夏目雅子 映画作品一覧

  • 鬼龍院花子の生涯
    4.0
    五社英雄監督、仲代達矢・夏目雅子主演の映画でも名高い宮尾登美子の代表作。大正4年、鬼政こと鬼龍院政五郎は土佐高知の町に「男稼業」の看板を掲げ、相撲や飛行機の興行を打ったり労働争議に介入したりの華やかな活躍を見せる。鬼政をとりまく「男」を売る社会のしがらみ、そして娘・花子、養女・松恵を中心とした女たちの愛憎入り乱れた人生模様を艶冶の筆にのせた傑作長篇。
  • 銀幕おもいで話
    3.5
    元東映社長・高岩淡氏が綴る昭和の映画界を彩った銀幕スターたちとの思い出を振り返る。高倉健、萬屋錦ノ介、鶴田浩二、富司純子、松坂慶子、仲代達矢、夏目雅子……日本映画界を力強く牽引した彼らを、進行役、プロデューサーとして近くで見続けてきた高岩だからこそ知る、珠玉エピソードの数々。
  • 高倉健と黒澤映画の「影武者」と呼ばれて 日米映画界を駆け抜けた男の記
    -
    高倉健のプライベートマネジャーとして 黒澤明の在米法人の代表として 裏方の役割を貫いた「影武者」が 高倉健の没後10年を前にして初めて語った 両雄、そしてハリウッド・スターとの日々 コッポラ、ルーカスが語った 黒澤明への熱い思い ダコタ・ハウスでオノ・ヨーコから聞いた ジョン・レノンの楽曲の存在 ショーン・レノンが真夜中のラウンジで 即興で弾いた「イマジン」 メビウスと宮﨑駿をつないだジブリ美術館 黒澤明の逆鱗 高倉健と最後に交わした言葉…… 綺羅星の如き天才表現者たちと 誠実に向き合い続けた知られざる日本人 類稀なる経験の記録 第1章 黒澤明、高倉健との出会い 『アルプスの少女ハイジ』を担当する 高倉健と砂漠での初対面 アメリカで見つけた『影武者』上映事故 マイケル・ダグラスからのリメイク版オファー 黒澤監督が指を突き付けて激怒した日 他 第2章 アメリカでしか見せない「小田剛一」 お忍びのロサンゼルスで会った高倉健 「喜劇をやりたいんだが、仕事が来ないんだ」 任侠映画ファンのヤクザからトイレで…… 「ピストルが人を殺すんじゃないんだ」 「ビル・ゲイツ」のポルシェターボを買う 他 第3章 人生に必要なことは健さんから学んだ 小林稔侍が「そんなこと言うもんじゃない」 「Tak、あとでこれを読んでくれ」 次男の改名と黒澤監督の改名 「とりあえず」「一応」をビジネスで使うな 他 第4章 「黒澤明」の大看板を背負って ジョディ・フォスターから「すべて任せるわ」 「ナバホ族」の儀式と『隠し砦の三悪人』 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは 千葉の予定だった なぜ高倉健は黒澤映画『乱』出演を断ったか 黒澤監督を感激させたジョン・ヒューストン 第5章 世界の天才表現者からの刺激 フランシス・フォード・コッポラ監督 のクロサワ愛 「スカイウォーカーランチ」に招かれて オノ・ヨーコが暮らすダコタ・ハウスへ ショーンが演奏した真夜中の『イマジン』 ジョン・レノンは「新曲」を隠していた メビウスと『ナウシカ』と宮﨑駿監督と 他 第6章 冒険と挑戦の旅の途中で… 叔父は「山下財宝」を求めて消息を絶った 高倉健と夏目雅子のハリウッド共演 木村拓哉に特別な関心を持った理由 「俺のアメリカ永住権をとってくれないか」 高倉健にとって理想の死に方とは 他
  • 仲代達矢が語る日本映画黄金時代 完全版
    4.3
    これがプロフェッショナルの凄味! 名監督との出会い、伝説の俳優との撮影秘話から現在の映画界や芸談、役者論まで! 80歳を超えてなお活躍する役者 仲代達矢。映画史の生き証人ともいえる氏に、 岡本喜八、黒澤明、成瀬巳喜男、小林正樹ら名監督との出会いから 高峰秀子、原節子、夏目雅子、勝新太郎ら伝説の俳優との仕事、 そして現在の映画界に至るまで、 稀代の時代劇・映画史研究家 春日太一がインタビューし尽くした濃密な一冊! 文庫化にあたり新章「仲代達矢の現在地」を追加し、大幅加筆。 主演時代劇『果し合い』の現場ルポも収録。 【目次】 はじめに/文庫化にあたって 序 役者・仲代達矢の誕生 第一章俳優デビューと『人間の条件』 第二章黒澤明との仕事――『用心棒』『椿三十郎』『天国と地獄』 第三章京都の撮影所と時代劇――『炎上』『鍵』『股旅 三人やくざ』『切腹』 第四章仏の喜八――『大菩薩峠』『殺人狂時代』『激動の昭和史 沖縄決戦』 第五章成瀬巳喜男と木下恵介と女優たち 第六章海外進出、前衛、左翼、俳優座 第七章五社英雄と名優たちの情念――『御用金』『人斬り』『闇の狩人』『鬼龍院花子の生涯』 第八章黒澤明と勝新太郎――『影武者』『乱』 第九章小林正樹と日本映画の落日――『上意討ち』『怪談』、幻の『敦煌』 文庫版特典(1)仲代達矢の現在地 第一部 映画出演と舞台出演/第二部 役者論・芸談 文庫版特典(2)現場ルポ 時代劇『果し合い』での激闘 おわりに――仲代達矢(書き下ろし) 仲代達矢出演映画一覧
  • P+D BOOKS 記憶の断片
    -
    作家生活の機微や日常を綴った珠玉の随筆集。 太宰治賞、直木賞受賞について、執筆秘話、ギリシアやヨーロッパの旅、土佐回顧、好物料理、折々の暮らしの雑感など、簡明直截に綴られた随筆集。 ≪『鬼龍院――』の映画で、夏目雅子扮するところの「なめたらイカンゼヨ」は流行語になってしまったが、これなど私は最初試写を見たときびっくり仰天、若い娘が「なめたらイカン」とまではいっても、「ゼヨ」というのはぜったい口にするべき言葉ではなく≫「京ことば」より。 昭和48年から平成8年にかけて、著者47歳から70歳までの100編を収録。

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