Eimi企画作品一覧
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-草羽映見、最初の短編集。ファンタジー・ミステリー・抒情詩より選抜。 草羽映見、最初の短編集。ファンタジー作品。ライトで読みやすい短編三作を掲載。 「異世界から来た聖者が解説する『魔法使いのなり方』教えます」はEimi企画2022年秋冬企画の作品。6年生の東名絢子の異世界ハプニング。 『眠り姫の恋』優子は午後7時には床に就くという周囲から眠り姫のと呼ばれる美少女。主人公万里江との友情物語。軽いブラックユーモア的な短編。 『ここに竜がいる。』竜のりゅういちの成長を辿る抒情詩。人間界に住む竜は何を考え生きているのか。今回絵本として完結させることが出来た詩。 【目次】 異世界から来た聖者が解説する『魔法使いのなり方』教えます (プロローグ)――絢子 (一)魔法使いの定義・種類 ①黒魔術師 ②白魔術師 ③錬金術師 ④陰陽師・ジプシー系占い師 ⑤妖術師・霊媒師 (二)神への信仰 (三)心を整える (四)潜在意識と使命 (五)魔法使いの条件 (六)『呪文』 (七)貰い泣き (エピローグ)――未来へ 眠り姫の恋 ここに竜がいる あとがき 【著者】 草羽映見 草羽映見。福岡県在住。元周炎元同人・九州文学同人 学生時代は漫画サークル『黒髪』主宰。 その後、純文学からファンタジー小説へ転向。詩人。
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-画家を目指す青年の孤独な努力の日々。研鑽と挫折の中、人々との出会いが彼の魂を感情豊かに成長させる。 将来自分の歯医者の仕事を継がせようとする父に、画家になる夢を砕かれた博は死んでもいいと思いながら山奥をさすらう。そこで偶然に道路工事の飯場に拾われ、一年を過ごす。人間とは何かを考え少し大人になった彼は、その後沖仲士の仕事に就き、肉体労働を通して個の存在としての人間を感じ、独自の勉強で再び絵を描き始める。ますます絵への情熱が強くなりついにパリ行を決行する博。多くの人々に影響されながらも、自己研鑽に励み、生きる意味を考え成長していく若者と、彼を取り巻く人々の魅力にも焦点を充てた重厚な青春小説。 【目次】 その一 山の日記 五月X日 五月XX日 五月XXX日 五月YX日 五月XYY日 六月Z日 六月ZZ日 六月ZZZ日 六月YY日 六月YW日 その二 地の微熱 一 二 三 四 五 その三 ユンヌ・シャンソン・イナシュヴェ 一 二 三 四 五 その四 山の福音 一 二 三 四 その五 カルテッド終楽章 一 二 三 四 五 エピローグ 傍景 美津子の生き立ち 一 二 補追 あとがき 著者紹介 【著者】 井本元義 1943年生。九州文学理学部物理学卒。丸の内サラリーマン生活四年の後、福岡で医療機器の企業経営40年。1969年「鉛の冬」が新潮新人賞候補にて掲載。2004年「詩集花のストイック」福岡市文学賞受賞。2015年仏語俳句グランプリにて招待受ける。2016年「トッカータとフーガ」が文芸思潮まほろば賞受賞。同人誌「海」「詩と眞實」所属。日本ペンクラブ会員。九州日仏友好協会理事