【感想・ネタバレ】宇宙兄弟(15)のレビュー

あなたの幼いころの将来の夢は何ですか?もし叶わなかったのなら、その夢をあきらめたのはいつですか?「夢を持ちなさい。」、「夢を簡単にあきらめるな」と人は言うが、そう簡単に誰しも夢が叶うわけではない。一度現実を見てしまうと人は、夢を追いかけることを捨て「どうせ無理だ」とブレーキを踏んでしまうものである。
 宇宙飛行士の弟・日々人を持つ兄・六太は、幼いころにした「二人で宇宙飛行士になる」という夢を果たせず、また一人先に宇宙飛行士になってしまった弟に対し嫉妬心を抱いている・・・。そんなある日、六太のもとへ新規宇宙飛行士選抜試験の書類審査通過の通知が届く。六太は兄として日々人に引っ張られることを嫌がりながらも、忘れたふりをし続けた「宇宙飛行士になりたい」という思いを抑えられずにいた。
 立ちはだかる数々の試験を突破し、六太は無事宇宙飛行士になるという夢を叶えることができるのか!?挫折と苦悩が入り混じる、31歳無職の男の挑戦に目が離せない。

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購入済み

これは!

毎度、シャロンのエピソードには泣かされてしまいます…。 本巻はシャロンのエピソードは終盤にあり、 そのエピソードで、「人生」というものを考えさせられます。 また、本巻は漫画のタイトルどおり、 「宇宙兄弟」 というのが当てはまるような感じで、 今まで弟であるヒビトの想い、というのが表に出なかったのが 本巻ではそれが出てきて、それがお互いの成長を 促している感じで、非常に心地良いエピソードでした。

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2022年10月11日

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購入済み

対照的なムッタとヒビトが描かれている一冊だなぁ。
ヒビトは見てて胸が苦しくなります。一方ムッタは応援したくなります。

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2022年09月30日

購入済み

ロシアの子供

世界各国、ティーンエイジャーは似てるなあ。
好きな人の前では大人ぶってオシャレして。
父親はあたふたと見守ってたり…

ロシアを特別なものとして描かず、
比較的、そのまんまな描き方をしているのがとても印象が良かった。

世界中、どこも同じ。
人は人。

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2021年02月27日

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ネタバレ

落馬したら怪我したままでもとにかく一度すぐ馬に乗れ
という話を聞いたことがありますが
やっぱり大事なのだろうと思います。
間が空いてしまえばしまうほど恐怖感が先に立ちますし
そうなればネガティブな気持ちになって
余計うまくいく気がしなくなってしまいます。
ロシア式の方が正解だったろうと思いますし
ってしまえば日々人がPDになったのは
「NASAのせい」とも言える気がするのです。

何もできないと落ち込む日々人によくしてくれるイヴァン。
酒を飲むくらいはできる、お酒を飲む気にならなくても
飲んで解決することはなくても
同じ酒を飲むことで胸襟を開くことができることもあります。

オリガは一般的な15歳の日本人の感覚からしたら
礼儀正しくはないですが、
大人ぶっている姿がだんだん可愛く見えてきます。

出来ると言う経験を得ることが大事というのは
本当に絶対そうなのです。
小さなゴールを作ってそれを積み重ねろという話もあるわけですから。
でも、やっと前向きになれた日々人にタイムリミットが訪れてしまいます。
約束できない、とオリガに正直に言ってしまう日々人。
でも、また会いにくるよオリガと心の中で語りかけます。

戻ってきた日々人が、ちゃんと言われた通り
ムッちゃんへのお土産にマトリョシカを渡すのが可愛いです。
何か隠してるだろ、と言われてドキッとするのも
本当に隠したいのか、実は話したいのか複雑な心境なのではないでしょうか。

身重の奥さんだけでは自転車の練習に付き合えず
ふうちゃんが自転車にまだ乗れないというのが
リアルな描写でした。
でも家に来て話せるくらいケンジとムッちゃんが相変わらず仲が良いのかとても安心できます。

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2019年08月15日

Posted by ブクログ

友達にお借りして読み始めた宇宙兄弟!

面白いっ!登場人物一人一人のキャラが好き!
怖い人、嫌な奴でもどこかしら愛嬌があって、そしてやっぱり何より南波兄弟が面白い!
今回はついに月の訓練へ向かうムッタと壁に直面するヒビト。それでも目指すものは一緒。
何か一つに夢中になれる、大事にできるって素晴らしいこと、すごくかっこいいこと。
素敵です!

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2014年09月26日

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なまけ気味だったり、すぐにつらいことから逃げてしまおうとしたり、誰でもそうなんだけど、そこでどんなふうに踏ん張るか。
オリガは見た目は美人だけど、なかみはほんの少女みたいで、純粋でかわいいです。

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2012年12月27日

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自分で気付いて動き出さない者にかけてやる優しい言葉などない。(ロシアの英雄 イーヴァン・トルストイ)

人に見られる事をするには、見えない踏ん張りが必要なの。
苦しくて苦しくて大変な演技ほど美しく見えるの。(オリガの母 エミーリア)

大事なのは『出来る』という経験を得る事。(イヴァン)

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2012年10月16日

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絶望からの蘇生か否か。

オリガのバレイにためいき。とりはだ。
ガガーリンの2階級特進の憂鬱。

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2012年04月27日

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ネタバレ

ヒビト回。ただ、前半はちょっとイライラする。ヒビトらしくないぜ。
イェーイって、いつ言うのってしょっちゅう聞いてくるオリガの問いかけに、ようやく答えたところからヒビトのターンが始まるはず。
16巻が気になる。

再読追記2020
イヴァンはほんといい人だな。さすがロシアの英雄。大人ぶってるオリガがかわいい。さすが15歳。ガガーリンの地球は青かったの真相を次回に教えるっていうのは、長い伏線。
そして、ムッタは月訓練開始。

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2014年03月31日

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ネタバレ

今回はヒビチョフにスポット当てた巻なんだけど、やっぱりグッときちゃったわ。やり過ぎずにいい具合にハートをつかんでくれるな~

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2011年10月24日

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あぁ早く続きが読みたい。。だんだん重いストーリーになっていくけどいつまでもこのワクワクするストーリーが続いてほしい。モンスター漫画、ワンピースのように。。

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2011年10月16日

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バヤーイ!

ちょっと暗いけど、ヒビトの苦悩っぷりに萌え。
新たな登場人物オリガのツンデレぷりも可愛く、二人の関係も興味深い(つーか、ムッタとセリカさんよりいい感じじゃないですか?)

今回の主役は、完全にヒビト。
月での体験から、宇宙服を着るとパニック障害に陥るようになったヒビトは、単身、ロシアに行く。

「一人になるな、と私は言ってるんだ」

いつもながらに名言が多いです。

頑張れヒビト!

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2011年10月12日

購入済み

あー日々人が大変なのに私はオリガにヤキモチをヤイテイル…。日々人がしんどいのにそんなことよりオリガがうらやましい…。いーなー日々人と仲良くなって…。

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2021年10月08日

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イヴァンいいな。
ヒビトももっと早く一緒に飲めばよかったのにね。
酒を呑むってのは度数を合わせることに他ならないってのは、まぁ人によって酩酊までのアルコール量とか違うんだしどないなん?とは思った。

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2019年12月18日

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●「大事なのは“できる”という経験を得ること」。ロシアで日々人はトラウマを克服するためのトレーニングを開始した。

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2019年07月20日

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パニック障害の日々人が主役。ロシアで克服の途中で呼び戻される。こういう異端の人を能力の高い人として登場させるというのが一つのパターンですね。

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2018年09月08日

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ヒビチョフの恐怖症克服への道のり。
しかし、克服したとしても、1度、レッテルを貼られると、人が足りないところならともかく、競争率の高いところでは辛いなぁと思います。

弟が動いているときは兄が止まる。兄が動き出せば弟が止まる。
ままならない世の中だけど、だからこそ、お互いに支えたり、高め合ったり出来のかもしれません。

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2017年12月27日

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ネタバレ

おすすめ度:85点

月での事故が原因で、宇宙服を着て緊張状態に置かれると、発作に襲われるようになってしまった日々人。
このままでは宇宙での船外活動ができず、希望する月ミッションには加われない。そのため日々人は、兄・六太には病状を伏せたまま、かつての自分を取り戻すべく、極寒の地・ロシアへと向かった。
そこで待っていたのは、日々人のことをヒビチョフと呼ぶ、宇宙飛行士・イヴァン・トルストイだった。ロシアの英雄でもあるイヴァンの家に招待された日々人は、彼の妻・エミーリアや、その友人たちに囲まれ、酒を飲み交わし、楽しい時を過ごす。
「心の健康のためには、ある程度の酒は必要なのだ!」
しばらくすると、そこにイヴァンの娘・オリガ(15歳)が帰宅した。そっけない挨拶をし、まるで日々人に感心がないかのように去っていくオリガ——だったが、彼女の頬には緊張の汗が流れていた。実はオリガは、アニメ『Mr.ヒビット』のモデルになった日々人の、大ファンだったのだ。
イヴァンは日々人に「頼みがある」と、映像データーが入ったDVD『オリガの成長記録1』と、ビデオカメラを日々人に手渡した。なんでも、明日ダンスコンクールがあり、オリガが出演するという。自分は訓練と重なって行けないため、日々人にオリガを撮影してきて欲しいというのだ。
ほろ酔いで帰宅した日々人は、早速オリガの映像を観ていた。画面の中のオリガは、何度やってもうまく踊れず、すぐにいじけては怒られていた。明らかにまわりの子の方がうまい状況に、オリガにバレエは向いてないんじゃないかとさえ思えてしまうほどだった。
公演当日——。
ビデオカメラを片手に、日々人は劇場へ来ていた。大勢の観客の中、やがて幕が開くと——星空の下で子どもたちが踊り——主役が登場する。驚くことに、主役はオリガだった。舞台を観ながら、日々人は練習を嫌がる子どもの頃のオリガを思い出していた。もっと楽な方がいいと言うオリガに、母・エミーリアは言う。
『人に見られることをするには、見えない踏ん張りが必要なの。苦しくて苦しくて大変な演技ほど、美しく見えるの』
舞台のオリガは美しく、完璧なアラベスクをキメていた。
公演後、日々人はオリガに、自分がパニック障害を治しに来たことを打ち明ける。
「日々人ならすぐ治る」と明るいオリガに励まされた日々人は、その帰り道、彼女が欲しがっていた新品のブーツをプレゼントした。
日々人はコスプレをしながら徐々に宇宙服への恐怖を和らげていこう、という訓練を始める。
ロシアで極秘にリハビリ訓練をしていたところ、JAXAから突然の帰国命令が届く。リハビリに時間がかかっているという理由で、『安全スーパーバイザー』として働くよう、辞令されてしまったのだ。
その夜——。
帰国のため荷物をまとめていた日々人の部屋に、思わぬ来客があった。それは、泣きはらした顔のオリガだった。日々人の処遇を聞いたオリガは、居ても立ってもいられず会いに来てしまったのだ。
「これ……あげる」
オリガが差し出したのは、日々人が観たがっていた、『オリガのダンスの成長記録』の続き。たまに観て、自分のことを思い出して欲しいというオリガの願いのようだった。
オリガを家まで送る道すがら——。
通りかかった公園で、オリガは自分より背の高い、ガガーリン像を片手で示した。ユーリ・ガガーリンとは、世界発の有人宇宙飛行を成功させた、ロシアの宇宙飛行士である。オリガは、イヴァンに聞いたというガガーリンの豆知識を披露。しかし最後までは話さず、「続きは次回、日々人がまたロシアに来た時に」と笑顔を浮かべた。
そして、オリガとの別れの時——。
「じゃね! イエーイ!」
ヒビットの決め台詞を言いながら、みるみる遠ざかっていくオリガ。彼女を最後まで見送った日々人は、自信が持てない自分を悔やんでいた。
『パニック障害を治したら……今度は堂々と、またロシアに来る——また会いにくるよ、オリガ——』
月面バギー開発で見事成果を出すことができた六太は、先輩宇宙飛行士・ビンスに連れられ、新たな訓練の説明会場へと来ていた。
六太たちはこれより数日後から約2週間、NEEMO(ニーモ)で実践訓練をするというのだ。
六太はロシアから帰国した日々人と、朝食を食べながら近況報告をしていた。「やっと自分も月へ行くための第一段階に立てた」と喜ぶ六太を前に、日々人の顔はどうにも浮かない。怪しむ六太だが、まさか日々人がパニック障害で、さらには安全スーパーバイザーに任命されたことなど、思いもしないようだった。

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2015年01月08日

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ネタバレ

オリガさんが出てきて面白くなってきたなと思ったけど、もうお別れかぁ。再開する日が楽しみだ。ガガーリンの話が出てきたけれど、やっぱり宇宙ってロマンだなぁと感じた。

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2014年11月07日

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ネタバレ

ヒビトくんがこんなに苦しむことになるとは、最初読んでた時は想像してなかったなぁ。
明るくパニック傷害を乗り越えようと言ってくれるイヴァン、その娘でバレェダンサーとして努力を惜しまないオリガなど、ヒビトくんを支えるキャラクターもまたよい。

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2012年10月29日

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漫画に勇気をもらったりすることもあるんすよ。ね、そう思う。この漫画はどこまでも楽観的で、未来を明るく見ている。でも、その楽観は努力に基づいていなければならない、という部分も忘れていない。いい漫画。天体望遠鏡が欲しい。(11/12/28)

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2012年08月08日

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ネタバレ

ロシアでもがき苦しむヒビト。一方で宇宙飛行士の訓練をこなし続けるムッタ。ふたりが月面に降り立つ日は来るのか。

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2012年03月24日

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ネタバレ

ヒビトが自分の恐怖心に立ち向かい努力していくストーリーが面白い。

美しさの裏には苦しさがある。
出来るという成功体験が必要であること。

誰しもに通じる内容が詰まっていた。

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2012年02月25日

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楽な演技を延々と続けてお客さんが喜ぶか?
苦しくて苦しくて大変な演技ほど美しく見える

今の私に喝を入れてくれた。

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2012年02月12日

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ネタバレ

1巻からずっと読んできたけど、これは良いマンガだ。
むっちゃんのコンプレックスがよく描かれてる。
私からすれば、むっちゃんもそうとうすごい人だけど…。

アスキャン達のそれぞれの熱い想いに涙することもしばしば。

ひびとのトラウマは克服できるのかな?
先が気になるー。

これは、心のメモにメモっておくべきマンガですな。
好きなのは「自分の敵はたいてい自分です」

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2012年02月06日

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「バカげていると思うか?茶番だと だがこれをやるのが今のお前の現実だ。受け入れろ。大事なのは〝できる〟という経験を得ること」

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2011年10月30日

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ネタバレ

パニック障害になったヒビチョフの復帰への第一歩。

とてもいい。

アメリカとロシアの
パニック障害への取り組みもわかりやすい

できることの積み重ねというのはとても大切で
汎用性がある考えだね。

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2011年10月08日

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いまだ浮上のきっかけが掴めないヒビトと、浮上するムッタが対照的。でも、周りはみんなヒビトに手を伸ばしていて、ヒビト自身も手は伸ばしているんだけど、なかなか。あの体験は簡単に克服できるものでないのは分かるけど、このまま終わってしまうのはいやだなあ。
あと、この巻のキーパーソンのオリガがとても素敵な女の子なので、ぜひ再登場をー!

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2011年10月04日

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ネタバレ

イヴァンのアツさと、オリガの直向きな努力に感化され、パニック障害を克服しようとする日々人。
治らず帰ってくるところがもどかしくて良い。
それでもパニック障害を克服しようとする日々人に、遠いロシアから手を差し伸べるイヴァン。
頑張れ、ヒビチョフ!イエーイ!!

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2011年10月03日

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ロシアには季節が2つしかないね ウォッカ 街で見かけたビビットヘアは 一人なるな オリガの成長記録総集編vol.1 見えない踏ん張り 大事なのは”出来る“という経験を得ること ヒビチョフはコスプレして遊んでるの? ウラジオストック ガガーリン像は2m実物は158㎝ 宇宙飛行士(コスモノート) 当時のボストーク1号って 地球は青かった ムック カペ

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2020年03月29日

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ヒビトぉぉぉぉぉ!!
負けるな頑張れ。
ゆっくり頑張れ。
そしてオリガを迎えに行くんだ!
かわいいよオリガ。
頑張って大人ぶっててかわいいよ。

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2015年09月27日

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ネタバレ

日々人ロシアでの障害克服編。ロシアの飛行士一家が完全の新キャラなのはやや惜しいが、Mr.ヒビットを通して日々人ファンとなっているオリザの存在やトルストイ自身が憎めないキャラとなっていることによって親近感を持って読める。克服しようと希望が見えた矢先の大人の事情によって完全解決させないことで兄弟の目的が簡単には行かないものとして描かれるのがたまらない。
Mr.ヒビットがどうなっているのかについての描写があるのも面白い。特に他クルーの扱いは注目。

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2012年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パニック障害を患った日々人は単身ロシアへ。そこでバレリーナのオリガと出会う。NASAに日々人の病気のことがバレてしまい、日々人はヒューストンへ戻される。そしてムッタはいよいよ月面への訓練、NEEMOが始まる。

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2012年03月08日

Posted by ブクログ

 うーんヒビトが苦悩するシーンが長く続いてそのまま巻終了しましたが、ここからどう立ち直るかっていう楽しみもあるんでなんともいえないとこです。

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2011年10月05日

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