その夜、恋が始まるシリーズ作品一覧

  • 赤いウエディングドレス その夜、恋が始まる III
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    ■“結婚前に、はめをはずしたら?”そんな言葉がリズの心をよぎった。■気ままな独身女性が集まって、毎週木曜の夜おしゃべりを楽しむ――名づけて<木曜クラブ>にリズが通うのも今日で最後となる。同僚の弁護士と婚約した彼女は、参加資格を失うからだ。ところが、気のおけない仲間から祝福を受けた帰り道、リズはとんでもない人物と鉢合わせした。コルビー・サマーズ。父の牧場で知り合ったカウボーイ。リズが初めて愛し、駆け落ちのあげく結婚した男性だ。けれども彼女は当時十八歳。母親に説得され、結婚は無効となった。あれ以来、ちょうど十年ぶりの再会だった。コルビーの滞在するホテルのバーで、思い出を語り合ううちに、リズの中で一つの思いがふくらみ、抑えきれなくなった。彼と分かち合ったあのすばらしい瞬間を、もう一度味わいたい。「あなたの部屋へ連れていって。今夜だけ……一緒にいたいの」そして、コルビーはリズの言葉を聞き入れた。
  • 呪文をとなえたら その夜、恋が始まる V
    4.0
    おお、偉大なる女神よ、ビーナスよ。汝の娘に愛の喜びを味わわせたまえ!■挿絵画家のルーシーは、仕事だけの生活に満足していた。愛なんて信じられないし、心ときめくこともないけれど、だからといって、何か不都合が生じるわけでもない。そんな彼女を心配した大伯母が、ある吹雪の夜、愛を呼び起こす珍妙な魔術の儀式を執り行った。大伯母のとなえた大仰な呪文のおかげか、なんとその直後に凍死しかかった男性が玄関に転がりこみ、意識を失ったのだ!あいにく道路は不通、救急車も呼べない。そこでルーシーは大伯母とともに、苦労のすえ彼を暖炉の前まで運んで、びしょ濡れの服を脱がせた。ところが、夜中に様子をうかがうと、彼は毛布の中で震えていた。こうなったら人肌であたためるしかない。意を決したルーシーが服を脱ぎ、肌を寄せた瞬間、今まで感じたことのない、ときめきが――戦慄が体を駆け抜けた。

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