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不思議な日本語 段駄羅 言葉を変身させる楽しさ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 段駄羅は、日本語の同音異義表現の多様性を生かして五七五の中に異なる二景を詠み込み、思いがけない日本語の変化の落差を楽しむ知的な言葉遊びです。 石川県の輪島塗職人の仕事場を中心に、江戸時代後期から明治時代にかけて大流行し、輪島塗の技術と共に、親方から弟子へと受け継がれて来た伝統文化の一つです。 段駄羅作品の一例を本来の表記法(正調)で示しますと、感染者 ますくにじゅうに 念のため となり、形式は俳句や川柳と同じ五七五ですが中の七音が異なる二つの意味を持ち、上の五と下の五音に、それぞれつながっています。 先ほど平仮名のみで表記された中七の二つの意味を漢字・平仮名まじりで解き明かしますと、感染者 増す国中に /マスク二重に 念のため となります。 このように段駄羅においては、一句の前半の五七と、後半の七五で異なる二景を詠み分けており、実質的には五七七五の短詩型文芸です。 これを現代風に言い換えると、パソコン入力時に起こる「誤変換」を、五七七五の定型詩として意図的にこしらえる知的な言葉遊びであるとも言えます。 楽しい段駄羅作品を満載した本書で、能登輪島に伝わる言葉の変身術の数々を満喫していただけたら幸いです。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
神スキル!!!
朝陽、まひる、星夜の三きょうだいは、めちゃくちゃすごい能力〈神スキル〉を持っていた! ただし、「神スキルをヒミツにする」――これが三人の約束だ。新学期、朝陽は、クラスメイト・久遠さんの父親の様子がおかしいと気づき、三きょうだいで、スキルを使っての初めての調査を開始する! 危ない犯罪組織? 銃? 印刷工場でニセ札!? 大事件の計画を見ぬいた時、久遠さんがさらわれて……! 「警察も解決できないなら、おれたちが、敵のアジトに潜入して、人知れず助けだす!」 手にあせにぎるドキドキの物語の幕が開く! 【小学中級から ★★】 -
用心棒無名剣
その男は黒紋付に黒の袴という身形の浪人であった。五尺七寸はあろうかという長身で、襟元からは厚い胸板が覗いている。手にしていたのは豪剣、同田貫。これから向かう宿場に何か当てがあるわけではない。街道の先に宿場があるにすぎなかった。同道するわけでもなく、若侍の七郎太、僧侶の抜山と、風の吹くまま旅をする日々であったが、不思議なことに、この浪人の過去や名前を知る者は、誰もいなかったのである――。三人が向かう先々では、蔓延る悪に苦しむ者たちがいた。所詮、俺にできることは、彼らの背を押す風にも及ばぬ……。そう嘯く浪人であったが、気づけば同田貫の鞘を払う、頼もしい“用心棒”と化するのであった!無名の旅の浪人が正義の豪剣を振るう、異色の用心棒シリーズ、開幕!!