【感想・ネタバレ】怪盗セイント・テール(7)のレビュー

マジックを巧みに使い、怪盗として困っている人たちを助けるために活躍する、怪盗セイント・テール。
その正体は、手品師の父を持つおてんばな中学生の女の子・芽美。
セイント・テールのスラっとした手足とポニーテール、当時かなり憧れていました。

変身する前の姿とのギャップ、派手なマジックなどもときめきポイントだったのですが、彼女を支えるキャラクターの魅力が圧倒的。
シスター見習いである、友人の聖良はセイント・テールの良き理解者。彼女との決めセリフ「神のご加護がありますように」は、ちょっと百合っぽくてドキドキ。
そして、刑事の息子である名探偵・アスカJr.。芽美の同級生でもある彼はセイント・テールを捕まえるのは自分だと心に誓い、現場に必ず駆けつける。
ライバル同士のはずなのに、一途にセイント・テールを追い求めている姿を見ていると、もはやかけがえのないパートナーに見えてくる…。
そんな関係性が切なくて、永遠に胸キュンできるシリーズです!

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ネタバレ 購入済み

明日へと駆け出してゆこう

本編は第六巻で堂々のフィナーレを送ってるが、これはその番外編も含めたとある”その後”などのお話

「セイント・テール誕生!」
→聖なる尻尾の誕生秘話。と同時に聖良ちゃんや飛鳥Jrなど接点も何気にあったのか(笑)しかし、よくよく考えればこのお父さんが色んな意味で重要な立場してるよな(怪盗ルシファーを引退させ、怪盗セイント・テールのマジックにも影響している)

というか、セイント・テールの名付け親兼黒幕はやっぱり聖良ちゃんだったか……。

「クリスマスの贈り物」
→怪盗セイント・テールのアフターストーリーズ。年末を迎えたとある日の出来事。今までの憑き物が落ちたように彼氏の言動に
一喜一憂する芽美ちゃんに中々ニヤニヤ出来る。その一方で募る想いも多々あるようで

いつでも、いつまでも、女の子は彼に愛して欲しいと願うものだな

「聖良ちゃんと佐渡くん」
→変わり者二人の不思議なラブストーリー。若くして神様に一生を捧げた少女に寄り添う方法は意外な事だった
神様に全てを捧げようとしても捧げる事が出来ないものが彼女の心にも出来た。純白の心に初めての色を落としたのだな
青春はこれから、青い春をしてはならないと教義に書かれてはないからな

割と本編の二人(芽美×飛鳥)に次いで結構好きかも知れない。続きも見てみたかったなあ

「ひ~ふ~み~」
→額に傷のある女の子とそれを探してる男の子の再会の物語。運命の相手かもしれない男の子はデリカシーがない
けれど段々と気になっていく。明かされる事実と募らせた想い、その結末にもう羊はいらない

代わりに数えるのは今まで募らせた君(初恋相手)への大好きな想い、か――これ、元は幼馴染同士の関係なんですよね?
いいじゃないの、結構これ大好物ですw。

「真夏にジャストミート」
→計算する女の子と真夏の物語。慣れない子守りに悪戦苦闘しつつ、好きな男の子に距離を掴もうとする姿がまさに青春してる
それにしても子は鎹とはよく言ったものだな

【総評】
いつまでも心の片隅でいいからセイント・テールの事を覚えていて欲しい、立川先生はそう仰られましたがこちらも決して忘れません
いつまでも僕の心の中に覚えておきます。世界で一番優しい怪盗とそれを追う探偵の素敵な物語ありがとうございました

#癒やされる #エモい #萌え

0
2022年05月05日

購入済み

セイントテール!!!

クリスマスの番外編がとてもよい。
最終回は6巻で完結しているけど
芽美と飛鳥Jr.のその後の関係が描かれてて
もうとてもきゅんとするので、ぜひ、読んでほしい!!!

0
2021年02月10日

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