ナラタージュ作品一覧

  • 私だけの所有者
    5.0
    「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。 日本エンターテインメントの最前線&最高峰! 日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIによる奇跡のプロジェクト「はじめての」。 その第一弾となるYOASOBIの楽曲「ミスター」の原作となった、島本理生氏の小説「私だけの所有者 はじめて人を好きになったときに読む物語」を電子書籍で単独配信! アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。 とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書き始めたーー。 ※文字をやや大きくし、漢字にはルビを多めにふっています。 作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説になりました。 ■YOASOBIからのメッセージ 4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。 (YOASOBI composer Ayase) はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。 (YOASOBI vocal ikura) ■著者からのメッセージ 初めての挑戦をたくさん詰め込んだら、むしろ自分の原点とも言うべき、好きな人との物語になりました。恋よりも強い絆で結ばれた「私だけの所有者」にこの短編で出会ってください。 (島本理生) ■著者プロフィール 島本理生(しまもと・りお) 一九八三年東京都生まれ。中学生時代に執筆を開始し、一九九八年「鳩よ!」掌編小説コンクールに作品「ヨル」を応募し当選、年間MVPを獲得する。二〇〇一年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。二〇〇三年『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞、二〇一五年『Red』で島清恋愛文学賞、二〇一八年『ファーストラヴ』で直木三十五賞を受賞。他の著書に『ナラタージュ』『よだかの片想い』『星のように離れて雨のように散った』など。思春期の繊細な感情を鮮やかに表現し、若い読者からの支持も高い。
  • ナラタージュ
    3.9
    お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。
  • Red
    4.1
    夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに――。『ナラタージュ』の著者が官能に挑んだ最高傑作!
  • 映画「ファーストラヴ」劇場パンフレット
    値引きあり
    -
    映画『ファーストラヴ』の劇場パンフレットを電子書籍化! 「ナラタージュ」「Red」を手掛ける小説家・島本理生の直木賞を受賞したベストセラーを原作に、堤幸彦監督が映画化した『ファーストラヴ』の劇場パンフレットを電子書籍化。 北川景子、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介といった豪華俳優陣が、過去に傷を負った人物を演じ、女子大生による父親殺害事件の真相に迫っていくサスペンス・ミステリー。 主要キャスト陣のインタビューのほか、堤幸彦監督、脚本家の浅野妙子のインタビュー、原作者・島本理生と北川景子のスペシャル対談など、ここでしか知ることのできない映画や原作の裏話を収録。 【内容】 ・イントロダクション ・ストーリー ・北川景子インタビュー ・中村倫也インタビュー ・芳根京子インタビュー ・窪塚洋介インタビュー ・板尾創路、木村佳乃インタビュー ・キャストプロフィール ・物語をひも解くキーワード ・レビュー:星野概念(精神科医など) ・監督・堤幸彦インタビュー ・脚本家・浅野妙子インタビュー ・原作者・島本理生プロフィール 映画化された著作 ・挿入歌Uruコメント 「ファーストラヴ」歌詞 ・公認心理師・福島哲夫インタビュー  フォトジャーナリスト・佐藤彗&安田菜津紀インタビュー ・スペシャル対談 島本理生×北川景子 ・レビュー 西森路代(ライター) ・プロダクションノート ・エンドクレジット

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