鹿角市作品一覧

  • 熊が人を襲うとき 事故はどのように起き、進行するのか。助かる方法とは?
    4.0
    熊を追いかけて46年になるツキノワグマ研究家が、長年のフィールドワークで培った圧倒的な知見をもとに過去の事故例を独自に分析、解説。 人はいつ、どこで、どのようにして熊に襲われてきたのか。熊から逃れる術はあるのか。被害を最小限に抑える方策は!? 過去1993件/2255人の人身事故例から「熊が人を襲うとき」の核心に迫る。 また平成28年5~6月に秋田県鹿角市で起きた重大事故(タケノコ採り4人が死亡、4人が重軽傷を負った国内第3規模の獣害事件)にも言及。 熊の分布域がかつてないほど広がりを見せる昨今、人と熊の遭遇はもはや山奥だけではなくなった。登山者、釣り人、山菜・キノコ取り、すべてのアウトドア・ファン必携の書。

    試し読み

    フォロー
  • 狩猟生活 2023VOL.15
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知恵と体力を総動員して獲物を狩り、解体して、おいしくいただく。 いまを生きる私たちが忘れがちな自給の世界が狩猟にあり、狩猟は連綿と続いてきた文化でもあります。 本書では、猟の楽しさ過酷さ、獲るための知識・技術、獲物の利活用法、食べ物が簡単に入手できる現代において狩猟で命をいただく意味などを丁寧に解説していきます。 また近年、人里近くに野生動物が接近して、貴重な草木や農作物の食害と人身被害が社会問題になっています。 その対策の最前線に立つ自治体やハンターたちの活動を取材し、現状をレポート。すべての狩猟者たちに役立つ情報満載のムックです。 ■内容 【特集】大物&鳥を獲るための動的射撃技術向上のヒント 動いている動物を撃つこと  文=山﨑晃司 ランニングターゲットで一発弾の命中率アップを目指す! ゼロインとは何か? 狙った場所に確実に命中させるための照準器調整のノウハウ  文・写真=小堀ダイスケ クレー射撃で射撃技術を上達させるオリンピアンが教える「トラップ射撃」の基本  解説=大山重隆 スキート射撃の苦手射台克服のチェック項目 なぜ当たらないのか? その原因を再確認  解説=甘利 治 タツマのための基礎知識 最も良いポイントに立って、動く獲物を迎え撃つ  解説=荒井裕介 【レポート】 猪鹿熊! 解禁日のグランドスラム――鉄壁のチームワークで達成 単独で雪のなかのイノシシを追う 新米猟師奮闘記 【ハウツー】 あの豊和精機製作所の佐藤一博さんに聞いてみた 今猟期からはじめるエアライフル猟Q&A【中編】/散弾銃のメンテナンス「スライドアクション編」 解説=内藤博文/国産ジビエ認証施設に聞く! おいしいシカ肉を得るための解体ワンポイントアドバイス 文=山本暁子/山中解体ABC/5つのアクシデント事例に学ぶ 狩猟者のための救急救命講座 解説=井戸裕之 黒い鳥の生態と料理1 実はキャラの濃い黒い鳥たち~カラス類&カワウ~  教えてくれた人=松原 始 文=吉野かぁこ 黒い鳥の生態と料理2 なぜ誰も、食べようとしないのだろう「黒い鳥はまずい伝説」の真偽を確かめる  つくった人=首藤正人 食べた人=北尾トロ、本誌編集部 【その他注目記事】 ジビエは地域を救えるか15 宮崎県延岡市の挑戦 文=北尾トロ/全国射撃場、銃砲店、狩猟関連ショップ情報/インフォメーション/狩猟にまつわるBOOKレビュー/クマの本 文=武重 謙/全国猟期一覧/ハンティングを快適にする道具たち/ギアレビュー/狩猟のあれこれ13 ジビエハンター育成研修制度とは!?/モノづくりの現場を訪ねる14 君は何故鍛冶屋になったのか(秋田県鹿角市/関刃物鍛冶工場) 写真・文=田中康弘 *すべて予定です。変更の場合があります。
  • 人狩り熊
    -
    2016年5~6月、秋田県鹿角市郊外でツキノワグマに襲われ4人が死亡・4人が負傷する本州未曾有の事件が起きた。襲われて絶命した犠牲者は体を食害されたことも判明し、その衝撃は日本列島を駆け抜け市民を震え上がらせた。 青森・秋田県境に近い北東北の辺境の森でいったい何が起きたのか? かつては秋田県庁職員、現在はフリー研究者であるクマの第一人者・米田一彦は事件の真相を解明すべく、現場に足を運んだ。危険な笹薮に入り、遺族や関係者の証言を集め、現地のタケノコ採りに話を聞き、現地の特異な農業形態を調べ…散らばったパズルのピースを1つずつ集めて見えてきたものは。 クマ追い歴46年の著者が、事件の真相を後世に残すべく己のすべてを懸けて実像に迫った渾身のドキュメント!

    試し読み

    フォロー
  • 人を襲うクマ
    4.0
    福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事故の検証を筆頭に、最近のクマとの遭遇被害の事例を追い、専門家による生態解説など含め、クマ遭遇被害の実態を詳細に明かす。 1970年7月、日高のカムイエクウチカウシ山で登山をしていた福岡大学ワンダーフォーゲル部5人は、九ノ沢カールで幕営中、突然、ヒグマに襲われた。 近くにいた他大学の山岳部員に救助を求めるが、クマの執拗な攻撃に遭い、結局3名が亡くなった。 ザックを取りに戻らない、背中を見せて逃げてはいけない、等、幾つかの教訓を残し、当時大きな話題になった。 本事故に関する報告書は残っているが、書籍化されないまま、50年近くもの間に事件そのものが風化してしまった。 最近クマの出没が各地で相次ぎ、クマの襲撃による被害も頻発しているので、 悲惨な本事故をしっかり検証しつつ、最近の事例、専門家による生態解説など、 クマの脅威と遭遇被害の実態に迫った。 <内容紹介> 1章 1970年7月日高・カムエク事故に関する詳しい検証。 報告書を元に、1部員の遺書も掲載、この事故は何が原因なのか検証。 2章 登山者がクマと遭遇して起きた最近の事故を検証。 2009年 北アルプス・乗鞍岳 2014年 奥多摩・川苔山 2015年 滋賀・高島トレイル 2016年 鹿角市・山菜採り事故 等、主に7件の登山者による遭遇事例を取り上げ、検証。 3章 専門家によるクマの生態について 東京農業大学 山崎晃司氏が、最近のクマ遭遇事故の特徴、クマの生息域の拡大と事故とのつながり、ヒグマとツキノワグマの生態の違い、地球環境の変化とクマの生活圏の変容などについて解説。 ※ツキノワグマの写真家 澤井俊彦氏によるクマの活写。

最近チェックした本