。
それに対して、終章で著者の考える「哲学者たちならどう答えるか?」が語られる。
その中で、メルロポンティの「状況的意味」という言葉が紹介される。
これは「状況に応じて各人の生き方や行為が動機づけられる」というような言葉である。
具体的な状況を想定してみる。
「将来プロテニス選手になるために生きる」。未来の目標・自己実現に向かって生きる。
「愛する家族のために生きる」。献身・奉仕こそが幸せだと。
「ローン返済のために生きる」。何らかの義務・責任のため。
「美しい空を眺める、この瞬間のために生きる」。現在を楽しむ、享受する。
何らかの状況を疑うことなくコミットできていて、眺望固定(byニーチェ)しているときには、その意味に没頭できる。
ただ、人は時折状況的意味から離れてしまうことがあり、そうしたときに「ひとはなぜ生きるのか」などの哲学的問いが生まれる。
ただし、状況的意味は流動性があるので、しばらく休んでいればあらたな状況的意味が稼働する。
メルロポンティは言う。
「生きることの意味はなにかとは言えない。けれども、つねに意味というものはある」と。
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いかがでしたでしょうか。
メルロポンティの状況的意味は、平野啓一郎氏の提唱する分人思想とも似ているような気がしており、私的には非常に興味深かったです。
私とは何か 「個人」から「分人」へ
アリストテレスとかロックとかフロイトとかいろんな哲学者が出てきましたが、今回のブログでは大幅に端折って、ざっくりと解説するにとどめました。
もしご興味がございましたら手に取っていただけたら幸いです。
ありがとうございました。