猫が足りない作品一覧
-
4.0入社して3年の会社も、付き合いだして3年の彼女も、どちらにも正直飽きてきた。特に意味もなく疲れる毎日。そんな彼女と惰性のデートで訪れたワンにゃんパークで、俺は意外な人物と出会った。職場のヒステリックな女主任だ。休みの日にまで顔合わせたくねーのに…。見つからないようにこっそり主任を観察していた俺は、主任が猫相手に独り言をつぶやいているのを聞いてしまった。主任は上司と不倫していたのだ!そうか、その上司にフラレて欲求不満なんだな…。休みの日にも関わらず猫くらいしか相手にしてくれないわけだな…。可哀相だから俺が癒してあげますよ。猫じゃ足りないでしょ?さあ主任、俺のコレをどうして欲しいのか言って下さい。「熱くてカタイおチ◯ポを、おマ◯コにブチ込んでくださぁい…!!」やばいっすね主任、めちゃめちゃ仕込まれてんじゃないですか。正直引くっす(笑)。でもこれで俺も、なんだか仕事が楽しくなりそうですよ。
-
4.3猫のいない寂しさは埋まるのでしょうか。 生活に猫が足りていないことは、わかっていた――。SNSには猫画像が溢れ、持つ者が自慢するそれを、持たざる者は眺めるばかりだ。愛猫・斉藤くんとお別れして15年近く、心にぽっかり穴を空けていた著者は、その穴を埋めるべく植物を育て始めた。担当編集者に勧められるがまま、なぜか椎茸から! 椎茸、スプラウト、ヒヤシンス……植物に名前をつけ、水をやり、立派に育てあげ、ときには収穫して食べる(!)。猫に思いをはせながら過ごす約二年の日々を綴るエッセイ集。文庫版には「ロスねこ」のその後を書き下ろしで収録する。ウェブ小説丸でのアクセス数第1位を記録した人気作、待望の文庫化。作家・町田そのこさんによる、著者とその作品への愛が溢れる解説も必読。 ※この作品は単行本版『ロスねこ日記』として配信されていた作品の文庫本版です。