サンタマリア作品一覧
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-某軍事国家サンタマリア・ハートランド。 そこに暮らす、軍人・オリヴィエにとってリヨンは、幼なじみで、同僚で、好きになってはいけない相手――。 なぜならリヨンはこの国の元王子で、オリヴィエは彼に仕える騎士だったから。 しかしリヨンには幼少期の記憶がなく、その事実を知らずに、オリヴィエへ熱い視線を向けてくる。 忠誠心と恋心の間で揺れながらも、必死で気持ちを抑えるオリヴィエだったが――。 お前の苦しみは俺が背負うから、どうか幸せに。 ※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
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-1865年2月19日、フランス人のために建てられた大浦天主堂の献堂式が盛大に行われた。しかし、時は江戸幕府の禁教令下。外に出ることはできなかったプチジャン司教は信徒たちが訪れるのをじっと待っていた。1か月後の3月17日、15人ほどの人々が、天主堂の前にやってきた。一人の女性が、祭壇の前で祈っているプチジャン神父のそばでささやいた。「ワタシノムネ、アナタトオナジ」「サンタ・マリアのご像はどこ?」司教の心は高鳴った。「信徒発見」の出来事である。プチジャン司教はなぜ日本にやってきたのか。禁教下の250年の間、信徒たちはどのようにして信仰を子孫に伝えていったのか、日本のキリスト教にとって、節目となる激動の時代を描く。
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-老舗和菓子屋のひとり娘・東野まりえは、筋金入りの競馬マニアで、人間の男には全く興味がない。そのまりえにお見合い回避のため“偽装恋人”を頼んだ鷹塔譲二は、全く競馬を知らない。その譲二の伯父である鷹塔忠勝は、政商『鷹塔』一族のドンであり、サラブレッドの牧場を経営している。その忠勝の牧場で働く調教師・牧原歩と厩務員・加賀彬は、二歳牝馬・アクアサンタマリアに期待をかけている。そのアクアサンタマリアに騎乗する陣内朋彦騎手は、地方競馬から上がってきた苦労人。 一頭のサラブレッドを中心につながる人間関係。レースにかける期待、情熱、そして感動……。競馬を愛するすべての人に贈る、爽やかな長編青春小説。電子オリジナル作品。 ●日向真幸来(ひるが・まさき) 作家。3月10日生まれ、うお座のO型。名古屋市在住。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』『春に来る鬼』など。歴史、民俗学系を好む。競馬はオグリキャップ時代からのファン。
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4.5某軍事国家サンタマリア・ハートランド。そこに暮らす、軍人・オリヴィエにとってリヨンは、幼なじみで、同僚で、好きになってはいけない相手――。なぜならリヨンはこの国の元王子で、オリヴィエは彼に仕える騎士だったから。しかしリヨンには幼少期の記憶がなく、その事実を知らずに、オリヴィエへ熱い視線を向けてくる。忠誠心と恋心の間で揺れながらも、必死で気持ちを抑えるオリヴィエだったが――。お前の苦しみは俺が背負うから、どうか幸せに。
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