黒衣(KUROGO)さんのレビュー一覧
レビュアー
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三者三様か
初見は幼馴染メインで描くと思いきや、途中から義妹やギャルの描写が多い事に残念。最初から最後まで幼馴染メインで貫いて欲しかった
これ続編ありきのないようだが、続きはあるんですかね……? -
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異世界のホームドラマ
原作が無事完結して数年経つが、異世界モノで好きな作品の一つ。主人公の青年デイルが次第にラティナにメロメロにされる過程が面白い
二巻で明らかになる事実を知れば確かに溺愛するのもある種止む無しか
異世界系の作品は転移や転生が多く、それらの殆どは現地人を相手に無双したり、パワーバランスを壊すような外来種的な侵略行為が多いが現地人しかいない作品だからこそ、デイルの強さや非情さが伝わるのも納得。昨日まで平穏に暮らしてきた奴らがエグイ事なんて出来ねえだろ、と
この巻と次巻で伏線を張り、それが3巻辺りから回収されていく事を含めても設定云々も練られてていい
これくらいにアニメもキチンと作って欲...続きを読む -
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不幸なだけじゃない和泉くん
ついこの間アニメ化もされた春アニメ。その原作漫画ですが、初っ端から名言が飛んでくるとは
これラブコメの体で終わってるけど、和泉母にとっては息子の歩んだ半生を全肯定してくれたら本当涙流してもいいと思うんよ
更にそんなところ(痛みを知るからこそ、自分を憐れむ事もなく、相手の心配をする)に惹かれたって自信を持って言ってくれるとかさ
11P目は隠れた名シーンと思うし、その後に式守さんを見送る和泉の姿もいい
数年前は子供だった彼もいつのまにか好きな女の子がいる大人になってるんだな、って
過大評価っぽい文章だが、この誕生日回(17話)はそう思えた(ちなみに女性から男性へおでこにキスするという...続きを読む -
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明日へと駆け出してゆこう
本編は第六巻で堂々のフィナーレを送ってるが、これはその番外編も含めたとある”その後”などのお話
「セイント・テール誕生!」
→聖なる尻尾の誕生秘話。と同時に聖良ちゃんや飛鳥Jrなど接点も何気にあったのか(笑)しかし、よくよく考えればこのお父さんが色んな意味で重要な立場してるよな(怪盗ルシファーを引退させ、怪盗セイント・テールのマジックにも影響している)
というか、セイント・テールの名付け親兼黒幕はやっぱり聖良ちゃんだったか……。
「クリスマスの贈り物」
→怪盗セイント・テールのアフターストーリーズ。年末を迎えたとある日の出来事。今までの憑き物が落ちたように彼氏の言動に
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純心
怪盗セイント・テールとそれを追う探偵見習の少年飛鳥Jr。その二人を巡る物語の決着――その第六巻
「パンドラの少女」
→終わりの始まりの回。お互いの恋慕に気付いた初々しい二人が堪らん(断言)「なんにも、いらない……っ」と答える芽美ちゃんのいじらしさよ。恋を自覚して何処か子供っぽさも抜けた飛鳥Jrが初期と比べて大人っぽくある。恋は人を成長させるか
一方で自分の恋と怪盗としての責務に板挟みにされる芽美ちゃんが辛くみえる。聖良ちゃんの指摘もある通り
最早彼女には怪盗が出来ない。本来はそういう性格ではない以上は
「鏡の中の真実」
→娘の苦しみは母の苦しみ。次なる手は、の回。そのネ...続きを読む -
虹の麓にある宝物
近くて遠い関係――そんな二人の恋が急展開を迎える第五巻。冒頭からセイント・テールに対する複雑な感情を読んだリナちゃんが強硬策に打って出る
「二人の小夜曲(セレナーデ)」
→偽の予告状と白鳥の回。偽物を語る相手は数知れど、これは流石に犯罪そのものでは(汗)
追う追われる以外に芽生えた二人の関係も流石の聖良ちゃんも気付いてしまう辺り、もう隠し通せてない
後編ではまさかの共闘とは……意外と話を覚えていないものだな(大汗)
逃げる(バレたくない)捕まえる(正体を明かしてやる)者同士の関係、その先にあるのはどんな関係なんだろうか
「海に帰った真珠」
→水族館での初デート回?(た...続きを読む -
近くて遠い
「怪盗セイント・テール」の正体が「羽丘芽美」と思い始める飛鳥Jr。そして悩める子羊に答えようとするセイント・テールこと羽丘芽美
二人の微妙な関係と周囲の人々も絡む第四巻目
「クリスマス・コメット」
→彗星とクリスマスの一時。彗星を盗み出す方法なんて中々洒落てるが……これどちらにも同情出来るのがなあ
飛鳥Jrの大事なものの答えも面白い。こういう一本気のある男性キャラは嫌いではない
「スノー・ドロップの魔法」
→偽の予告状騒ぎと白雪姫探し。近くて遠い関係。真実を知れば嫌われると思い込み始める芽美ちゃんの心境が切なくなってくる
「秘密のバレンタイン」
→「緑も深き」が流れ...続きを読む -
鏡に映し出される真実
意外にも衝撃的な終わり方をした第二巻目。そこからの三巻目となってます
「飛鳥Jrの一番長い日」
→賭けに翻弄される芽美ちゃんことセイント・テール。その賭けは意外な結末を迎える事になったのだが……
この後の一連の流れが非常にエモい。これ間接的な告白と見てもよろしいのですねw。後、36Pが個人的にお気に入り
「ダイヤと夜空とハリネズミ」
→ハリネズミのルビィ初登場回。その初登場回で結構重要ポジにいます(大汗)
一方のセイントテールにも心境の変化が。これもう盗まれつつあるかw。
「パートナーチェンジ」
→新聞部の佐渡初登場回。まさか最初は乙女の敵だとは(笑)乙女の敵に乗り...続きを読む -
怪盗少女を追う者たち
ある意味、一巻目で完結してもいいと感じるほどに傑作だったセイントテール。その続巻となる第二巻目です
何て言うか、自分の中では二期っぽい雰囲気あるんだよなあ(笑)
「セイント・テールの初デート」
→20Pのやり取りのじれったさが面白い。何だかんだ言って芽美ちゃん意識してるじゃないか(笑)今回のターゲットは人形なのだが
その行き違いも一つのコンセプト。そこからの駆け引きの応酬も悪くない、「木を隠すなら森の中」とはよく考えたが、この森の中から本物を見抜いた飛鳥Jrもやるじゃないかw。これは確かにときめくな。しかし、娘も娘なら両親も両親か
「チェリー・ブラッサム」
→今回は見事にセ...続きを読む -
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ミックスナッツ
袋に詰められたナッツのような世間でのお話。最近アニメ化された際に拝見したが、まさに「アーモンド」や「カシューナッツ」「クルミ」など様々なナッツ類を混ぜ合わせた嗜好品のように「スパイ物(のシリアスさ)」や「コメディ要素」「ヒューマンストーリー」が物語に詰められて楽しめる一冊となっている
互い互いが正体を隠して『一つの家族』として任務を遂行する本筋が面白い。仮初めの関係でありながら、娘(設定)のアーニャが鎹としてロイド、ヨルの両者の危うい関係を取り持ってるのも興味深い
ロイドは『任務』のために
ヨルは『仕事』のために
アーニャは『居場所』のために
仮初めから始まった疑似家族が...続きを読む -
俺たちの戦いはこ(ry
かつて2015年にアニメ化され、そのまま成家氏のコミカライズで始まった「アブソリュート・デュオ」
その最終巻のレビューですが……まあ、この作品が好きで紙媒体で原作も漫画版も買った自分として、この四巻目の薄さは一体……。
しかし最後まで成家氏が一応の完結まで描いたので、今更ながら成家氏、いや、成家さん本当にお疲れ様でした
自分としては肉感溢れたみやびが見られたので非常に満足でした。欲を言えばもっと見たかったんですが
(さて、ここから本当に忌憚のない意見となってますので、ネタバレを避けたい人は注意して下さい)
えーと、まず前巻で急な終わり方を迎...続きを読む -
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享けるは北方の試練の地
・赤髪の白雪姫 ~本編
一難去って以降は特に大きな波乱もない8巻。タンバルンの使者から宿屋での一幕だったり、オビの過去話とか
下地が出来てるからこそ、白雪の過去のなさがやや目立ってくる(例えばタンバルンに残してきた知り合いや友人についての話が皆無とか)
それと今更ツッコむのも非常に無粋だが、ゼンの立場を考えれば見合い話の一つがないのも気になる
王子妃の立場を狙う令嬢などごまんといるだろうに(要するに白雪にとってのライバルが皆無)。北方の地まで行けば尚更
少女漫画してた全巻から、方向転換しつつある8巻だが……果たして -
微笑みの温度、大切な場所
・赤髪の白雪姫 ~本編
白雪を傷つけた「海の鉤爪」に制裁を与える7巻。女頭とばっちりのまま、フェードアウト
全巻で見せつけた余裕綽々は一体何だったのか。
父親である武風のエピソードは中々勿体ない。これうまく白雪の話に組めばバックボーンとして成立するだろうに
一方の白雪はゼンやオビとイベント発生しているし、これもうどちらが本命か分からねえな
その一方でラジの覚醒は中々、これも今後うまく組み込めばゼンのライバルになれただけに非常に残念
しかし疑問が。結局「山の獅子」に関する扱いが有耶無耶に終わってるのは納得がいかない
まあ、白雪の身内&白雪奪取に尽力があったからこそ、処遇...続きを読む -
出会う…初めての色
(別の巻数と間違えていたので、書き直し)
・赤髪の白雪姫
この第四巻でいよいよ物語は一つの区切りを迎えていく……のだが、一つ気になる事が
白雪はゼンの何処に惹かれてたのかが、やや唐突な気がしてならない
確かに13話はそれに値するが、それまで白雪は恋心を抱かなかったのだろうか?
(逆にゼンは出会った時のやり取りから、白雪に対して好意を周囲の者にも筒抜けとなっている)
そこが非常に気になるが、正直赤髪の白雪姫のピークはここまでだと個人的には思う
LaLa DX的には売上的に響くも、ここで物語を綺麗に終わらせた方が今後の展開を思うに良かったのかも知れない
そう思える巻...続きを読む -
この道は予感の結晶
・赤髪の白雪姫
宮廷薬剤師に合格、お仕事初めからイザナ殿下登場まで。ゼンの王族故の苦しみからラクスド砦での騒動
殿下帰還からの一悶着と目まぐるしい展開が続いていくが、最初の殿下はもう少し切れ者感があった(過去形)
ここで悔し涙を見せる白雪が、どうして数巻後にああなったのか……。
・僕らをつないで
幼馴染トリオの一人があの世から残りの二人を見守るためにやってきた物語
仲がいい故の居心地の良さ、そして当たり前だった存在、近しい故に見えそうで見えなかった想い
失ってから気付く事など、まさに「過ぎ去りし思い出」という奴か
それにしても、有澤と雨咲の関係がどことなくゼンとオビ...続きを読む -
出会い…色づく運命
・赤髪の白雪姫
かつてアニメ化もされた王宮ファンタジー、その第一巻だが……数巻後でのgdgdっぷりを見るに
もう少し1巻で尺を伸ばしても良さそうだったと思える(第一話の段階で既に数巻使っても良い規模だし)
テンポこそ良いが、これでは白雪が暮らしていたタンバルン王国の事もほぼ不明瞭なままであるし
後々描かれる白雪のバックボーンにも繋がらない(アニメ版はうまく補足していたようだが、それでも足らない)
ゼン一行(もといミツヒデと木々)も、まさか数巻後でああゆう事になるし
・八月の四季彩
葉月と佑人たちとのひと夏の物語。正直こっちの方が恋愛も青春もしている
灰色の世界に”彩...続きを読む -
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エロビアの泉
「人間は無用な知識が増える事で快感を感じる事が出来る唯一の動物である」
かの有名なSF作家のアイザック・アシモフはこう語っていた
で本作は性知識が豊富で好奇心旺盛な高床式さんが恋人の根住くん相手にエッチな雑学を披露するラブコメとなっています
ナイスバディな高床式さんが様々なアピールを行いつつ、イチャ付くという実にシンプルな内容で、それ以上でもそれ以下でもない
当初こそは高床式さんがヤベー奴だと思っていたが、回を増す毎に根住くんのヤバさも段々と判明していくところも笑える
ここまで相思相愛なカップルは多分他にいない。他の方も言われてますが、作者...続きを読む -
大人の遊び
値段がお手頃だったので、購入。内容は幼馴染である年上+眼鏡っ娘な巨乳ちゃんと主人公が
官能小説に書かれているシチュを再現しようとするラブコメ
危機管理が出来てないゆき姉ちゃんが色んな意味でヤバいです(笑)
主人公も流される形でアレコレしてしまうが……これまともなストッパーがおるんかな(大汗)
色々と心配になってくる終わり方ですが、次巻は果たして?
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