穀潰し作品一覧

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  • 白銀の龍と雨籠りの乙女 1巻
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    こんな私でも生きたいと思っても良いのだろうか――。 「どうして…生き残ったのが私なのだろう」。八年前の豪雨災害により、家族を失った陽毬。天涯孤独となってしまった彼女を引き取った村長の家では、死にぞこないの穀潰しだと蔑まされ、酷い扱いを受けていた。そんなある日、彼女は危ないところを不思議な男性に助けられ…。
  • 空はちゃんと晴れてる
    4.4
    チャラいカフェ店員の青空に反感を抱いていた国上。でも、見かける度に彼は笑顔で人助けをしている。ニコニコあっけらかんと「無職で穀潰しだから」と口にする青空に、心配になった国上はついつい説教してしまう。それからすっかり懐かれて話をすれば、外見とは裏腹に純粋で不器用、まるで迷子の子供のようだった。人のことばかり優先して、自分に自信がない彼を放っておけず…。
  • 鳴子守 見届け人秋月伊織事件帖
    値引きあり
    3.5
    悲運の姉弟の絆を想い、哀しく田に響く鳴子守の音。南原(なんばら)家の埋蔵金騒動に絡んで、穴掘り人足が次々と殺される。真相の見届けにあたっている秋月伊織は、数日前に縄暖簾で「穀潰し」と罵られていた貧相な若い人足・仙吉の豹変ぶりを不審に思い、探索を開始した。苦界に身を沈めた姉と、貧しさに翻弄された弟の運命を描く、大人気文庫書下ろしシリーズ第5弾。(講談社文庫)
  • 【合本版】やる気なし英雄譚 全6巻
    値引きあり
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    クラリス王国の首都から遠く離れた地にカーリンという街がある。そこに、ユイ・イスターツという軍役人がいた。彼は怠惰であるともっぱらの評判で、与える任務は一向に進まないというやる気のなさ。ところが彼には、別の使命があった。昼行灯を装いながら、貴族の腐敗した行いを是正すべく、日々内部調査を進めているのだった。そんな彼の前に現れたのは王女エリーゼ。彼女は強い正義感から自らの手で事態を解決しようとするが、それを良しとしない一派の手によって拉致されてしまう。エリーゼから「穀潰し」と言われてしまったユイではあったが、王女を救出するためにある計画を考えていた!? やる気のない英雄(?)が送る、隠れヒーロー譚! 異色の戦記ファンタジー、第一弾! ※本作品は『やる気なし英雄譚』シリーズ全6巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • コキ使われて追放された元Sランクパーティのお荷物魔術師の成り上がり ~「器用貧乏」の冒険者、最強になる~
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    「穀潰し」、「お荷物」と蔑まれ、Sランク冒険者パーティーを追放された魔術師のビィト。さらには冒険者免許証も失効する…。最悪の状況の中で、ひとりの奴隷少女と出会う。ビィトから財布を盗んだその少女もまた奴隷主から過酷な環境を強いられていた。ビィトは自分を奴隷に落とした金で少女の身柄を買うことに…。「奴隷の奴隷も俺様の奴隷だ」という暴論でふたりとも底辺の奴隷となるが「無能」と言われていたビィトの魔法には、とある類い稀な特殊性質があった! その圧倒的能力と不屈の闘志でふたりの逆転人生が始まる――! 虐げられた奴隷魔術師の「覚醒」が導く最強冒険者への成り上がりファンタジー冒険譚の幕が開く!
  • ちえもん
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    歴史小説の新鋭による驚くべき書き下ろし! 単行本発売時、各紙誌が大絶賛した傑作歴史長編! 寛政十年(1798)十月、長崎湾の沖合で巨大オランダ船が座礁した。 船は底部を大きく 損壊して浸水。 浜近くへ曳航したが再び座礁、沈船となった。 オランダ商館は長崎奉行所に積み荷の陸揚げを要請。 奉行所は町方村方にまで浮かし方の工夫を募った。 そこへ名乗りを上げたのは、周防の小村で生まれ、友とともに「自由」を追い求めたかつての少年の一人だった。 「浜でのささやかな幸せなど、浦から離れられん跡取りたちに呉れてやれ。俺たちげな食み出し者は、この浦でろくな生き方ができんぞ。もっと欲張れ! 和主を誘うたのは、跡取りでなかったからじゃ。浦のくびきから自由じゃけ誘うた。いずれ、漁場を得る。櫛ヶ浜よりもっと大きな漁場じゃ。もっともっと稼げる浦の網元になれ」 歴史作家・飯嶋和一氏は、本書に特別に寄せた推薦文でこう語った。 「中心人物はいずれも海村の次三男である。家を継ぐ長男以外は『余計者』であり、穀潰しでしかない。‥‥既存の頑迷な社会システムに屈従して生きるのか。あるいはそれをくつがえすのか。‥‥くつがえそうとすれば、かなりの圧力が社会から加えられることになる。が、必要なのは勇気と知力だとこの小説家は語る。はかなく脆い夢や希望ではない、と」 そしてまた、 「この小説家は初めて過去の歴史的な素材を描くに当たって、あえて無名の、しかも地方の庶民を選択した。‥‥むろん負荷も、また力負けする危険も高い」 日本初、巨大沈船引き揚げに成功した男の生涯! 歴史小説の新鋭による驚くべき書き下ろし! ※この作品は単行本版として配信されていた『ちえもん』の文庫本版です。
  • 白銀の龍と雨籠りの乙女【合本版】 1巻
    5.0
    こんな私でも生きたいと思っても良いのだろうか――。 「どうして…生き残ったのが私なのだろう」。八年前の豪雨災害により、家族を失った陽毬。天涯孤独となってしまった彼女を引き取った村長の家では、死にぞこないの穀潰しだと蔑まされ、酷い扱いを受けていた。そんなある日、彼女は危ないところを不思議な男性に助けられ…。※本作品は『白銀の龍と雨籠りの乙女』第1巻~5巻の収録内容の合本版です。
  • やる気なし英雄譚 1
    3.4
    クラリス王国の首都から遠く離れた地にカーリンという街がある。そこに、ユイ・イスターツという軍役人がいた。彼は怠惰であるともっぱらの評判で、与える任務は一向に進まないというやる気のなさ。ところが彼には、別の使命があった。昼行灯を装いながら、貴族の腐敗した行いを是正すべく、日々内部調査を進めているのだった。そんな彼の前に現れたのは王女エリーゼ。彼女は強い正義感から自らの手で事態を解決しようとするが、それを良しとしない一派の手によって拉致されてしまう。エリーゼから「穀潰し」と言われてしまったユイではあったが、王女を救出するためにある計画を考えていた!? やる気のない英雄(?)が送る、隠れヒーロー譚! 異色の戦記ファンタジー、第一弾!
  • 六莫迦記 これが本所の穀潰し
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    小普請組の葛木家の六ツ子は、大莫迦者ばかり――戯作莫迦、傾奇莫迦、撃剣莫迦、葉隠莫迦、守銭奴莫迦、町人かぶれ莫迦。そんな様子みかねた父は、長子にかぎらず最も優れた(ましな)ものが家督を継がせると宣言した。しかも優れものがいなければ家は滅亡してもいいと。六ツ子たちはみにくい争いを始め……
  • 六莫迦記 穀潰しの旅がらす
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    葛木家の六ツ子は、“ある事情”で江戸から旅に出された。『東海道中膝栗毛』を気取り意気揚々、苦難の連続を各々の個性で乗り切るも、六人の後をつける魔の手が迫る! いつのまにやら伊勢参りが逃避行になり、さらには謎の追手に追われる美少年二人が眼前に! 六人兄弟が助けた彼らには、幕藩体制をも驚かす不可思議な秘密が……六ツ子たち、命懸けの大冒険。汗と涙、兄弟間の足の引っ張り合いが楽しい、ユーモア時代小説。

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