島の女の検索結果
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海の彼方の国へ
済州島は、朝鮮半島から約80キロメートル、日本の対馬から約240キロメートル離れた海上に位置する、人口約54万人の島である。深く韓国に根をおろしているが、この島独特の雰囲気があり、気候、風光、ことば、生活様式など、すべてが本土とどことなく違っている。本書は、「海女の島」といわれる済州島の女性たちの生きざまを通じて、「もう一つの韓国」の実像に迫るノンフィクションである。独立心、労働意欲が高く、結婚、出産後も仕事をやめない。彼女たちのことを著者は、「世界でいちばん強い女たち」と表現する。彼女たちのあいだには、それを描く著者を含めて「日本をめざす」というテーマが根強くあるのだという。その生きざまはいずれも、現在の日本では「特異な苦労話」に属するのかもしれない。だが、同時に伝わってくるのは、われわれ日本人が過去に置き忘れてしまった「何か」である。ベストセラー『スカートの風』の著者が描く意欲作。 -
愛紡島の女神サマ
ええっ!?女が男に逆夜這い!? 田舎の離島で繰り広げられる、歴史と伝統のナイトライフ!! 女が男に逆夜這いする伝統行事、その名は愛紡(あつむ)祭り。 祭りの夜は処女も人妻も関係なく、意中の男へと夜這いにゆく――。 事情を知らずに愛紡島を訪れた傷心の男・和泉流(いずみ・ながる)は、滞在初日から女たちに狙われまくり。 そんな中、純で優しい商店の娘・一ノ瀬雫(いちのせ・しずく)に心惹かれていき…? 性の乱れた離島に咲く、一輪のピュアな恋の花!! ★単行本カバー下イラスト収録★ -
黒島の女たち 特攻隊を語り継ぐこと
終戦間際の1945年、昭和20年の春――。 薩摩半島南部にある知覧や大隅半島の鹿屋、串良の飛行場から、数千人の二十歳前後の若者たちが、爆弾を抱えた飛行機とともに沖縄を目指して飛び立った。 自らのいのちと引き換えに、敵機に特攻するために……。 しかしながら、6人の特攻隊員が、鹿児島と沖縄のあいだに浮かんだ黒島という小さな島に辿り着いている。 黒島の人たちは、けんめいに介抱した。 それによって、いのちを救われた兵士たちもいた。 そんな元特攻隊員と、黒島の人たちとの交流は、70年が過ぎた現在でも続いている。 老いとともに途絶えていくきずな。風化される記憶。 それでも、あの戦争を語り継ごうとする人たちがいる! 「あの戦争から遠く離れて」の大宅賞作家が、自らのライフワークに取り組んだノンフィクション作品。