朧の花嫁シリーズ作品一覧
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4.8舞台は大正時代、函館。旧華族・伊知地家の長女でありながら生まれつき顔にある痣のせいで家族からも虐げられていた清子は両親から妹の代わりに嫁ぐように言い渡され、家を出されてしまう。縁談相手は過去見合いを全て破断にしてきたと噂の実業家、岩倉朔弥。清子はこのお見合いで何かが変わるかもしれないと淡い期待を抱き岩倉邸へ向かうが、「嫁をもらう気はない」と突き放されてしまう。しかし、自分の顔を見ても驚かない朔弥の姿から、清子は彼の目が見えていないことを悟り…。コンプレックスを抱えた2人の望まぬお見合いから始まる大正ラブロマンス、第1巻!◆収録内容◆「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~」第1話~第15話+単行本収録の描き下ろし番外編 ※本作品は、電子書籍「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~」1巻~3巻を収録した単行本「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~1」の電子書籍版です。
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4.2●○●大人気コミカライズ原作、待望の書籍化●○● 大正時代の函館。旧華族の清子は顔の痣により冷遇されて育った。そんな彼女は、金のため顔も知らぬ実業家に嫁ぐように命じられる。 清子が出向いた屋敷には、商才あふれる美貌の青年・朔弥がいた。しかし彼の目は不自由になりつつあり、これまでの縁談への苛立ちから彼女を拒絶。それでも清子は真摯に接し、朔弥も、その育ちゆえに真心で人を見る彼女に心惹かれ、互いにかけがえない存在に。 だが、痣を知った岩倉本家は彼女を追い出そうとして――。彼と生きるため、清子はその人柄と聡明さで懸命に試練に向き合い……? ●○●登場人物●○● 伊知地清子(いちじ・きよこ) 名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚く洞察力を発揮する。 岩倉朔弥(いわくら・さくや) 長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。 ※特典として、書き下ろし短編ストーリー「懐中時計」を収録。