【感想・ネタバレ】怪盗セイント・テール(3)のレビュー

マジックを巧みに使い、怪盗として困っている人たちを助けるために活躍する、怪盗セイント・テール。
その正体は、手品師の父を持つおてんばな中学生の女の子・芽美。
セイント・テールのスラっとした手足とポニーテール、当時かなり憧れていました。

変身する前の姿とのギャップ、派手なマジックなどもときめきポイントだったのですが、彼女を支えるキャラクターの魅力が圧倒的。
シスター見習いである、友人の聖良はセイント・テールの良き理解者。彼女との決めセリフ「神のご加護がありますように」は、ちょっと百合っぽくてドキドキ。
そして、刑事の息子である名探偵・アスカJr.。芽美の同級生でもある彼はセイント・テールを捕まえるのは自分だと心に誓い、現場に必ず駆けつける。
ライバル同士のはずなのに、一途にセイント・テールを追い求めている姿を見ていると、もはやかけがえのないパートナーに見えてくる…。
そんな関係性が切なくて、永遠に胸キュンできるシリーズです!

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鏡に映し出される真実

意外にも衝撃的な終わり方をした第二巻目。そこからの三巻目となってます

「飛鳥Jrの一番長い日」
→賭けに翻弄される芽美ちゃんことセイント・テール。その賭けは意外な結末を迎える事になったのだが……
この後の一連の流れが非常にエモい。これ間接的な告白と見てもよろしいのですねw。後、36Pが個人的にお気に入り

「ダイヤと夜空とハリネズミ」
→ハリネズミのルビィ初登場回。その初登場回で結構重要ポジにいます(大汗)
一方のセイントテールにも心境の変化が。これもう盗まれつつあるかw。

「パートナーチェンジ」
→新聞部の佐渡初登場回。まさか最初は乙女の敵だとは(笑)乙女の敵に乗り換えられる鈍感キングェ……。
学院祭のおまじないに絡む話も中々。そして最後にも胸キュンがw。嫌じゃないのかあ……。

「鏡の中の芽美」
→セイント・テールまさかの冤罪騒ぎ。まあ、書いた記事の相手が相手じゃねえ
鏡に伝わる伝承が芽美ちゃんの心境と被るのも面白い。アンティークの鏡は彼女の願望も映していたのか(その隣でセイント・テールの事ばかり考える飛鳥Jrとの近くて遠い関係もいい)

取り返す刹那、そこに映し出された姿はまごうことなき真実。その真実が二人の関係も照らし出したか

【総評】
知られてはいけない関係も少しずつ変化が生まれる。誰かの言葉を借りるとするなら『真実は一つではない、真実は人の数だけある。でも 事実は一つ』。そのお互いの真実を知った時、二人に何が起こるのだろうか?

#エモい #ドキドキハラハラ #萌え

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2022年05月05日

Posted by ブクログ

ハリネズミのルビィと新聞部の佐渡くんが登場。
リナのことはかわすことができたけど、アスカJr.が、芽美=セイント・テール?とほんのすこーし思います。

0
2010年08月26日

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