千葉から秋葉原までママチャリで(!)通うオタクな主人公が自転車部に入部し、ロードレーサーとして、また人として成長していく姿を描く本作。
普通なら接することがないようなキャラクター同士がロードバイクを通して出会い、お互いに切磋琢磨し、チームとして成長する姿は見ていて胸が熱くなります。
また、この作品の良さは、ロードレースにおける得意分野がキャラクターごとに異なるところです。チームで一つのレースをこなしていく中で、各々が得意不得意を補い合って、レースをする姿はチームスポーツが好きな方の心にぐっと響きます。スポコンものが好きな方はぜひ読んでみてください。
そしてロードバイクが欲しくなります。ロードバイクで無性に走りたくなること請け合いです。
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決着!!
ついに2日目ゴール争いも決着!
1日目のゴール争いと同じく金城、福富、御堂筋の3人の争いとなった!
そして御堂筋の策略により4秒の差で他二人を引き離す!
1日目は3人同着1位だったが2日目は誰が優勝するのか!?
熱い激戦で手に汗握るレースでした!
インターハイ2日目で再び御堂筋と金城と福富がゴール直前で互いに譲れない思いのために勝利を求める激戦についに決着することが面白かったです。
私も単独派だからスカシくんの気持ちめちゃくちゃよくわかるけど、エースの言葉が凄く染みる。チームの素晴らしさを伝えてくれる。心を託す。なんてかっこいいんだ。御堂筋くんの過去が絶対何かあると思ってたけど好きなタイプだ…
2日目クライマックス
ついに2日目エース対決福ちゃんと金城の因縁の過去話も不器用ながらいい話でした。福ちゃんも2日目勝ったのでこれで一年前の罪から開放されて吹っ切れたと思うので3日目は死闘になりそう。
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2日目のクライマックス。
箱学と総北がトップを走る京伏に迫る。
もはや人間ではない御堂筋の、意外と人間味のあるエピソード。
そして福富と金城の一年越しの勝負が決着する。
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欲しいもののためにすべてを捨てる御堂筋。もはや人間に見えません。
しかし、歪んでしまった彼の生い立ちの中で、唯一の心の支えは母との約束。それは勝つこと。だが、トップでゴールしたのは…
Posted by ブクログ
金城さんと福富さんのエースぶりの描写もとても良かったです。
私は金城さん派ではありますし、正直言えば福富さん面の皮が厚くない…?と思っていたので、
きちんと謝りに来ていたことが描写されたのは良かったです。
これまできちんとそれぞれのキャラの物語を用意し、過去を語ってくれていたストーリー展開。
御堂筋君にもやはり物語がありました。
だからどんなことをしても良いかというとそれはまた別の話ではありますが
多少なりとも読んでいる人たちが御堂筋君へのイメージが少し変わった回なのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
「かまわんわ
チギれろ脚!!」
これが今まで応援したいと思わなかった御堂筋くんを応援する気になった瞬間でした。
御堂筋くんの再起が楽しみです。
Posted by ブクログ
インターハイ2日目、最後のエース対決といえど、主人公がちこっとしか出てこないという(笑)
こうなると、1日め京都伏見、2日目箱学、最終日で総北ってことでいいんでしょうかね~? 大体終わるのが22巻くらい? そーなっちゃうと、終わり? 終わっちゃう? いや、それはダメでしょ寂しいでしょ。
次はもう3年がいなくなっちゃうっつーことで、期待の新人が入ってきて…ってパターンを望む所存です。
さてさてさて、そーゆー未来予想はさておき。
今回は御堂筋の過去話が出てました。なるほど、「母親死んでも」っつーのは自分へ言い聞かせてるとこがあったのね。元々変わった考えの子だったのが、大事な母親を失って、彼女の残した言葉だけを受け止めて、歪んだままに育ってしまった感じですな。
一方、福富は真っ直ぐ育った感じです。自分のアンフェアな行動が許せなくて、菓子折り盛ってお詫びに行っちゃうくらい。そして、図々しくお願いできちゃうあたり、結構恵まれて育った感じがある…(箱学の人たちって結構上流階級っつーか、生活に余裕ある感じだよな。設備とかからして)
そう考えると、金城っつーのは極めて普通に育った感じがする。
一年生で入ってから、自分の実力のなさを解ってから、2年間で彼がここまで自分を鍛えることができたのは、やっぱり自己の強さと去年の福富とのアレがあったためだろうな~。
いつかちゃんとした金城の過去話も見てみたいです。
がっ!!! やっぱり一番見たいのは、主人公の大活躍だけどね~(笑)