アイプロセレクション - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
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-美しい加護の国・聖アヴェーヌでは人間の悪事を悪魔が代行する「悪魔の契約」が長年問題になっていた。 国王は契約者に処罰を与えるより「これ以上簡単に人間の手を悪に染めさせないため、元凶である魔王・ルシフェルの命を絶たねば意味がない」と悪魔の国に戦を仕掛けようとしていた。 国王の息子・フレイア殿下と仕立て屋の娘・リアナ、国に仕える姉のクララは大の仲良しだったが、クララのフレイアへの気持ちをよそに、フレイアは密かにリアナに想いを寄せていた。 そんなある日の収穫祭、出かけた三人の前に大変な事故が…!? クララを庇おうとしたリアナは重傷、植物人間状態に!? 目を覚ましたリアナだったが、その姿はなぜかドール!? そして目の前に現れた美しい人…… 「ルシフェル様、どうされました?」 え? ま、まさかこの方は、あの魔王様!? そしてここは悪魔城なの――!?
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5.0「仕事のための『護衛』だったのに、まさかこの子の笑顔にドキドキしてしまうなんて――!」 身長179cmの高身長OL・内東貴夜子(ないとう・きよこ)は、サッパリした性格でみんなから慕われるお姉さん系女子。小さい頃はお姫様に憧れていたけれど、成長するにつれて伸びていった身長のせいもあり、今では周囲の女の子たちの「護衛」ポジションになっている。 そんなある日のこと、貴夜子は同じ会社の後輩で、「地味などんくさい系男子」と悪い評判を流され心配していた姫野尊(ひめの・みこと)から、彼に関するとんでもない事情を聞く。 そして、本当は優秀な姫野のために、貴夜子はひと肌脱ぐことを決意。 「私が姫野くんの盾になってあげるから、無理に自分を隠すことをやめてみようよ!」 次の日から、二人はまさに「姫と護衛」の関係に…!? 誰もが振り返る絶世の美男子・プリンセス姫野くんと、彼を守る護衛女子・内東さんの、ウブで可愛いハッピーラブコメ!
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-中学3年生の尾花夢は、河内中学陸上部に在籍する100M走の選手。 中1の時12秒43を記録し、全国大会9位になった輝かしい過去はあったが、 それ以来平凡なタイムが続き、絶賛スランプ中。 同じ部で予選落ちしていた子にまで追い越されそうで、おまけに 片想いしている同級生の男子・律気にも想いは伝わらず、悶々とした中学生活を過ごしていた。 夢が特に気に入らない存在が、その律気が片想いしている同級生の女子・石原だった。 家庭に事情があり、人とは交わらず、いつも独りでいる謎めいた石原。 だが、現担任で陸上部顧問の志堂と2年時の担任・真浦は、リレーで全国大会を目指すため 陸上部に新たに二人加入させようと考えていた。 一人は100Mを13秒台前半で走れる2年生の中園と、もう一人は陸上経験はないが志堂が素質ありと見込んだ石原だった!? 花形の100M走をあきらめてリレーで全国大会? おまけに仲間が石原? 一度は陸上部を辞めると言った夢だが、志堂に説得されて出した条件が、 石原と100M走の勝負をして、自分が負けたら石原の入部を認めるというものだった―――!? 一瞬のきらめきを求めて、バラバラだったピースがはまっていく女子中学生青春ストーリー!
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-出版社で事務職として働いている津田原エナの生き甲斐は、大好きなロックバンドの追っかけをすること。 そしてそのライブレポートを漫画にしてSNSにアップすることを密かな楽しみとしていた。 そのおかげで、会社の飲み会や行事を断っているエナは、周りから愛想のない人、付き合いの悪い人と認識されていた。 ある日、いつものように推しのバンドのライブに参戦したエナは、ライブ中白熱するあまりダイブ! だが、目測を誤ってしまい、誰もいないフロアに落ちてしまうかと思いきや、間一髪、大柄な男性に受け止められ助けられる。 なんとその男性は同じ会社の課長で、ちょっとミステリアスな雰囲気の霧山だった!? 会社にバレてしまうことを恐れていたエナに、 霧山はバラさない代わりにある契約を持ちかける。そして明かされた霧山課長の正体とは――――!?
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-28歳・開発会社の営業事務・アラサーOLのみなも。 顔もちょっとかわいいし、男からもチヤホヤされて決してモテないわけではないが、悩みは言い寄ってくる男がすべて残念なゆえに急激に冷めてしまうこと。 それを巷では「蛙化現象」と呼ぶが、 そんなみなもたち女子が経験する悲喜こもごもな恋バナを、 それぞれ残念な男子のパターンで軽やかにお送りするスプラッシュ(笑)ラブコメディー!
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-「何度生まれ変わっても愛すて決めてるんやから」 時は昭和。 父の急逝により、没落令嬢となった音無瑠璃子は、 母と妹を守るため、懸命に働く日々を送っていた。 だが、ある出来事をきっかけに、多額の借金を抱えてしまう。 借金取りに追い詰められ、手を上げられそうになったその時――。 彼女の前に現れたのは、公家華族の千院蓮夏だった。 そして、ふいに彼女に触れた瞬間、 蓮夏は何かを悟ったように、こう告げる。 「貴女をずっと捜してました。僕ら、前世で出会うてるんですよ。」 それは、時を超えて巡り合った“運命”の始まりだった。 深くて重い愛が、過去と今を繋ぐ、 淡く切ない輪廻ロマンスが、いまふたたび動き出す。