ジャック・ロンドン 日本作品一覧

  • スナーク号の航海
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    『野生の呼び声』や『白い牙』などのアラスカ物で知られるアメリカの作家ジャック・ロンドンは、『馬に乗った水夫』という伝記のタイトルが象徴しているように、北海道沖でのアザラシ猟の漁船に乗り組んだり、ヨットを建造して世界一周航海に出発するなど、生粋の海の男でもあった。本書はヨット、スナーク号による太平洋航海記の全訳(本邦初訳)である。ジャック・ロンドンが十七歳で懸賞エッセイに応募して一等になった幻の、ある意味で事実上の処女作となる『日本沖で遭遇した台風の話』も巻末に収録。
  • ユーコン川を筏で下る
    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    75歳、イカダの大冒険!  《ぼくのカヌー人生の中で、ユーコン川は、すべてを放りだして娑婆と縁を切り、漂流し、自由を謳歌する最大最良の場所である》。  1980年代に日清チキンラーメンのCMでカヌーブームを巻き起こした著者が川を旅することになった原点は、1975年『ナショナル・ジオグラフィック』誌に載ったユーコン川イカダ下りの記事だった。ユーコン川は、カナダ北西部からアメリカ・アラスカ州をへてベーリング海へ注ぐ総延長3700キロの大河。75歳を迎えた著者は、2013年8月、仲間とともにイカダを自作し、中流域700キロの川下りに挑戦する。  イカダ上でゴールドラッシュ時代の作家ジャック・ロンドンの伝記を読み、焚き火のまわりでは世界各地の旅人たちと語り合う。初カヌーでユーコンを下る日本人美女。20代の姪に語る昔日の逸話。先住民と仲良くなる方法。ユーコン離婚。シングル・マザーの処世術。若い娘の口説き方。8月のオーロラ…。 2000年前から変わらぬ風景と、120年前のゴールドラッシュの記憶。不思議な歴史感覚の中を散歩しながら、さまざまな人生をユーモラスに語る、野田紀行文学の代表作にして、若き日本人への励ましの書。 ※【ご注意】この作品は一部カラーです。 お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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