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悪女と噂の私を「生涯、君を愛することはない」って放置した旦那様が今になって愛を乞うてきます
「名うての悪女ですって? 私、前世も含めて誰とも付き合ったことのない残念な子なんですけど!?」令和の日本からドルイユ王国の男爵令嬢に転生したミレイユ。とはいえ実家は、大金を積んで貴族籍を買ったばかりの元平民の商団主。前世では容姿に恵まれなかったものの、セクシー系美女となった今、愛人になれとしつこく言い寄った高位貴族を拒むうちに、あることないこと言いふらされて、いつのまにか悪女に仕立て上げられてしまった。そんなミレイユの政略結婚の相手は、大陸一の猛将と言われる若きデュジャルダン公爵家当主のエリオット。しかもイケメン。だが、結婚初夜から「生涯、君を愛することはない」と冷酷に言い放たれ、さらにはミレイユの実家が人を廃人にする『悪魔のような薬』の密売に関わっていると謂れのない噂を信じ切っている様子。怒りに打ち震えるミレイユだったが、両親がこの結婚を決めたのには何か理由があるはずと、持ち前の秘薬作りの才能を活かし、暗殺や毒殺騒ぎが日常茶飯事なガタガタの公爵邸をハイスピードで大改革! いつしか周囲の信頼を勝ち取っていくが、それを見たエリオットの冷徹な態度に変化が現れ始め……? 勘違い発、逆襲経由、溺愛行きの痛快・異世界ラブコメディ! -
お別れしましょう旦那様。私の本命はあなたの弟です
莫大な持参金と引き換えに没落寸前のブルーロイド侯爵家へ嫁いだフォストレイ伯爵家令嬢アンゲリカは、結婚初夜にして夫から衝撃的な言葉を浴びせかけられてしまう。俺とお前の子が生まれることはない。俺には他に愛する女性がいる——それは、政略結婚だったふたりの関係が更に冷たいものとなることを示していた。それでもアンゲリカはこの婚姻を成立させるために努力した。どんな態度を取られてもぐっと堪え、大人しく、慎み深く——。そんな彼女を唯一気遣い、誠実に寄り添ってくれたのは、夫とは正反対の穏やかで真面目な義弟ラファエルだった。若くして名を馳せる騎士である彼は、誰よりもアンゲリカを慮り、傷ついた心を支えてくれる存在となっていた。しかし、アンゲリカを省みない夫の態度に、ついに彼女の忍耐は限界を迎える。夫に見切りをつけたアンゲリカはただ一人、密かに決意を固めた。そして挙式から三年目を迎えた翌日。"白い結婚"を証明し、夫との婚姻無効を申し立てたアンゲリカは、返還義務に怯える侯爵家に対し、援助と引き換えにひとつの大胆な提案をつきつけた。 「——私の結婚無効申請が認可されましたら、新たにラファエル様との再婚を希望いたします」 -
美貌のツンデレ預言者に、ひねくれた愛情を向けられています
わたし、仕事初日にお仕えする方に嫌われたの——!? 辺境の貧しいベルジエ子爵家の令嬢ルネは、領民とともに畑を耕し、屋敷の掃除までこなす働き者。冷害による不作で領地の暮らしが苦しくなる中、家計を助けるため仕事を探していた彼女は、王都の大聖堂で預言者に仕える侍女として働くことになる。初めて訪れた王都は、辺境育ちのルネが目を見張るほど華やかで壮麗な場所だった。その象徴ともいえる大聖堂の奥で出会ったのは、息を呑むほど美しい預言者アンリ。しかし、その対面は穏やかには終わらない。アンリに心酔する貴族が押しかけ、愛を訴えた末に刃物を手に迫ってきたのだ。突然の事態に戸惑いながらも、ルネは咄嗟の機転でそれを阻止する。だが、本当の問題はその後だった。絵画に描かれた春の女神のようなその姿に見惚れ、アンリを女性だと思い込んでいたのである。慌てて謝罪するものの、彼の反応は冷ややかで—— -
当て馬同士の私たちが運命の恋に落ちるまで
社交界デビューの日、婚約者のフランが美しい令嬢アマンダと愛を誓い合う現場を目撃してしまった侯爵令嬢ロザリー。普通なら修羅場必至——のはずが、恋は理屈ではなく、ある日突然「落ちる」もの。本で得た知識からそう信じるロザリーは、自分が二人の障害ならば円満に婚約を解消しようと決意する。だが、アマンダは公爵家嫡子で近衛騎士のレオニールの婚約者だった。互いのパートナー同士が恋に落ち、自分とレオニールが恋人たちの「当て馬」になっていたのだ。二人を結ばせるには、レオニールにアマンダとの婚姻を諦めてもらうしかない。ならば、自分がレオニールの伴侶になればいい——そう閃いたロザリーは、「あなたの人生のパートナー……私じゃダメかしら?」とレオニールに申し出る。そうして三か月の猶予を得たロザリーは、自分がレオニールの伴侶にふさわしいことを証明するため奮闘を始めるのだが…… -
筋金入りの没落モブ令嬢ですが、推しキャラの年下王太子に溺愛されてます!
ブラック企業に勤めるOL水無瀬鈴の唯一の楽しみは、乙女ゲーム『聖女はあなたに溺愛されたい!』をプレイすること。とくにメインキャラの王太子オリバー推しで、終電ギリギリまで残業をこなした今日も、この週末はゲーム三昧と気持ちを切り替えていた。その帰路、不慮の事故に遭い……気がついたらゲーム世界のモブ令嬢リリアンに? 宰相である祖父の頼みで、王太子オリバーのお世話係兼友人となったリリアン。オリバーと心を通わせるようになったものの、祖父の死をきっかけにハワード侯爵家は没落、一家も離散する。やがて、前世の鈴の記憶を頼りに図書館司書として働き、家事をこなし、市井の人々からも愛されて育ったリリアンは、22歳の乙女に成長。だが、またしても父親が借金を作り、そのカタに娼館に売られそうに。そこに現れたのは、王太子オリバー!? 8年間ずっとリリアンを捜し続けたオリバーは、再会するなり「僕と結婚してください」といきなりプロポーズ。自分は「モブ」であり、王太子には「聖女」がふさわしいと考えるリリアンは一度は断るが、オリバーの強引さに根負けして、3ヶ月の期限付きで王都でオリバーと一緒に過ごすことに—— -
背景モブ『のっぺらぼう』令嬢、うっかり悪役令息を拾う ~拾った命なら、最後まで責任を持てと迫られています~
伯爵令嬢リゼル・ペリエは転生者である。けれども、大ファンだった乙女ゲーム『花と竜の神子』の世界へ転生した彼女に与えられた役どころは、ヒロインでも悪役令嬢でもなく、目や鼻、口も眉もないのっぺらぼうの背景モブだった! 自身の引っ込み思案な性格では主役は張れない、と分かっているリゼルは、ゲームのメインキャラクターだけが美しい顔を持つ世界で「のっぺらぼうモブ」として生きていくことを静かに決意した。ただ、ゲーム通りにイベントが進行するのであれば、じきに執り行われる春の大舞踏会で、ヒロインへの悪事を理由に悪役令息ルカ・イングリスが大勢の貴族の面前で断罪されてしまう。箱推しのリゼルにとってはそれだけが気がかりだった。 やがて当日を迎えたリゼルは、断罪イベントの背景にはルカを陥れるための陰謀が渦巻いていたことを知り、さらにはゲームでは悪役だったはずのルカの思いもよらない姿を目にして激しく動揺する—— 「……もう大丈夫です。こんな茶番、私がすべて終わらせます」 -
あなたを愛していいですか? 薄幸未亡人は放蕩王子の溺愛妻になる
「君が俺の妻になってくれるなら、援助を約束する。ただし君には祖母の前で、夫を慕う妻のふりをしてもらいたい。それが条件だ」 白い結婚のまま夫を亡くし、出戻ったクロームリー伯爵家で刺繍の内職をして兄を支えるシンシア。浪費家の兄、ヴィンセントの賭博を止めるため王国最大の賭博場クロウキャッスルへ乗り込むが、莫大な借金を負ったヴィンセントは、あろうことか妹であるシンシアをルーレットの賭け代にしてしまう。勝負に勝ち、シンシアを手に入れたのは、仮面で素顔を隠す謎めいた青年セイドリックだった。身の行く末に怯える彼女に、彼が持ちかけたのは意外にも契約結婚。再び見せかけの結婚をすることに複雑な思いを抱くシンシアだが、セイドリックの条件を受け入れ、契約結婚を決意する。賭けから始まった契約結婚の行方は——?