作品一覧

  • 国富論I
    3.5
    1~3巻1,320~1,430円 (税込)
    スミスは資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして経済学に体系を与えた。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。Ⅰ巻には先駆的労働価値論を展開する第一篇、資本蓄積を論じる第二篇を収録する。【全三巻】 定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版
  • 国富論(合本)
    -
    1巻4,180円 (税込)
    スミスは急激に勃興してくる資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして、新しい科学=経済学にはじめて体系を与えた。『国富論』の決定的な影響は人文、社会科学のあらゆる分野に及び、その故に、『資本論』とともに経済学の古典中の古典とされる。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。 第一篇では、労働に価値の源泉と尺度を求めるスミスが、分業・商品・賃金・利潤・地代の解明を通して先駆的労働価値論を展開。 第二篇では、生産的労働と不生産的労働によって資本蓄積を論じる。第三篇では、資本投下の「自然な順序」を逆転させた国家による経済活動の政策的介入の歴史を究明し、第四篇では重商主義を徹底的に批判する。第五篇では、国家義務たる国防・司法・公共施設、また租税・公債のあり方を述べて、独自の国家観を展開する。 巻末に、各版の異同、邦訳少史、年譜、小見出し一覧、索引等、精細な研究の手引きを付す。 〈巻末対談〉大竹文雄×出口治明「アダム・スミスを誤解の海から解き放とう」 定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版

ユーザーレビュー

  • 国富論I

    Posted by ブクログ

    アダム・スミスの「国富論」の1巻、古典経済学の祖である著者はグラスゴー大学で倫理学や道徳哲学の教授もしている。

    第一篇で労働の生産力における改善の原因と、その生産物が国民のさまざまな階級のあいだに自然に分配させる秩序について、第二篇で資本の性質、蓄積、用途について論じている。

    分業、貨幣の起源と使用、商品の真の価格と名目上の価格、労働は価値交換の真の尺度などなど、わかりやすい章題に加え、訳者の小見出しが秀逸で小見出しだけ読み進める事ができ、さらに注釈には解説まで交えてある。

    時代背景の理解と当時の価値観、貨幣価値や貨幣単位の違いなどの知識が不足し、パッとイメージすることが出来ない箇所があ

    0
    2025年06月07日
  • 国富論I

    Posted by ブクログ

    見えざる手による人間が持つ本性を見極め、経済学に影響を与えた古典。
    なかなか読みでがあり、何度読み返しても理解しがたいところもあります。

    0
    2022年07月21日

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