袱紗作品一覧

  • 闇斬り稼業 秘事
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    田沼時代、剣の達人、浪人、茨丈一郎は、ひょんなことから闇稼業に加わることとなった。非道な人間を殺す請負業である。ある夜、瀕死の御殿女中から紫の袱紗を託される。その後、吉原の花魁をも凌ぐ、閨房の秘戯を会得した謎の美女に誘われるまま、めくるめく至福のときを満喫した彼を、裏柳生の刺客らが狙い始めた。はたして、大奥と幕府要職を揺るがす、愛欲にまみれた秘事とは─

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  • 洗い屋十兵衛 江戸日和 逃がして候<新装版>
    4.0
    捨て去りたい因縁を抱えた男女。新たな道で生かすため。月丸十兵衛、過去を洗い流す。 「洗い直して貰いたいのは…、この私、なんです」そう言って、艶めかしい女は、洗いに出す喪服と袱紗に包んだ小判を置いていった。谷中富士見坂で、洗い張り屋をする月丸十兵衛の裏稼業“洗い屋”を知ってのことらしい。さっそく彼は、仲間の遊び人・菊五郎、湯屋の主人・半次、占い師・さつきとともに、彼女の素性に探りを入れる。その数日後、彼女の旦那が殺されて…。 ※本作品は、「洗い屋十兵衛 江戸日和 逃がして候」を加筆修正した新装版です。
  • お悔やみのマナー
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    最低限これは知っておきたい! お葬式の挨拶やマナー  訃報は突然知らされます。それゆえに、短期間でお悔やみの気持ちを伝える準備をしなければなりません。  本書では、お悔やみ時に必要な情報だけを厳選し、とっさの時でもあなたが困らない、恥をかかない内容に特化しています。 ・葬儀の種類(仏式、神式、キリスト教式) ・訃報を受けたら(弔電の打ち方、訃報を受けたときのタブー) ・通夜に参列する(参列の心得、故人との対面) ・告別式に参列する(受付でのタブー、お悔やみの言葉、仏壇への礼拝の仕方) ・焼香(仏式の焼香、神式の玉串奉奠、キリスト教式の献花) ・香典のマナー(不祝儀袋のマナー、香典の金額・包み方) ・弔事の服装(通夜、葬儀・告別式) ・その他お悔やみに関する知識(袱紗の使い方、六曜について、電報の宛名敬称、数珠の持ち方) ●西出ひろ子(にしで・ひろこ) マナーコンサルタント。美道家。ウイズ株式会社およびHIROKO STYLE株式会社代表取締役。一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。大妻女子大学文学部日本文学科卒業。国会議員などの秘書を経て、マナー講師として独立。1998年に英国オックスフォードに語学留学。現地にてビジネスパートナーと企業し、独自のマナーコミュニケーション論を確立させる。帰国後、企業や学校において心重視のマナー研修を展開し、結果を出すマナー講師として定評。中国などの海外においても出版・講演などを行う。NHKドラマ『白洲次郎』、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、映画『岡倉天心』などのマナー指導も務めた。また、マナーに則したファッション・メイク・ライフスタイルもオリジナルグッズとともにデザイン、プロデュースしている。著書は国内外で50冊以上。
  • 親子鷹十手日和
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    魚菜には包丁を揮い、悪党には剣を振るう! かつて、「詰碁同心」と呼ばれ、町奉行所の定廻りとして捕物に辣腕を振るった谷岡祥兵衛は、いまでは妻の紫乃とふたり、隠居に暮らす身だ。 若い頃に食いしん坊同士で意気投合、夫婦になってから幾年月。健やかに生まれ、馬鹿正直に育った息子の誠四郎に家督を譲り、気の利いた美しい春霞を嫁に迎え、気楽な余生を過ごしている。 今日も近所の子たちに書を教えたり、玩具を作ったりしていると、誠四郎が探索の相談にやって来た。 駒込で旅道具を売る〈笠の屋〉の主人・弥平が殺されたというのだ。框に倒れていた亡骸の腹に突き立っていたのは、凶器として珍しいと言える剪定鋏。 そして盗まれたのは、たったの一両だけらしい。 娘の佐代によれば、いつも袱紗に二十両を包んで、茶箪笥の抽斗に入れていたが、十九両が残っているというのだが――。 不可解な事件に父子で立ち向かう、篤い人情の通う、書き下ろし連作捕物帖。
  • かんたん、かわいい! 粘土で作る素敵な世界
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女性に大人気のクレイクラフト(粘土細工)で、指先にのるほど小さくてかわいいお菓子、雑貨、キャラクターなどの作り方を紹介した本です。基本がわかれば、ハロウィーン、クリスマスなど、季節のイベントをミニチュア作品で楽しむこともかんたん! また、ウェディングシーンを華やかに演出するクレイケーキや、カルトナージュで実際に使えるリングピローと袱紗の作り方を詳しく紹介しています。 ■本書の特長 クレイクラフトを始めるには、どのような道具や材料を用意するか、また、どのような手順で作るかを1から解説していますので、初めての方にも簡単に作れます。また、カルトナージュの基本も紹介しています。
  • 30代なら知っておきたい! 『冠婚葬祭』『作法』タブー
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    知っているのは当たり前。知らぬは恥。 と、言われることがまれにあるが、実際には知っている人は少ない。 鬼気迫ったときに一気に覚えているだけである。 身内の冠婚葬祭は突然やってくる。 そんな時は決まって別件でも多忙で恥をかいて覚える人も多いのではないだろうか。 電車やバスなど、移動時に読みやすい作品紹介となっております。 まずは読みたいところだけを読む。 日本人が長い年月を経て言い伝えられてきたもの。 知っておきたいマナーや、受け継ぐべき作法。 お役にたてれば光栄です。 ★☆シリーズ☆★ 【30代なら知っておきたい! 日本人の『生活』と『知恵』】 ■目次 ●1 〈冠婚葬祭のタブー〉 知らなきゃ、恥知らず! 1 喪服の上には喪章をつけるものではない 2 香典返しにはあとに残るものをおくらない 3 縁談の席にお茶はよくない 4 袱紗はつけたまま差し出してはいけない 5 友引の日には葬式を出してはいけない? 6 慶弔の手紙に追伸を書いてはいけない 7 結婚披露宴で参列者は白を着てはいけない!? 8 死亡通知は一人で行くな 9 喪主は弔問客を見送らない 10 葬式で黒以外の喪服はいけないか? 11 お灯明を吹き消すと火が穢れる 12 お供えの花は仏に正面を向けて供えてはならぬ 13 身内に死者が出た場合は忌み明けまで人に会わない 14 贈り物になぜ偶数は嫌われるのだろう? 15 門松の一夜飾りはタブー 16 夜の結納はよくない 17 結婚式は夕方にあげてはいけない? 18 線香は三本立てるのが本当? ※結婚祝い贈り物のタブー 19 新婚両人は床の間の前に坐るものではない 20 金銀の水引、金を右にしてはいけない 21 不祝儀には黒以外の水引を使ってはいけない? 22 通夜の席で死因をきくのは不作法というもの ●2 〈行事・作法のタブー〉 ウン、これなら納得! 23 道で葬列に出あったら親指をかくさなくてはいけない 24 丙午の女が嫌われるのはなぜ? 25 三隣亡に家を建ててはいけない 26 暮の大掃除は女がやってはいけない 27 出産現場に夫は立ち会ってはいけない? 28 縄を帯にしてはならぬ 29 墓地で転ぶととんだことになる!? 30 元旦に掃除したら福の神が逃げちゃうぞ! 31 タタミの縁はふんではいけない 32 早死にするから帯を切ってはならぬ ・ ・ ・ ・ ・ 63 ネコを死人の部屋に近づけてはならない 64 妊婦と一緒に鍋を使わない ■著者 生活と知恵を守る会
  • 包み結びの歳時記
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    古代、人は生きるために必要にかられて、結ぶこと・包むことを考えました。神が人間だけに授けた特殊な技法「包みと結び」が私たちの精神文化の基調となり、“礼法”という域に昇華するまでには、どんな変遷を辿ったのでしょうか。今や当たり前の景色となった「包み」と「結び」の起源を年中行事や風習から訪ね、由来と意味を解説。日本人の豊かな美の世界を堪能する! 本書は、1991年10月、福武書店より刊行されました。 目次 はしがき 一 年中行事と歳時 はじめに 1年中行事の始まりと広がり 2「包み」の働き 3「結び」のしくみ 4暮らしの中の包み結び 5年中行事と包み結び 6中国の歳時記 二 新年の季寄 はじめに 1門松 2しめ飾り 3結び昆布 4生花初め 5馬騎初め 6着衣始め 7おけら祭り 8お年玉 9掛鯛 10幸木 11猿廻し 12しめ縄の四手 13綱引き 14包み蓬莱 15蘇散 16綯い初め 17縫初め 18初髪結い 19箸包み 20常陸帯の神事  21宝引縄 22万歳と鼓 23結び柳 24大黒天と布袋 三 春の季寄 はじめに 1梅若忌 2事始め 3桜餅 4凧 5新茶 6針供養 7三つ葉 四 夏の季寄 はじめに 1青簾 2菖蒲打ちと菖蒲の枕 3葵祭り 4鵜縄 5団扇 6扇子 7蚊帳 8柏餅 9祇園会 10鱚 11薬玉 12三社祭り 13代掻きと田植え 14襷 15端午の節句と粽 16茅の輪 17夏帯 18夏足袋 19夏場所 20匂い袋 21袋掛け 22 浴衣 23蚊遣り火 五 秋の季寄 はじめに 1牛祭り 2風祭り 3霞網 4鴨 5菊供養 6島田帯祭り 7ずいき祭り 8相撲節会と衣裳 9晴明神社祭 10俵編み 11七夕 12中元 13盆行事 14重陽 15風呂敷 六 冬の季寄 はじめに 1綾取り 2亥の子餅 3襟巻 4縁結び 5事納め 6紙衾 7角巻 8七五三と紐解き 9しめ作り 10障子 11頭巾 12歳暮祝い 13鎮魂祭 14縄跳び 15袴着 16日蔭の鬘 17鰤 18頬被り 19足袋 20羽織と胸紐 21節分 七 通過儀礼 はじめに 1新生児 2誕生祝い 3褌祝い 4結納祝い 5婚礼 6岩田帯 7還暦祝い 8葬礼 9法要 10水引 11熨斗(のし) 12袱紗(ふくさ) 八 日本文化における包み結び はじめに 1神道的なもの 2仏教的なもの 3陰陽五行的なもの 4再び年中行事を考える 5包み結びとのかかわり あとがき

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