役所勤務の雨海には忘れらない人がいる。過去に家庭教師をしてくれていた先生。勉強以外にも身体に教えられたいろいろなことは、いまでも忘れられない出来事。先生を追って、志望校を変え受験した地元の大学。しかし、そこには先生の姿は無かった。行方の分からない先生を今でも夢に見るほど、自分の中で気持ちの整理がついていなくて…。　※雑誌『新ワンダフルBoy's Vol.91』に収録されているものと同一の内容です。重複購入にご注意ください。

大学生の咲也は、子どもの頃から繰り返し見る夢があった。自分に向かって泣きながら名前を呼ぶ少年の夢。ある日、便利屋のバイトの新規案件で見た依頼主の名前に心が落ちつかなくなり、その案件を自ら引き受けることに。バイト当日、仕事先へ向かった咲夜は依頼主を見て倒れてしまい…。　※雑誌『新ワンダフルBoy's Vol.90』に収録されているものと同一の内容です。重複購入にご注意ください。

深夜クラブの雑用スタッフとして勤務する灰時。ある日の閉店後、バーテンの夏海の趣味につあってカードゲームをしていた。夏海から3万円もの値が付くレアカードを自宅で紛失したと聞き、呆れていたところに「家事代行で部屋を片づけてほしい」と懇願される。時給につられた灰時だが、あまりの汚部屋っぷりに脱力する。なんとか無事に掃除を終わらせると、今後も家事代行をお願いされることに。引き受けた灰時だが、部屋の中でひとつ気になることがあって…。　※雑誌『新ワンダフルBoy's Vol.88』に収録されているものと同一の内容です。重複購入にご注意ください。

地元の友人たちとの飲み会に参加した勇心。遅れてきた友人が連れてきたのは、もう二度と会わないと思っていた元カレ・一誠。見合いをして結婚する…と一方的に別れを告げられた相手の登場に、友人たちの前で思わず涙がこぼれてしまう。勇心とは目も合わせずに早々に退席した一誠。6年ぶりの再会に、ふたりの気持ちが動き出す。　※雑誌『新ワンダフルBoy's Vol.85』に収録されているものと同一の内容です。重複購入にご注意ください。

幼なじみの則仁と風太。ふたりは泣かず飛ばずのお笑いコンピ「タイフーン97号」を結成して5年が経つ。「俺と合体して大型台風にならないか？ 」という則仁のひと言に感動して続けてきた風太だったが、則仁から方向性の変更を提案される。あせった風太は、コンビ解散…という最悪の事態を想像してしまう。心に不安を抱えたまま舞台に立った風太は、舞台上で思わず爆弾発言をしてしまい、それがSNSのトレンドに上がる…。世間にBLカップルと誤解されたふたりは「BLすれば売れる! 」と意気込み、さっそく本を買ってきてBLの勉強を始めるがきわどい描写が多くて…。　コミックス版特典として、描きおろしコミックがついたボリュームUP版です!