お人柄作品一覧

  • ありのまんまでえぇやないの
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    放語の夫々は、私の周辺から、私の耳に入って来たものばかり、とりたてて、感動あいたことは、記憶に残ってはいない。ヒョコッと飛び出したといったものばかり、殊更めいたものはない。なんでもないことが、私を支えてくれていることであると気づき始めた。勿論、私の、いつかの時、言ったことには違いないが、記録にとどめていただいた無弟さん――鳥取の奥の倉吉で、板画を、退職後の楽しみに刻んでいらっしゃる先生――のお人柄から錬りあげた語録であると言った方が適当なのかも知れない。その中のいくつかの言の葉を選んでみた。
  • あんパンとアメリカ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▼序文  この本の著者・榊原明子さんは、私が講師を務める「戸塚有隣堂カルチャーセンター 文章教室」の受講者さんでもあります。  月に一度の講座に、榊原さんは、毎月2~3作のエッセイ作品を自主的に書いて提出してくれます。その内容は、1984年~1990年までの間、ご主人のお仕事の都合で移住したアメリカ南部の都市ラリー(Raleigh)での体験をテーマにしたものです。  そのエッセイ作品は読んでいて大変楽しく、興味深いものばかりで、いつしか受講者と講師の関係から、書き手とファンの関係へと変化していきました。  そんな榊原さんに、お聞きしたことがあります。人生初の海外移住に、不安や不満はありませんでしたか? と。すると彼女は、「あまり行きたくはなかった。けれど、せっかくの機会を無駄にしたくもなかった」と答えてくださりました。  その前向きなチャレンジ精神は、この本の出版にも表れていると思います。自主的に書き続けた作品が、一冊の本にまとめられるほどの数と質になり、今ここに書籍という形になった。これもすべて、榊原さんのお人柄と生き方によるものでしょう。  一人の日本人主婦が立ち向かった、アメリカ南部暮らし。その日々を、読者の皆様もご体感ください。 ー木村文章店店主 木村吉貴 [内容紹介] 平凡な日々の中、ある日突然、“異国での生活”を命ぜられたら...。 まじめな主婦のその生の体験が、淡々と綴られています。 漠然として当たり前のことが、海を越えて、くっきりと見えてくる日本。 新鮮なまなざしだからこそ掬い取られた発見の数々。流れる水のように読ませるエッセイです。
  • 親子で学ぶ「幸せな性」と命のお話 本当の自分の心と体がつながる性教育
    -
    自己肯定感UP! よりポジティブに 「幸せな恋愛・性生活を送れる人間」を育む! あなたが持っている「性」に対するイメージを塗り替え、幸せで温かな性を体験できると、 見違うように自己肯定感が高まり、人生を豊かにできます。 そんな「人生を幸せにするための性教育」を子どもたちに! 〈早乙女智子さん推薦!〉 (産婦人科専門医、日本性科学会副理事長、認定セックスセラピスト) わかりやすく、温かい言葉で書かれた本書は、夏目さんのお人柄のまま愛に溢れています。 生きる意味を問い直す本書を、多くの方々に。 大好評!親子で参加するオンライン講座から、本書は生まれました! 「娘たちの真っ白な純白な意識の中に、世間一般のねじ曲がってしまった性ではなく、本来の尊い性が染み渡っていく、そんな時間にも感じられました」 (40代女性、6歳・8歳の娘と参加) 【もくじ】 はじめに ◎大人の皆さんへ……「性」のイメージが良くなると、自己肯定感が上がります ・学校でも教えてくれません ・性は、心と体を大きく動かす重要な部分 ・子どもたちの人生をより豊かにするために ◎思春期の皆さんへ……「性」を学ぶことは、「自然」について学ぶことと同じ ・自分の体は「恥ずかしい」ものではない 第1章 大人の体になるって、どういうこと? ・自分の体を守れることが、大人の条件! ・知っておきたいプライベート・ゾーン 第2章 大人も知らない? 女性と男性の生殖器のトリセツ ・女性の生殖器①外から見える「外性器」 ・自分の外性器を見てみましょう ・女性の生殖器②お腹にある「内性器」 ・卵子—女の子は〝赤ちゃんの卵〞を持っている ・女性の体は「月の満ち欠け」のリズムで変わる ・男性の生殖器の働き方 ・精通は生まれて初めて【射精】が起こること ・精子—〝赤ちゃんのタネ〞 ・性の発育には個人差がある 第3章 男女が結ばれるって、どういうこと? ・大人の女性と男性が結ばれること ・昔の人の思い「まぐ合いは神聖なもの」 ・精子は「生存競争」じゃなく「チームプレイ」をしていた! 第4章 「幸せな性」を体験するために必要なこと ・人間のまぐ合いとは ・安全で代表的な「避妊」の方法 ・性のエネルギーは「生命力」の表れ ・男の子も「性暴力」で傷ついている ・「幸せな性」は、お互いの気持ちが一致していることが条件 (一部抜粋)
  • かきバターを神田で
    3.6
    熱いバター醤油にまみれた立派なかき、清らかなせん切りキャベツ、黄色い芥子。 あの光景を思い浮かべただけで――平松さんが悶絶する、冬の名物・かきバター定食。 寒い夜、家に戻る途中「肉豆腐が待っている」と思うだけでものすごく安心する――。 昨日より豆腐に味が染みて、ねぎもとろとろに甘く…その煮汁につけておいた煮卵の美味さ! 冬の煮卵、かきバター焼定食、山形の肉そば、ひな鶏の素揚げ、デミグラスソースがたっぷりかかったトンカツ、あるいは、ちぎりトマトにサザエカレーに水茄子… 世の中の美味しいもの、美味しい味を生むお人柄、美味しい料理の背景。 週刊文春人気エッセイをオリジナル文庫化した一冊。 解説・堂場瞬一
  • 上皇陛下からわたしたちへのおことば
    -
    2017年に刊行された書籍を増補改訂して文庫版に再編集。退位の意向を示された陛下の「おことば」が大きくクローズアップされましたが、震災直後などこれまでも折にふれ、そのお人柄がよくわかる印象的なお言葉を発せられてきました。天皇に即位されてからはもちろん、皇太子時代までさかのぼり、発せられた背景の解説とともに紹介します。
  • 素顔の美智子さま 11人が語る知られざるエピソード
    3.0
    皇室番組「皇室の窓」を制作してきた著者が、美智子さまと交流してきた様々な分野の11人に綿密な取材を行い、その素顔とお人柄にせまる。美智子さまの凜とした美しさと魅力あふれる一冊!
  • 殿下とともに
    -
    「殿下は、私に、笑顔の思い出をたくさん与えてくださいました」 生来のお人柄、長男としての覚悟、周囲への気配り――天皇の幼少期に養育係を務めた元東宮侍従が貴重なエピソードを綴る、心に響くエッセイ

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