BL営業担当・スギノpresents 男が推す♂推しBL特集

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ブックライブBL営業担当・スギノです!
日ごろからBLマンガに親しみ、BLのトレンドを知るスギノが、実際に読んで面白かったBLマンガから、毎月【推しBL作品】を紹介していきます。
今月は出会いと別れの季節におすすめのエモBLを3作品紹介します☆

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今月のスギノ☆イチ推し作品

      • マイディア・エージェント (上) 【電子限定おまけ付き】

        マイディア・エージェント (上) 【電子限定おまけ付き】

        完結

        注目度No.1デビューコミックス! 上下巻同時発売!! 氷の男と呼ばれる理一は、大財閥の御曹司を警護するボディガードたちを束ねる敏腕エージェント。 ある日、破天荒だが仕事はヤリ手な大型新人・橘の教育係に任命されるが、橘は早々に給料を使い込み、住む部屋すらないと言い出した。 家に住まわせ、公私に...

        初めての恋愛感情に戸惑う受けと、受けを愛する攻めのバディはまさにエモ!

        【カップリング属性】破天荒ボディーガード×ウブ上司

        バディもの、いいですよね。
        ふたりが違う個性を持っているほどに際立つ魅力に、まんまとやられてしまいました。

        『マイディア・エージェント』には良質なバディから摂取できる栄養がこれでもかと詰まっています。

        青柳理一(受)は一見クールビューティながら、実は恋愛経験皆無でウブ。
        距離近めでグイグイくる大型新人の橘真利生(攻)にタジタジ。

        ひょんなことから同棲も始まってしまい、
        これはあっという間に理一が真利生に懐柔されてイチャラブのパターンか、と思いつつそうではなく。
        ふたりの関係は丁寧&丁寧&丁寧に深まっていきます。


        理一がはじめての恋愛感情に戸惑っていることを、きちんと理解してペースを合わせてくれる真利生。
        「きっとこのふたりだったからうまくいったのだろうな」という納得感があります。

        はじめはチャラい印象だった真利生は理一のことをしっかりと考えてあげられる男で、
        「氷の男」だなんて呼ばれていた理一も、真利生のことを考えると乙女みたいになってしまうかわいいやつでした。

        そんなギャップに魅せられて、読み進めるたびにどんどん彼らが好きになります。

        作者のヱビノびすく先生、なんとこれがデビュー作。
        絵柄も綺麗で、ストーリーもキャラクターもピカイチ。次回作も楽しみです!

        上下巻ですっきりと読むことができ、グリーンとオレンジのカバーがとてもオシャレ(裏表紙もお忘れなく)。
        是非、あなたの本棚にも並べてみませんか?
      • のみ×しば

        のみ×しば

        全寮制の男子校に入学して早2年、恋とは無縁の野宮に異変!? 女の子顔負けの可愛さを誇る同室の御子柴を見るとドキドキするのはなぜ? 俺が好きなのは柔らかいおっぱいのはずなのに…! 理性と本能が交差する、思春期男子の青春ドタバタラブコメディ。

        甘ずっぱい高校生の恋愛。きらきら、若々しく、爽やかなBL。

        【カップリング属性】黒髪男前攻め×健気可愛い受け

        大人になると高校生の恋愛模様はとにかく眩しい。強い日差しを浴びている植物の気分になります。
        本作のコマのアクセントにも植物が。眩しくみずみずしい二人の恋愛模様の象徴でしょうか。

        男子校の寮で同室暮らしの野宮と御子柴。
        野宮はかわいい御子柴くんが気になっています。
        きっかけは、ミスコン(男子校ってミスコンやりますよね)で見せた御子柴くんの女装姿。
        御子柴くんも男子に無理やり迫られているところを助けられて以来野宮がすき。
        両想いです…!

        ただ、ふたりとも「相手は男から好かれるなんて嫌がるんじゃないだろうか」と考えていて、なかなか踏み出せずにいます。

        「好きだなんてバレて嫌われたくない」と、気持ちを隠しながら過ごす日々…。

        バレていないと思っているのはふたりだけで、周りはちゃんと気が付いているというあたりも高校生っぽくてエモい。
        青春だなぁ。

        この作品には、甘酸っぱいシーンがたっぷりあります。
        係の仕事で運んでいるノートの束の一番上に偶然野宮の名前が見えてキュンとしている御子柴くんや、
        かわいい御子柴くんに対して余裕がなかったりする野宮。
        高校生の恋愛ってこうだったな、という優しい懐かしさを感じました。

        修学旅行のエピソードもグッド。
        胸キュンBLをお探しの方にはぜひ読んでみていただきたい。

        読後には皆さんと「柴、野宮といい感じらしいぜ!」なんてコイバナがしたくなる、そんな作品です。
      • オレとあたしと新世界1

        オレとあたしと新世界1

        完結

        しのぶが店子をやっているゲイバーに、同僚につれられてやってきたマコト。どう見ても外国人にしか見えないその風貌に興味を抱いたしのぶだが、オネエとノンケではそもそも恋が始まるきっかけすら見えなかった。そんなある日、マコトが店に血まみれであらわれて…!?

        10年の時を経て…せつない人間ドラマ

        【カップリング属性】黒髪美人オネエ×見た目外国人の筋肉男子

        僕のBLへの入り口となった作品です。

        日本育ちで英語はわからないけれど、見た目が外国人のマコト。
        彼は日雇い現場の同僚に誘われて訪れたバーでオネエのしのぶに出会います。

        導入はコミカルで、登場人物はどいつもこいつも濃くって魅力的。
        読み始めてすぐに彼らが好きになりました。

        「このまま幸せになっていくのだろう…。そうなって欲しい…。」と思うのですがそうはいかない。

        ふたりは事故に巻き込まれ、しのぶは意識不明に。
        なんとそのまま10年の時が過ぎてしまいます。
        この緩急…!!「どうしてそうなる!」と思わずにはいられませんでした。

        しかしこのバランスが素晴らしいのです。
        センシティブな内容ながら、決してシリアスになりきらない。

        絵力や構成力がそうさせているのか、さらに一層この世界に引き込まれました。
        まさに商業BLの良さが詰まっている…。

        僕はこの作品をしのぶとマコトの友人のひとりになったような感覚で読み進めていきました。
        作中で10年が過ぎていく中でふとした瞬間に「自分だったらどうだろう」と考えさせられることも。

        自分の幸せを考えてもいいのに「あんたに変えてもらった自分を失いたくなかった」と独り身を貫くマコト。

        これが、尊い…!
        心のヘレンケラーが初めて触れた「尊い」に驚き叫ぶ声が聞こえました…。

        王道じゃないかもしれない。だからこそ、心に刺さるドラマがあります。

        是非チェックしてみてください!

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今月オススメの作品をご紹介!

BL営業担当・スギノ

学生時代は某テーマパークでゴンドラを漕ぎながら、大型書店の女性向けコーナーでアルバイト。
印刷会社勤務を経て現在ブックライブでBL出版社の営業担当。身長183センチ、元バレーボール部。
好きなマンガのキャラクターは跡部様(『テニスの王子様』)

男性目線で感じたBLの面白さを紹介したい!
「男が推す♂推しBL」が、新たなBL作品との出会いのきっかけになれたら嬉しいです!

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