岳作品一覧

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  • 穂高殺人ケルン
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    豊科署(とよしなしょ)の道原伝吉(みちはらでんきち)を、かつての先輩刑事・鍋島(なべしま)が訪ねてきた。ある小説に、8年前に硫黄岳(いおうだけ)で起きた転落事故そっくりの話が書かれているというのだ! もし小説の通り、偽装殺人だったとしたら……。事件の洗い直しを始めた道原の元へ、穂高付近の稜線で起きた新たな転落事故の報が届く。二つの事故はあまりにも似過ぎていた――。迫真の本格山岳ミステリー!
  • 北安曇 修羅の断崖
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    大糸線南小谷を発った「スーパーあずさ」で乗客が毒殺された! 被害者のペンション経営者・宮沢種継は、車内で女性と話をしていたらしい。だが、該当する女は浮かんでこない。事件は迷宮入りか?……そんな折、豊科署・道原伝吉刑事は、二年前、宮沢の同級生が常念岳で事故死していた事実を知る! 殺さざるをえない理由とは? 哀切な人間模様がもたらす悲劇。(『修羅の断崖』改題)

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  • 一ノ俣殺人渓谷
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    北アルプスの常念岳に向かっていた会社員・重村保輔が、「不帰ノ谷(かえらずのたに)」の異名を持つ一ノ俣谷で行方不明になった! 懸命な捜索のなか、今度は捜索隊に加わっていた重村の友人・柿沼達行が刺殺されるという惨劇が発生! さらに、相次いで死に追いやられる重村の知人たち……。殺人鬼の正体、そして動機は? ご存じ道原伝吉刑事が、真相に鋭く迫る長編山岳ミステリー。

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  • アルプス殺人縦走
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    新進作家・沢地十糸子は南アルプス北岳登山に清田修三を誘った。彼を殺す目的で――! 自分という愛人がありながら妹を犯した清田に恨みをこめ、ナイフを振り上げた十糸子から、清田は逃げ去った。それなのに、後日、清田は遺体となって発見された!? あの日、彼を狙う別の人物がいたのだ。だが、警察は十糸子を追及しはじめる。恐ろしき心理劇の結末とは?

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  • 月光の岩稜
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    八ヶ岳の一峰、天狗岳で血染めのパジャマが発見された。血痕はかなり以前のものだ。事件か事故か?――長野県警諏訪署の刑事・道原伝吉らの捜査むなしく、真相は藪の中だ。道原は、数カ月前に起きた硫黄岳爆烈火口での遭難事件に着目した。パジャマと遭難。はたして二つの事件に関連が?(「惨死硫黄岳」) 人間の深層心理を鋭く抉る、名手・梓林太郎の傑作短編集!

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  • 雪渓下の密室
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    四十半ばをすぎた鵜ノ木は、年に二回欠かさず山に登る。彼が横尾山荘で知り合った青年安西は、北アルプスの経験は浅かった。鵜ノ木は、連れを欲しがっている彼と蝶ガ岳を目指すことになった。天候の急変とともに二人の間には異様な空気が……!?〈光文社・「小説宝石」エンタテインメント小説大賞受賞作「九月の渓で」〉 傑作山岳ミステリー七編収録!

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  • 穂高・駒ヶ岳殺人回廊
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    病院で刺殺事件が起きた。被害者は田久保仁。北穂高から涸沢岳へわたる岩稜から転落し、入院中の患者だった。手がかりはベッドに落ちていた栗色の髪の毛。遺された妻の証言から、怨恨の線は薄いと思われた。長野県警豊科署の道原伝吉警部らは操作を開始。やがて殺害直前、田久保の病室を訪れた男の存在が浮かぶ。さらに田久保の友人が函館・駒ヶ岳でガス中毒死していた事実が判明し……。長篇山岳推理。

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  • 飛騨泣き殺人事件(電子復刻版)
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    また一人、奇妙な傷を負った死体が発見された。槍穂高連峰涸沢岳の岩稜ルート、通称「飛騨泣き」で、腹部に横一文字の切り傷を刻んだ転落死体が、四件続いた。どの死体にも傷口に生体反応がなく、明らかに死後のもので、傷の幅は約三ミリ。被害者らに繋がりはなく、長野県豊科署の道原刑事は、怨恨による無差別殺人と断定したが……。長篇山岳サスペンス。

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  • 天空の富嶽1 日本孤立
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    自衛隊、最終兵器《富嶽》! 2008年、南北朝鮮統一国家・高麗共和国が誕生し、金正日が大統領に就任した。高麗共和国と共闘しアジアの覇権を狙う中国は、海自の護衛艦を撃沈し、米空母キティホークを戦闘不能にした!アメリカが日米安保条約を反故にし、極東から手を引く中、中国と高麗共和国は、日本に向けミサイル発射準備。危機に瀕して日本に、突如ジェット化・ステルス化した《新富嶽》が復活した。

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