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  • ローマ帝国入門。世界強国ローマの始まりと終わり。カエサルに始まりオクタウィアヌスが盤石にした大帝国の興亡。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 現在ではイタリアの首都となっているローマ、この街に憧れを持つ人は多い。 歴史ある建造物、町並み。 お洒落な人々。 世界的な観光地として、毎年幾百万人もの人がここを訪れる。 ここは昔、世界中を支配した帝国の首都、もしくは政庁所在都市だった。 中心となっていたこの町の名前はそのまま歴史的にも国の名前となり、現在でもこの強国はローマ帝国と呼ばれている。 このかつてあった大国は、それまであったどの国とも一線を引く文明を持っていた。 そのいくつかは今でも受け継がれており、この国の政治体制が非常に近代的な価値観を持っていたことをうかがわせる。 しかし反面、現代ではとても受け入れられない習慣も持ち合わせていた。 そしてそれが国を荒廃させる原因ともなったといわれている。 日本の古事記と同様、神話から派生するローマの歴史は、多くの部分が未だに謎につつまれている。 現在わかっている範囲のローマの歴史を少し紐解きつつ(特にカエサルが築いた礎から始まる皇帝政治の初期)、文明の高さと下劣さ、高尚な価値観と道徳的退廃を同時に持ち合わせていたローマの人々の生活をご紹介したい。 血なまぐさい権力闘争は、その辺のドラマを見るよりもよっぽど知力と策略がみなぎっており、非常に興味深い。 なぜなら彼らの地位だけでなく、その命をかけているからだ。 現代社会に生きる私たちだが、この古代の人々の興味深い生活様式からは、とても多くの教訓を引き出せるはずだ。
  • リストカットの心理学。自傷行為のメカニズムを臨床心理が解説。身近な人が。自分が。自傷行為やめたい!やめられない!10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 思春期の心理臨床を行なっていると、女の子に多く見られるのが自傷です。それはリストカットをはじめとして、アームカットや広義にはボディピアッシングなども入ってきます。勿論、男性でも自傷される方はいらっしゃるのですが、実際の現場では女性の方がその比率が多いのが事実です。私も様々な、クライアントと出会い、多くの自傷を見てきました。特に、思春期の臨床を行なっていると、女の子の殆どは自傷を体験していると言っても過言ではありません。精神科医療の現場だけでなく、学校などでスクールカウンセリングを行なっていても学年に2~3人いてもおかしくないのではないかと思うほど自傷は身近になってきたといえます。よく、「自傷は構ってほしいだけだから」や「自分を確認するために自傷しているんだよ」という言葉をメディアや噂で聞きますが、果たしてそれは本当なのでしょうか? この本は、リストカットをはじめとした自傷について色々な視点から解説されています。現在自傷をしてしまった人が回りにいる人には是非一読してほしいと思っています。また、自傷をしてしまった本人の人も、「なるほど、こういう考え方もあるのか」と再発見することも少なくないと思います。 また、学校関係者や児童福祉関係者の方は自傷に接する機会も多いと思いますので、是非一度読んでいただければと思っています。 また、本書に登場する事例は筆者が専門書の記述を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 臨床心理士ってなんだ?精神科医、カウンセラー、心理士、臨床心理士の違い。試験の難易度、収入、研究、仕事内容とは。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や統合失調症といった精神疾患から、不登校や非行などの問題行動にまで幅広い人の悩みに対して援助する専門職として、臨床心理士というものがあります。皆様も一度くらいはどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、この資格は名前ばかりが一人歩きしてしまいなかなか本質が伝わりにくい職業の一つでもあります。私自身も臨床心理士として活動していますが、「仕事は心理職だよ」というと、「えーじゃあ私の心とか分かっちゃうんですか?」と聞かれることも少なくありません。 心理学を学び始めた時に、最初の授業で習うのは「人の心は分からない」ということです。今でも非常に印象に残っている授業の一つではあります。 「人の心」という良くわからないものを扱うはずである臨床心理士とは実際にはどのようなことをやっているのでしょうか。 この本は、臨床心理士を目指している方は勿論、精神科医と臨床心理士の違いが知りたい人、心理療法とは一体どういうものなのか知りたい等、この職業に関することに興味を持っている方であればなるべく楽しめるように書かれています。 臨床心理士が普段どのようなことをしていて、どのようなことを考えているのか是非知ってもらいたいと思っております。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • まさか、夫が。~突然の難病診断。その時あなたは~重度のうつ病で13年間ひきこもっていた妻が直面した夫の介護と奇跡。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 「実はご主人様に重要なお話があるのですが」 突然の町医者からの電話に私は驚いた。こんな経験は初めてだったからだ。 「えっと、今は会社ですが」 「そうですか。今日通院にいらして、気になったことがありまして……」 「何でしょう?」 「ご本人様の携帯の方へ連絡させて頂きます」 「……分かりました」 思い起こせば、二年前のこの電話から全てが始まったのだ。 その頃の私は、うつ病を患っていて、家で家事もできずに過ごしていた。そこに夫からの報告。 それは、肺の難病の可能性が高い、というものだった。 難しい病気だと言われても、首を傾げる私。聞いたことのない言葉の羅列に、最初は漢字が当てはまらなかった。 やがて大学病院へ行き、検査等をして、改めて肺の難病と診断。その時、一緒に通院をしていなかったので、帰って来た夫の話を聞いても、ピンとこなかった。 難病ってなに? これからどうしたら良いの? そう思いながらも、正直私の心の中では、どれだけ大変なことか、理解ができていなかった。 夫の症状としては、咳と息切れ。疲れやすいとは言っても、普通に仕事に行っていたので、私はまだ、事の深刻さに気付かずにいた。 この本は、難病の夫を持つ私が、経験してきた、「心構え」「夫への接し方」を記したものである。 現在私と同じように、パートナーを支えている人、難病に全く関心が無い人にも読んで頂きたい。 難病は、いつ誰におきても不思議ではない、身近なことなのだ。
  • 図太く生きるための心理学。なぜ、あなたはそんなに傷つきやすいのか?レジリエンスを高め強く生きよう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や、新型うつという言葉を良く聞くようになったのは、産業分野にてうつ病による休職が増加したことも背景にあるのでしょう。そして、うつ病による休職が増加した背景には、ブラック企業による、過度な生産性へのプレッシャーや過重労働があると思います。一方で、社員側の要因としては、傷つきやすかったり、ちょっとしたことですぐに切れてしまったり、諦めてしまったりという要因があると思います。 会社側から、うつ病や新型うつという産業分野のメンタルヘルスに切り込む本は数多くありますが、社員側からこの話を取り上げる本というのは多くはないでしょう。 筆者は、臨床心理士として、様々な分野で仕事をしてきた経験から、一人一人が図太く生きていけば産業分野におけるメンタルヘルスの状況も改善していくのではないかと、なんとなくですが思ってきました。 この本では、人生をちょっとやそっと傷ついたとしても日常生活や家庭を崩さず図太く生きていける概念を説明した本です。 例えば、仕事のミスが続き落ち込んでプライベートが楽しくなくなってしまったり、時には退職や死すらも考える人がいるなら是非読んでほしいと思っています。勿論仕事についてだけ書いてあるわけではないのです、恋人に振られるのが怖くてしょうがない人や、対人関係に不安を抱えている人などがよんでも十分参考になるようにかかれています。 図太く生きるコツを一緒につかんで行きましょう。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 病んでない人などいない。臨床心理士が説明する全ての人が病んでいると言える理由と自閉症スペクトラム障害。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 例えば、心理士という職業として、日々色々な問題行動や精神病理を抱えている人と会っている私が「病んでない人などいない」と言い切ったのならば、皆さんはどのように感じるでしょうか。腹が立つ方もいれば、なるほどとうなずく方もいるのではないでしょうか。 「もしかしたら私も問題行動を抱えていたり、病気になっていたりするの?」という疑問を持った方は、なかなか鋭いと言えると思います。 本書は、精神病理や問題行動に関して否定的な見方があったり、なにかネガティブなイメージがある方の為に、一体、問題行動や精神病理は私とどのようなところが違って、どのようなところが一緒なのかということを解説した本です。 最近、DSMという診断基準が改訂され、自閉症スペクトラム障害という名前が出てきたのをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。 このスペクトラムという考え方こそ、私が病んでない人などいないと言い切れる一つの考え方でもあります。 本書は、一般の方だけではなく、スペクトラムという考え方がいまひとつピンとこない対人援助職の方にもどんなものか分かるように例を用いて分かりやすく解説してあります。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 恋愛依存症の心理学。浮気、不倫、二股、恋人が途切れない、そんなあなたは恋愛中毒かもしれませんよ。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 依存症とつくものには、色々な種類が存在します。俗に「アル中」として取り上げられる、アルコール依存症であったり、覚せい剤や麻薬などに依存してしまう「薬物依存症」、パチンコや公営ギャンブルに依存してしまう「ギャンブル依存症」などです。日常生活を送っていれば、なにか一つは出会ったり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。そんな依存症の一つに恋愛依存症があります。コレは、人と恋愛することに依存してしまう病です。恋愛をしていると満たされている感じがして、恋人がいないと強い不安に駆られてしまうのが恋愛依存症と言えます。 恋愛依存症になると、特定のパートナーがいたとしても満足できずに不倫や浮気などをくり返してしまいます。彼らにとってパートナーがいることと恋愛していることはあくまでも別の話なのです。 本書では、この恋愛をしていなければ満たされている感じがしない恋愛依存症について解説した本です。パートナーが浮気をくり返していたり、自分自身がすぐ人を好きになってしまったり、浮気をくり返してしまうようならば是非読んでほしいと思っています。 また、本書では、セックス自体に依存してしまう「セックス依存症」と「恋愛依存症」は分けて取り扱っています。あくまでも恋愛自体に依存してしまう恋愛依存症について取り扱っています。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 劣等感で生きるのがつらい。心理学で見るコンプレックスから開放されるための最初の一歩。「目の前のやるべきことをやる」10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 心理士という仕事をしていると、劣等感という言葉と出会う機会が非常に多いです。劣等感という言葉を使うかたもいれば、コンプレックスという言葉を使う方まで様々いますが、そのコンプレックスや劣等感が元で辛くなってしまっている方も少なくありません。これは、あくまでもフィクションの事例ですが、「初めての人に会うと自分が不細工だと思われている気がして上手に話ができない」や、「初めて会った人が自分より良い学歴だったらどうしようと常に心配している」などの事例は非常に辛い状況にあるといえます。 劣等感というのは誰にでもあるものです、劣等感がまったくないという人はおそらくいないのではないでしょうか。だからこそ、この劣等感とちゃんとしたお付き合いができないと時には自らの人生を悲観的に見すぎてしまったり、新しいコミュニティに入っていけなかったりと不都合が出てくるようになります。 この本では、劣等感と上手に付き合えるように、劣等感について解説した本です。 容姿のことや学歴のことがどうしても気になってしまう。自分は生きている価値なんかないに違いない。どうしても人のことを見下してしまう。自分が見下されているのではないかと不安になる。 以上のような人がいれば、是非この本を手にとってほしいと考えています。劣等感と上手に付き合って、穏やかに日々をすごせる方法を一緒に探してみましょう。
  • 顔が不細工だから恋人ができない!の心理学。問題は容姿なのか?臨床心理士が「ただしイケメンに限る」「顔採用」など解説10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき よく「恋人がほしい」という人と出会います。その時に、「何で恋人ができないと思いますか?」と尋ねると、「顔が不細工だから恋人ができない」、「容姿が悪いから恋人ができない」という結論に至る人が少なくないように感じています。 時には、それがコンプレックスとなり自己肯定感を下げてしまい、単純に「恋人がいない」という問題から自らの「生き死に」の問題になってしまうこともあります。 しかし、恋人というのは非常に難しい問題で、時には「恋人がいない自分」が受け入れられないがために恋人がほしいということも少なくありません。 それは、結局のところ他人のことを好きになってはいないので長く続かなかったり、全く恋人ができなかったりということが起こるのです。 実は、恋人がいないのは容姿のせいだけなのかという問いに対しては、この概念を使うと上手く説明することができるのです。 結論から言ってしまうならば、「自分本位の恋愛」をしたい場合において容姿は必要になってくるのです。 また、自分本位の恋愛がしたいということは、恋愛の問題ではなく、自己愛が満たされていないことに関する問題なので、多くの病や問題行動へとつながってくるのです。 本書では、「異性なんて結局顔でしか判断していない」と思っていて、なおかつ「自分は容姿が悪いから評価されない」と思っているすべての人に読んでほしいと思っております。 肩の力を抜いて生活できるような方法を一緒に模索してみませんか?
  • ネットでいうメンヘラとはなにか?精神疾患治療のプロである臨床心理士が解説するメンヘラの特徴、関わり方、治療法。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき インターネットや通信手段が発達した今日、専門家でなくても精神疾患や問題行動に関して簡単に調べられる時代になりました。インターネットや通信機器の発達は距離がどんなに離れていても、年齢がどんなに離れていてもコミュニケーションを可能にしました。時には顔を知らない相手と恋人関係や友人関係を築く事例も存在します。 そんな、莫大に広がった世界の中で「メンヘラ」と呼ばれる人々がいます。ネットスラングとしての「メンヘラ」は瞬く間に世界を駆け巡り、いまやメンヘラという言葉を現実世界でも聞くようになりました。 メンヘラという言葉は精神疾患全般を指しているのかと思いきや、統合失調症は糖質などと隠語化されて使われているので、メンヘラは精神疾患全般を指している言葉ではないのです。 それでは、一体メンヘラとはどのような人たちを指して使われる言葉なのでしょうか。 この本では、ネットスラングで「メンヘラ」と呼ばれる人たちついて自説を交え説明します。現在、メンヘラと呼ばれる人たちと付き合いがある人にも、役に立つよう執筆したつもりですので、もしそのような心当たりがある方にも一読してほしいと思っています。 また、自分自身がメンヘラかもしれないと思っている人も是非読んでいただきたいと思っています。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 「学校に行きたくない」と、子どもが言ったら読む本。親が知るべき不登校(登校拒否)に対する、正しい考え方と対処法。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 子供というのは、まだ発達の途上にありますから、「なんで学校に行かないんだ」と言ってもなかなか上手に言葉にできないお子さんも多くいらっしゃいます。そもそも、嫌な理由がしっかり言葉にできて理路整然としゃべれるならば、不登校とは縁がないかもしれません。 言葉にならないお子さんを問い詰めると体の症状として出てきたり、時には引きこもりのような手段をとることも少なくありません。理由がないのに学校に行かなくなる子供というのはいないのですが、理由が言葉にできる子供もまたいないのです。大人は言葉の世界で活動していますからどうしても言葉に頼りきってしまいます。時には、言葉で説明できないのであれば子供の理由を考えることをやめてしまう大人もいます。私たち大人は子供が学校に行きたくないと言った時、一緒に考え、共に悩まなくてはならないのです。そこで考えることや悩むことを放棄してしまい、半強制的に学校に行かせるようなことをすれば、一時的には問題解決するかもしれませんが、必ずどこかでまた別の問題となって浮上することでしょう。 筆者は、スクールカウンセラーとして不登校に関わったこともありますし、自治体が行なっている不登校支援員としてアウトリーチを行なったこともあります。数多くの不登校事例と出会い、考えることも沢山ありました。 この本では、子供が不登校傾向であったり生徒が不登校傾向であったりする親や支援者に向けて心理士という立場から不登校を解説しています。 身の回りに不登校のお子様がいる方には是非読んでほしい本です。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • もし「孫子」が織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の戦いを見たら、軍師として誰に仕えるか10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 古代中国に『孫子』という兵法書がある。春秋時代の兵法家・孫武の著と伝えられている。 孫武はこの書を持って、自身を軍師として採用する王を探すと同時に、自分が仕えるに相応しい王がいるか、群雄割拠する諸国を訪ね歩いた。その結果、孫武は呉の王・闔閭(こうりょ)に認められ、軍師として活躍したとされる。 日本の戦国時代の武将では、武田信玄が『孫子』の「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」を旗印にしていたことはよく知られている。 戦国の三英傑と呼ばれる織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が、『孫子』を読んでいたとか、活用していたという話はほとんど聞かない。 それでは、もしも孫武が信長・秀吉・家康の戦い方を見たら、誰を評価するだろうか。 また、誰に軍師として仕えようと望むだろうか。
  • 小学生英語の家庭学習。英会話スクールが楽しいだけでいいのか?「きちっとした英語を身につけた中学生」になってほしい!10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 英語の講師をしていると、ネイティブスピーカーの楽しい英会話の授業を受けている小学生の保護者の方々から、一様に似たような話を聞く。 「何年も英会話スクールに通っているのに、英語が話せない。」 「何年も英語を習っているのに、アルファベットが書けない。」 確かに、英語を教わりに来る小学生たちは、親の気持ちなどつゆ知らず、実にのびのびとネイティブスピーカーによる子ども用の英語の授業を受けている。大好きなゲーム、色ぬり、発話練習……。元気いっぱいに「I know!」と手を上げる子。じゃんけんの仕方や、果物や野菜の名前を言うこと、フォニックスの歌。楽しみながら英語を学べるのは、本当に素晴らしいことだ。私が小学生のころは、クリスマスソングの入ったカセットを聞いて、ひとり歌を口ずさんだり、ディズニーアニメのセリフを耳だけで真似して適当に意味も分からずに言っていたのだから、こうして直にネイティブの先生と授業ができる子どもたちは、とてもうらやましいとさえ思う。 だが、楽しいだけで、本当に彼らの英語が中学生になったときに、使えるモノになっているのかは、はなはだ疑問だ。例えば、野菜の「ナス」を英語で「eggplant」と覚える。外国人の実に陽気な講師が、満面の笑みを浮かべて「What’s this?」と訊けば、子どもたちは元気に「エップラン!」と素晴らしい発音で答えるだろう。ただし、そのスペルを書ける子どもは、果たしてその中に何人いるのか怪しい。フルセンテンスで「It’s an eggplant.」と答えられるようにするには、さらに練習を重ねる必要がある。 漢字や計算の学習には楽しさを求められないのに、なぜ英語だけは楽しさを求めるのだろうか。教科に求める学習の差が、こんなところで生じるはずがないのに。 駅前の高額な英会話スクールに通わせても、結局、家庭学習抜きに英語が身につくことはない。子どもたちが楽しければそれでいい、というなら話は別だが、子どもたちに「きちっとした英語を身につけた中学生になってほしい」というのなら、親だって家庭で作業しなければならない。忍耐は必定だ。 というわけで、本書は、「きちっとした英語を身につけた中学生」を育てたいと願う、小学生の子どもを持つ親を対象としている。子どものために、頑張れる親御さんが、子どもと一緒に家で行う英語の学習法についてご紹介したい。
  • 子どものパターン別、自分から勉強する子に育てる方法!その勉強のやらせ方では、その子は不健康になってしまう!10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 はじめに 学校に通う子どもを持つ親にとって、子供の成績は非常に大きな関心事の1つである。おそらくは本書を手にされているあなたもそのことに強い関心を寄せているのだろう。 私は塾講師として勤務してきたが、その中で自分の子どもが勉強しないという親の相談をいくつも受けてきた。断言するが、放っておいても自分から勉強できる子どもというのはほんの一握りである。なぜなら、現代の子どもは昔の子供たちに比べて、非常に多くの誘惑にさらされており、また、勉強する目的やモチベーションを保ちにくい社会になっているからだ。 誘惑に負けずに自分から勉強する子どもに育てるためには、いくつかのポイントがある。 本書では、どのように伝えれば子どもが自らやる気を出し、勉強することができるようになるのか、ポイントを整理しながら解説することとする。
  • エウメネスの仕事。なぜ書記官が将軍と伍したのか。学問と情報が力を持ちエウメネスは巨人となっていく。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき エウメネスは書記長という事務的な仕事を任されていた人物でありながら、最終的には諸将軍と肩を並べる存在となった。なぜ書記の仕事がエウメネスに力を与えたのか、少し考察しようと思う。
  • 人見知りを治す心理学。一対一コミュニケーションのプロである臨床心理士が教える辛い人見知りの対処方法。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 筆者は、臨床心理士という、密室に二人で閉じ込められて「さぁ!今から一時間話してください!」というようなことをやる職業です。「心理士さんは、人見知りなんか関係なくて、どんな人でも上手にお話できて聞き上手なんでしょ?」なんていうことを言われることも多いのですが、実際問題、僕は人見知りですし、プライベートでの人間関係ではトラブルが多めかも知れません。前書きでこんなことを言ってしまうのもどうかと思うのですが、人見知りが「治る」ということはありません。ただ、自分の中にいる「人見知り」という特徴と上手く付き合えるようになって、対人関係であまり困らなくなることは可能です。例えば、私の場合だと目上の男性と1対1という局面は非常に人見知りしやすい状態であることを自覚していますので、なるべくそのような状況にはならないようにしています。また、どうしてもそのような場面になったとしても、適当に話をあわせて適当に切り上げることも上手になりました。この様に自分の苦手な場面を把握して、その乗り切り方を具体的にイメージできるようになると人見知りというのは驚くほど上手に付き合えるようになるものなのです。 もし、以下のような人がいたら是非この本を読んでほしいと思っています。 1、顔見知り程度の人と偶然帰りが一緒になってしまったりするとドキドキする。 2、職場や学校では、1対1や多人数で仲良くできるけど、職場や学校を離れたとたん緊張する。 3、人と話すときどこを見れば良いのか分からない。 4、相手に自分の顔を見られていると思うと緊張する。 5、なかなか人と仲良くなることができない。 6、自分は俗に言う「コミュ障」だ 人見知りが解決することはなくとも、上手に付き合うことのヒントはあるかもしれません。 本書に出てくる例はすべて筆者の作り上げたフィクションの事例です。
  • 新型うつは「サボり?」。あなたは大丈夫ですか?臨床心理士が説明する「非定形うつ病(新型うつ病)」。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき みなさんは、新型うつ病という病名を聞いたことはあるでしょうか。昨今メディアでも頻繁に取り上げられる病です。どの様な症状が出るかというと、従来のうつ病と同じように、落ち込んだ気分や活動性の低下などが見られます。しかし、従来のうつ病が何の理由もなくいきなりやってくるのに対し、新型うつ病は普段はうつ状態なのにも関わらず、余暇活動や自分の趣味に関する活動であれば元気に活動できるのです。 このような状態であるため、例えば仕事を休んだのにも関わらず、夕方から飲みに出かけ、それをSNS等にアップし上司にばれて怒られるといった事例が多発しています。また、上司もしっかり遊んでいるところを確認できてしまうため、「あいつはただサボりたいだけでうつ病と言っているのではないか?」と言った誤解を招いてしまうことになります。 この様な状態になると、本人には確かに辛い時間があるのですが、それが理解されずに余計に苦しむといった状況に追い込まれてしまいます。 病因には内因・外因・心因といった三つの種類の原因があります。内因とは、脳内の伝達物質等の方よって症状が起きる問題、外因とは脳の外傷などによる症状が出るもの、心因は環境や心理的な問題が影響して症状が起きるものです。本書で詳しく解説しますが、従来のうつ病は内因であり、投薬による治療が有効ですが、新型うつ病には内因と心因の両方が絡み合い複雑な様相を描き出しているものが少なくありません。 本書を通して、新型うつ病の実情や対処、メカニズム等を説明できればと思っております。 この本に出てくる例や、事例は専門書を参考に筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 大久保利通から学ぶ、人生の生き方。社会人として、そして人間として。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 幕末、明治維新の英雄としてまず名前が挙がるのは西郷隆盛か、もしくは坂本龍馬や木戸孝允(桂小五郎)か。 少なくとも、「ああ、幕末といえば、大久保利通だね!」という人はなかなかいない。 維新の三傑と呼ばれる英雄に数えられている割には、彼がどんな人物だったのかがあまり知られていない(というよりも西郷らのエピソードが有名すぎる)のだ。 彼があまり武力に長けた人物ではなく、西郷のように戦争によって英雄となったわけではないという点もその原因として挙げられる。 ただ、彼は今の日本の政治体制の礎を担った人物として非常に評価が高い。 また、最期は暗殺によってその人生を閉じたのだが、その最期の最期まで政治家としてまた志士としての威厳の高さを示し続けた大人物としても知られている。 西郷がそのカリスマ性と才能によって英雄になったのに対し、大久保は勿論その才能や経験もさることながら、勤勉さ、また自己犠牲の精神によって明治の英雄となった。 その分、私たち、いわば「普通の人々」が彼から学べることは非常に多い。 社会人として、そして人間として。 大久保利通の人生の歩み方は、素晴らしい模範を私たちに残している。
  • 長宗我部盛親と山内一豊 土佐国盗物語 土佐国は運命の糸に操られたこの二人から生まれた10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 序章 二人の戦国大名がいる。二人はお互いの名前程度しか知らない。 なぜか二人は人生の節目で知らないうちにすれ違った。違う道を歩いているのに、同じ十字路でそれぞれの道へ進んだ。 そして、行き着いた先には、あまりに対照的な結末が待っていた。 一人は長宗我部盛親、もう一人は山内一豊である。 長宗我部盛親の章 盛親は、戦国時代の四国の覇者・長宗我部元親の四男として生まれた。 元親は土佐の一郡しか持たない土豪から、九年の年月をかけて土佐を統一し、さらに十一年余という途方もない歳月をかけて、四国をほぼ手中に収めた。 しかし、羽柴秀吉の四国攻めにわずか一カ月で降伏し、土佐一国の大名に逆戻りした。 秀吉から九州攻めの先鋒を命ぜられた元親は、嫡男・信親とともに出陣した。この合戦で、軍監の仙石久秀の戦下手と、元親に遺恨を持ちながら同じ先鋒に配置された十河存保の企みによって、元親と信親は分断され、それぞれが孤軍となり元親は重傷を負い、信親は戦死した。 元親の失意は大きく、三年の間、跡継ぎを明確にしなかった。信親亡き後の長宗我部家には、次男の親和、三男の親忠、そして盛親が後継者の候補だった。元親はその中から最も若年の盛親を選んだ。親和、親忠の二人が既に他家に養子に出ていたこともあり、盛親が、信親同様に正室の子だったことも理由のひとつだった。
  • 多重人格が分かる本。解離性同一性障害(多重人格)は本当に存在するのか?虐待との関係、原因、治療方法。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 精神科領域の中でも、最も症状が華々しいものの一つに多重人格があります。そのドラマティックな症状から、多くの映画や小説、芸術作品などでも取り上げられることが多いです。しかしながら、そのような作品が一人歩きしてしまい、多重人格が誤解されているような状況も見受けられます。 その誤解から、中には詐病として用いられる事例もあります。取り上げられる機会も多いことから、一般に対する世間の認知度も、うつ病、統合失調症、双極性障害と並んで非常に高いです。しかし、その一方で、他の疾患よりも圧倒的に罹患率が低い病でもあります。 それは、他の精神障害が内因(脳の神経伝達物質等の問題)に起因するのに対して、多重人格は心因(環境の要因や心理的な要因)も影響しているからです。 その環境因は非常に過酷なものが多く、万人がそのような状況には陥らないことも理由としてあげられます。 この本では、小説や映画、アニメ等に出てくる多重人格と実際の多重人格の違いや実際にはどのような臨床像なのかということをお伝えできたらいいと考えております。 もちろん、身の回りに多重人格の友人や家族がいる方にも、最初に読む一冊としては十分な情報を提供できるように心がけてあります。 この本を読んで興味を持っていただけたのならば、より専門的な本を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • エウメネスが見た夢。何が彼を殺したのか?大規模国家の抱える問題から死の原因を考察する。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき エウメネスはなぜディアドコイ戦争で死ななければならなかったのか、今回はその戦争が起こった情勢がいかにしてできていったかと、どうすればエウメネスが地位を維持できたかを考察して見たいと思う。
  • 統合失調症の入門書。家族、友達が統合失調症になった。あるいは疑いがある。そんなときに最初に読む本。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 最近は、様々な媒体で統合失調症が取り上げられることも増えてきました。しかし、一部のドラマや映画、本などでは統合失調症が正しく取り上げられておらず、中には誤解を招くような表現のものも少なくありません。 皆さんは統合失調症についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。 実は統合失調症と言っても、その状態像が一つに確定するわけではありません。当然のことですが、患者さんによって出方が異なりますし、予後もかなり変わってきます。統合失調症は精神科医療の中で最も頻繁に研究が行われる病の一つです。現在は有効な抗精神病薬を発売されており、かなりの割合で症状を軽快させられるようになってきました。ある意味、統合失調症と投薬はワンセットなのですがまだまだ投薬に対して偏見も多いのかなと感じています。 この本では統合失調症の典型的な症状や、治療の実態をお伝えすることができればよいかなと感じています。 正しい治療を行うことと同じくらい、周りにいる人がこの病に理解を示すことは重要です。 統合失調症を知るための最初の一冊となるように、なるべくいろいろなことに触れたつもりですので、興味のある方はこの本をきっかけに専門書を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 海に棲む変な奴。「竜宮城の使い」は亀ではない。マンボウは英語で太陽、イタリア語では?ユニークな海の生物を紹介。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 はじめに 筆者は魚類が好きである。食べる意味ではなく、魚には面白いものが多いのだ。由来が面白かったり、名前が見たままだったり。調べると面白いのだ。この本を書くきっかけになったのは筆名である「ニタリクジラ」なのだが、この「ニタリクジラ」とは何なのか御存知だろうか?恐らくクジラだろうと予想は付いても、「ニタリ」とはどういう意味なのか分からない人が多いのではないかと思う。筆者はこの名前を名乗っているから、もちろん意味を知っているのだが、知らない人が多いことに気づいて、いささかがっくりと来たものだ。結論から言うと、この「ニタリクジラ」とはクジラの種類の名前である。世界最大の哺乳類の「シロナガスクジラ」は知名度があるのに、他のクジラは種族名さえ知られていない…。なんだか複雑である。 そこで本書では、個人的に「面白い」と思う由来を持つ魚類(海の生き物)を紹介したいと思う。
  • 新約孫文。「愛」多き革命の英雄。その生涯と日本との深い関係。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 孫文(1866~1925)は中国において「中国近代資産階級革命先行者」と評される人物である。海外では「逸仙」の号、中国では「中山」の号で知られている。 医学の勉強をするなかで革命を志し、数回の蜂起失敗、亡命を繰り返した後、辛亥革命が起こり、1912年1月、中華民国が成立すると、臨時大総統に就任した。 その後、南北和議を受けて、大総統職を継いだ袁世凱が北京において独裁を強めていくと、南方において袁およびその後を継いだ北洋軍閥に対峙し続け、共和制の基礎、国民党による全国統一の基盤を築いていった。 孫文はどのような人物であったのだろうか。また具体的にはどのようなことをしたのだろうか。 本書では、(1)孫文の生涯、(2)革命指導者としての孫文、(3)孫文と日本との関係に分けて、簡単に解説してみたい。 本書は10分間で読めるようにシンプルにまとまっているので、気軽に読み始めていただきたい。
  • 職場の心理学。仕事に生きがいを持てたら人生はどれほどすばらしいだろう。臨床心理士による本格的な職場心理の本。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 人間の生活は3分の1が睡眠、3分の1が余暇、そして3分の1が仕事です。仕事は、給与や報酬といった糧を得ることで、余暇や睡眠にも影響してきます。使える金額の量で遊び方も変わるでしょうし、睡眠時間も変わることでしょう。しかし、お金を稼ぐためだけに仕事をしている人は少ないのではないでしょうか? 生活の3分の1を費やすだけあって、嫌々やっている仕事では生産性もあがりませんし、生活の質も向上していきません。どうせやるならば、生きがいをもって仕事をしていきたいものです。 では、一体どういう状態になったならば生きがいを持って仕事ができるようになるのでしょうか? 勿論、生産性を上げることも大切ですし、自分のやった仕事の成果が顧客や取引先に評価されることも必要でしょう。また同僚や上司との関係を円滑に保つことも非常に重要なことの一つでしょう。 心理学とは人間の行動や情動・精神病理について学ぶ学問です。その知見の中には、職場での活動に有益なことも沢山あります。 今回は、生産性、人員配置、人間関係という観点から仕事を行うに当たって有益な知見をご紹介できればと思っています。 生きがいを持って仕事を行いたい方は是非読んでいただけると幸いです。
  • うつ病がわかる本。「がんばれ」と本当に言ってはいけないのか?臨床心理士がざっくり解説。「なるほど。そうだったのか」10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき メディアが普及してきた昨今、テレビや書籍でも精神病理が取り上げられる機会は増えてきました。また、職場や学校でもうつ病と名の付くものにかかっている人がいるかもしれません。 うつ病といいますと、皆さん漠然と状態像を想像することはできると思いますが、うつ病と普通の落ち込みの違いや、抗鬱剤の正体・治療機序などはなかなか理解されていません。 本書では、主に通常の落ち込みとうつ病の違いに焦点を当ててうつ病をわかりやすく解説することを目的としています。 また、抗鬱剤や抗不安薬、抗精神病薬などの違いや長所短所も読者の方が気になるところであると思います。 うつ病の生涯罹患率は6.5%と言われています。おおよそ、知り合いが15人程度いれば一人はうつ病の経験者ということになるのです。 かなり身近な病であり、これを読んでいる読者の方も決して他人事の話ではありません。 友人や家族、自分がうつ病になったときのためにも正しい知識を身に着けておきましょう。しっかりと事前準備をしておけば、重症化は避けられるはずです。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 子どもをいじめから守る。親が持つべき5つの覚悟。いじめと闘うのは親の仕事だ。本当に解決するためのいじめ対策。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 確認されたいじめ件数は過去最多を更新し続け、不登校者も約12万人にのぼるという現代社会で、子どもが楽しく学校へ通うというのは当たり前の日常ではなくなってきている。 残念なことだがいまや学校は「安全な場所」でも「楽しい場所」でもなくなってきている。 「学校へ行ってさえいてくれたら安心」そんな時代は過ぎ去ってしまったのだ。 では誰が子どもをいじめから守るのか。それは「親」しかいない。 本書では、現在いじめ問題で悩まれている保護者やその周囲の方々に読んでいただきたい。 親としてどう子どもと接すればいいのか。 学校へ訴えてもいいのか。 いじめ問題は、当事者(加害者と被害者)だけの問題ではない。その周囲の対処によって、改善も悪化もするのだ。 『本調査において個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。 「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする』 (注1)「いじめられた児童生徒の立場に立って」とは、いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視することである。  (注2)「一定の人間関係のある者」とは、学校の内外を問わず、例えば、同じ学校・学級や部活動の者、当該児童生徒が関わっている仲間や集団(グループ)など、当該児童生徒と何らかの人間関係のある者を指す。  (注3) 「攻撃」とは、「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわるものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものも含む。 (注4)「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり、隠されたりすることなどを意味する。  (注5)けんか等を除く。 上記は文部科学省が定めたいじめの定義である。 いじめが起きたときに、対処を間違わないように。 この定義を念頭におき、読み進めていただきたい。
  • 新約 西郷隆盛。男の生き方は西郷さんに学べ。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 東京都台東区上野の上野公園にいくと、西郷隆盛の像をみることができる。 かれこれ作られてから100年以上経過しており、今では東京の名所の一つとして観光客が訪れる。 日本人で西郷隆盛を知らない人はほとんどいない。 歴史上の人物は大抵、語られるときはフルネームで呼び捨てが常だ。しかしなぜか彼は、親しみを込められてなのか「西郷さん」と呼ばれることが多い。 特にこの彼の像を指して、皆そう呼ぶ。 彼は苦労人だ。 権力争いに飲まれ、藩の中で不遇の時代を過ごした。 後で詳しく書くが、彼は2度、自殺未遂をしている。 そして勝利者側である薩摩の人間だったのに、最後は敗者として人生に幕を下ろした。 彼の人生から学べるもの、それは敗者の美学。 そして清廉潔白な男としての美学。 負けてなお語り継がれる彼の人生は、ただの敗者のそれとはまた違う魅力をみせている。
  • カラス対策。カラスは人間の6歳児程度の知能を持つ空を飛ぶ黒いギャングだ。興味深い生態、能力、弱点を知れば共存できる。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 本書は、都市域で生活する人たちが、カラスによる被害から身を守り、カラスとうまく共存するための手引き書である。まず、カラスの生態や驚くべき能力、弱点について解説した後、対策について解説する。 実際にカラス対策で困っている人がどうしたら良いか、について具体的に書かれているので、その部分だけを参考にしていただければ十分である。 しかし、本書を熟読しカラスのことをよく知ったあなたは、自分の生活の仕方を少しかえるだけでカラスとの競合をほとんどなくすことができるのだと気づくだろう。カラスを迷惑な隣人とする見方から、興味深く賢い隣人として見直すようになる人が増えれば幸いである。
  • 新約真田昌幸上巻武田信玄に学び、織田信長を巻き込み、豊臣秀吉を後ろ盾に徳川家康の軍勢を破った真田幸村の父・昌幸の前半生
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 はじめに 戦国時代、信濃の小大名でありながら、徳川家康・秀忠と戦い敗走させて、現代にまで名を残す大名がいる。 真田昌幸である。 真田姓では、昌幸の子・幸村の方が一般には知られている。大坂の冬の陣で「真田丸」と呼ばれる砦を造り、攻め寄せる徳川軍を一蹴した。夏の陣では家康本陣に三度にわたって攻め込み、壮絶な討死を遂げて武名を馳せた。 昌幸は、現代では幸村の陰に隠れがちな存在だが、在世時は逆に幸村の方が昌幸の後ろに隠れていた。 家康を震え上がらせ、秀忠をあわや切腹というところまで追いつめた真田昌幸とは、どのような人物だったのかを見ていこう。
  • 恋愛の心理学。恋を叶える方法。後腐れなく別れる方法。恋愛で裏切られた人、見捨てられた人にとくにオススメ。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 人は誰でも恋をします。 私も、人生を生きて三十余年経っておりますが、色々な恋をする機会がありました。時にはパートナーがいる人を好きになったり、長く付き合ったパートナーと別れ非常に傷ついたこともあります。 おそらく、この本を手に取った方は、意中の人を振り向かせたかったり、相手の気持ちを知りたかったりする方が多いのではないでしょうか。 もしかしたら、もうパートナーと別れたいのだけれどもどうやって振ったら傷つかないのかを考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。 心理学は、人間そのものの気持ちや行動、人間の関係性や性格的な特徴について研究されている学問です。その知見の中には、恋愛や失恋、結婚や不倫に関して説明する事柄や利用すればちょっとしたテクニックになる知見も含まれています。 今回は、そんな心理学の世界から愛着タイプという言葉に着目して、お話をさせていただきたいと思っております。 相手や自分の愛着タイプを知ることで恋が叶ったり、上手に別れを告げることもできると思いますよ。 今恋をしていない方も、いざという時のために一読しておくと将来いいことが起こるかもしれませんね。 特に、恋愛において裏切られる感覚が強い方や、見捨てられる気持ちが強い方には強く読んでいただきたいと思っています。 この本があなたの恋愛の一助になることを心から祈っております。
  • 発達障害が分かる本。ADHD、LD、自閉症。臨床心理士による、特徴と傾向を知ることによりうまく付き合うための本。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 発達障害者支援法が制定され10年が経ちました。筆者は現在思春期の発達障害・精神障害を中心としたフィールドで臨床心理士として活動していますが、その実態はいまだに理解されていないと感じています。 しかし、10年経ち発達障害という言葉は広まってきており、専門職以外の人々にも発達障害とは自閉症、広汎性発達障害、ADHD、LDだということは知識として入っているように思っています。 私が日々感じているのは、その言葉だけが独り歩きし、一体発達障害とはどのような人なのかという現実が伝わってないということです。 中には発達障害と知的障害を取り違えている方もいらっしゃれば、発達障害を怠け者のように扱う方もいらっしゃいます。 実際問題怠け者の発達障害の方もいらっしゃるでしょうが、全員がそういうわけではありません。 本書では、学術的な発達障害などの定義や、知識よりも現実生活で彼らはどのように生活していて、どのようなことに困っているのかということについてお話できたらいいかなと思っております。 また、本書に出てくる事例は、専門書の内容に基づき筆者がフィクションとして作り上げた事例です。
  • 新約袁世凱。中華民国の初代大総統となり、自ら中華皇帝を名乗った英雄は何者だったのか?10分で読めるシリーズ
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    まえがきより 袁世凱(1859~1916)は1913年、中華民国の初代大総統となった人物である。清朝末期の軍人・政治家として陸軍の近代化を担って台頭し、辛亥革命の混乱の中で朝廷、革命派、虎視眈々と隙を窺う海外列強の間を巧みに渡りきり、中華民国大総統となった。 あえて日本の歴史で例えれば、江戸幕府で大老のような重職を務め、討幕軍と交渉しつつ、明治新政府の指導者となったような人物と言えばいいだろうか。ただし幕末の日本では幕府軍は討幕軍に比べ軍事力で劣勢にあったのに対し、清末の中国では袁世凱は革命派に勝る強力な軍事力を有していた点が大きな違いであった。 では袁世凱は具体的にはどのようなことをしたのだろうか。 本書では、袁世凱の人生を(1)辛亥革命以前の立身出世と挫折の時期、(2)辛亥革命が起こり中華民国大総統に就任する時期 (3)その後、独裁を強化し、孤立化していく時期に分けて、簡単に解説してみたい。 本書は10分間で読めるようにシンプルにまとまっているので、気軽に読み始めていただきたい。
  • 新約エウメネス 仕事バカのアレクサンドロスとエウメネスは、仕事人間が報われる世の中を作ろうとした。10分で読めるシリーズ
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    まえがきより 仕事のやりがいの格差、雇用体系の問題、そして未就労者を生み出す現実。わが国のみならず仕事の時間をいかに充実させるかは、まさに人生を佳く生きることと同義であるからこそ、人間社会の永遠の命題といえる。仕事にやりがいと、目を輝かせるような情熱を注ぎ込めるほどの環境があれば、時に爆発的な成果を得ることもできる。2000年以上も前にそれを実証したのがアレクサンドロスとエウメネスだ。本書では彼らの手腕と業績、そしてそれまでの為政者と何が違ったのかに焦点を当てる。社会で働いておられる諸兄のみならず、学生の方にも楽しんで読んでいただければ幸いである。
  • 新約真田幸村上巻直江兼続、石田三成、大谷吉継との友情を契った青春時代。出生の秘密と人質の時代から関ヶ原前夜まで。10分で読めるシリーズ
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    はじめに 戦国時代末期の武将・真田幸村は、小説や映画、ドラマに登場することも多く、女性にも人気があり、戦国時代を扱ったアニメやゲームでは欠かすことのできないキャラクターの一人である。 戦国大名としては決して大身ではなく、幸村の父・昌幸は戦国時代末期の豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃でさえ三万八千石を有する小大名に過ぎなかった。 その幸村が、なぜこのように人気があるのか、その理由を探ってみよう。 本書では、幸村の出生にまつわる謎から、関ヶ原前夜までをたどっていく。
  • 介護を快護へと変える 五つの心得10分で読めるシリーズ
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    本文より一部抜粋。 忘れがちだが、どの人もある日突然高齢者になったわけではない。 目の前にいる高齢者は、かつてあなたの父であった人ではないか。かつてあなたの母であった人ではないか。もしくはともに泣いてくれた姉や、一緒に笑った兄ではないか。 かつてあなたの手を取り、笑顔を与え、惜しみない愛を与えてくれた人であると、思い出してもらいたい。
  • 14歳の君へ。自分の進路を決めるための本。スクールカウンセラーが提示する普通の進路指導とは一味違う本。10分で読めるシリーズ
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    まえがきより 14歳の君達は、今どんな進路を考えていますか? きっと学校が好きな子も、嫌いな子も、中学校に行けた子も行けなかった子もいると思います。 みんな考えている進路はばらばらですよね。 「適当に入れる高校いくからいいや」という人も沢山いることでしょう。 「学校いきたくないから働きます」と考えている人もいることでしょう。 私は、とある高校でスクールカウンセラーをしていたり、不登校の子が集まるフリースクールというところで心理職をしていたこともあります。 精神科や小児科の児童思春期病棟にいたこともあります。 なので、本当に色々な種類の子供達の進路選択を一緒にお手伝いしてきました。 選んだ進路でどうなったかも勿論見てきています。 進路を決める前に、出来ればこの本を読んでほしいと思っています。この本には、色々な進路のメリットとデメリット、それから特徴が書いてあります。10分で読めるシリーズですので、進路を決めるのはこれを読んでからでも遅くは無いはずですよ。
  • “教える系”アルバイトをしたい大学生に知っておいてもらいたい7つのこと。家庭教師、塾講師、予備校チューターなどの心得10分で読めるシリーズ
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    まえがきより まず、最初にお断りしておきますが、”教える系”アルバイト、という言葉は私が勝手に作りました。すみません。なんとなく字面で意味はお分かりいただけるかと思いますが、家庭教師、塾講師など「人に何かを教える仕事」を総称しています。    大学生の皆さんのアルバイトとして、家庭教師や塾講師は根強い人気を誇っています。大学受験のときに通っていた予備校からチューターの仕事を頼まれる人も多いでしょう。時給もいい、ということで、「やってみたい」仕事の一つになっているのは間違いなさそうです。 でも、「人にものを教える」という仕事は難しい仕事です。そのため、「仕事に臨む心構え」をしっかりしていないと、ものすごくストレスがたまります。「こんな仕事、やるんじゃなかった・・・」とトホホな気分になることもあるはずです(少なくとも、私はなりました)。仕事は多かれ少なかれストレスが溜まるものですが、あまりにストレスフルでは困ってしまいますよね。では、ストレスを溜めないようにするにはどうすればいいのでしょうか。 それには、「人にものを教える」ためのコツを知っておくことが大事です。言い換えれば、 「生徒にわかってもらうための努力をする」ことが大事なのです。この本では、私の経験を基にして、「“教える系”アルバイトをするときに知っておいて欲しいこと」をお伝えしたいと思います。
  • 三日坊主は心理学で治る。心理学を用いた計画の遂行方法。薬物依存やアルコール依存の治療現場で活躍する臨床心理士が紹介。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 例えばあなたは、今3ヶ月後を目処に5キロのダイエット計画を立てたとします。勿論、これは一例なので英語の学習でもいいし、資格の勉強や受験勉強に置き換えてもいいです。 とにかく、何か一つ「何ヵ月後までに○○をしたい」というイメージを持ってみてください。 もし、イメージしただけでその計画を達成できるのならばそれはとても素敵なことです。 しかし、多くの人がイメージしただけでは計画を達成することができません。目標の半分まで達成できればかなり良いほうなのではないでしょうか。 中には俗に三日坊主と呼ばれる状態に陥ってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。 この本は、やりたいことはあるのだけれどもなかなか上手にできない人のために、心理学を用いた計画の遂行方法が書いてあります。 ちょっとしたポイントを抑えるだけで、驚くほど計画の遂行が楽になるのです。 筆者は、臨床心理士として様々な現場を渡り歩いてきました。その中でも、特に薬物依存やアルコール依存の治療現場は難しいといわれている領域です。なぜ依存症のセラピーが難しいかと言えば、患者自身が治療の必要性を感じていないにも関わらず、治療は長期にわたるということが理由の一つです。この場合、残念ながら治療が三日坊主に終わることは、再度依存症の状態に戻ることに他なりません。つまり、物質依存の治療現場では患者が三日坊主に陥らないための方法論を模索し続けているというわけです。 その方法論の中の一つに、治療が始まる初期の段階で三日坊主に陥らないための心理面接が数週間行われるものがあります。 本書では、その三日坊主に陥らないための心理面接から要素を抜き出して皆様にご紹介したいと思っています。
  • 新約キング牧師。「I Have a Dream」苦難に負けない精神力と巧みな演説、そして奔放な女性関係。多面的な魅力に迫る。10分で読めるシリーズ
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    まえがきより キング牧師は1968年4月4日に暗殺されるまで、12年間にわたって公民権運動に関わり、黒人の地位向上に貢献してきた。そうした功績が評価されて、キングの誕生日(1月の第3月曜日)はアメリカの連邦政府の祝日となっている。 全部で10日ある連邦政府の祝日のうち、キングのほかに個人名を冠しているのは、ワシントンとコロンブスだけである。すなわちキングの功績はワシントンやコロンブスに並ぶほど歴史的意義が大きいと評価されているのである。 ではキングはどのような人物だったのだろうか。具体的にはどんなことをしたのだろうか。 本書では、まずキングの功績について述べた後、精神力、演説の巧みさ、人間性の面からキングという人物について簡単に解説してみたい。 本書は10分間で読めるようにシンプルにまとまっているので、気軽に読み始めていただきたい。
  • 新約ナポレオンボナパルト。「吾輩の辞書に、不可能の文字はない」名言で知る皇帝の栄光と失脚。10分で読めるシリーズ
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    まえがきより  「吾輩の辞書に、不可能の文字はない」と豪語した男 現在フランスでは、豚に「ナポレオン」と名付けることを禁止している。 ナポレオンのイメージを損なうと思われているからだ。 そう、彼はフランスの英雄なのだ。自分の人生において、すべてのことが可能だと信じて突っ走った男だ。 しかし、彼の人生も、そしてその後の評価も決して順風満帆なわけではなかった。 実際彼は人生の晩年、失脚して大西洋の孤島へ幽閉された。そしてそこで人生を終わらせているのだ。 それまでの派手な人生から比べると、かなり寂しい最後だった。 彼はかなり優れた軍人であった。そして優れた政治家でもあった。 一時は、ヨーロッパのほぼ全土を掌握したこともあったのだ。イギリスが何度も対フランス大同盟を作ってフランス包囲網を築こうとしたが、そのたびに彼はその包囲網を突破し、その支配地域を広げていったのだ。 確かに、このときに彼にとって、不可能なことなど何もないと思うに十分な理由が目の前に広がっていた。 ちなみに道路の右側通行がヨーロッパを中心に世界中に広がっているのは、フランス革命のときに右側通行を定めたフランス国内の法を、ナポレオンがヨーロッパ中に広めたからだと言われている。 ナポレオンからの支配を最後まで受けなかったイギリスはいまだに日本と同様の左側通行だ。 彼の影響はまさに世界に響いていたのだ。 彼ほど自分の思想を残した歴史上の人物はいないかもしれない。 彼は自分のことを語るのが好きだった。特に政見を語り出すと止まらなかったと言われる。 そんな彼が残した数々の名言は、今もよく知られている。 そのうちのいくつかとともに、彼の人となり、そして人生を少し見てみよう。
  • 信長のおばさん。織田信長と対立し戦った信長の叔母、おつやの方。その壮絶な人生。彼女は恋に生き愛に死ぬのか?10分で読めるシリーズ
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    はじめにより 男性社会の戦国時代を生き抜いた女城主 戦国時代と言えば男性中心の社会で、女性は同盟を結ぶための道具として利用され、跡継ぎを産むことだけを期待されていた、というイメージが強い。 その戦国時代に、短い期間ながらも事実上の城主として、男性と伍して敵軍と闘い、生き抜いた女性がいた。
  • IT・ベンチャー企業の組織作りは豊臣政権崩壊に学べ。関ヶ原の石田三成の敗北、徳川家康の勝利から、企業組織を考える。10分で読めるシリーズ
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    ベンチャー企業がある程度成長すると、創業メンバーが企業から離れていく光景をよく見かけます。なぜ、苦労を分かち合った仲間同士が違う道を選ぶのでしょうか?創業メンバーは、お互いを高く評価し信頼しあう強い絆で結ばれていたはずです。実はこれと同じような構造は豊臣政権の崩壊にも見ることができます。豊臣政権の崩壊を考察することによりベンチャー企業の組織作りに活かすことができます。戦国時代が好きで、新規事業やベンチャー企業に関わる方は、本書をとても楽しんでいただけます。また同時に新しい角度で組織作りを考えるきっかけになるはずです。是非、ご活用ください。 まえがき IT・ベンチャー企業がヒット商品を出し、企業として歩み始めると、初期のメンバーが袂を分かつことが多く見られる。代表的なものはマイクロソフトやアップルである。 寝食を共にし、苦労を分かち合った者たちが、さらに大きな飛躍を果たそうという時に、なぜ分かれてしまうのだろうか。 理由は様々あるだろうが、日本史を振り返ると、天下統一を果たした豊臣秀吉の政権末期に、よく似た事象が起きている。 豊臣家の大名たちが反目しあい、天下簒奪を狙う徳川家康に付け込まれ、関ヶ原の戦いにつながった。関ヶ原は豊臣家臣団の大名同士の戦いである。
  • おめでとう!君に、うつ病を制御下に置く方法を教える。うつ病の人が、気分のいいときに読む絶妙な薬本。10分で読めるシリーズ
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    まえがきより 本冊子には、うつ病を完治させる方法は載っていない。 うつ病と真面目に戦っている方以外が読んだら、面白くもなければ、何の役にも立たない。 本書を執筆しているとき、著者のもとには「鬱」と名乗る、黒いスーツに山高帽を被った顔色の悪い紳士が時折やってきて、気がめいるようなセールストークをして、「お疲れみたいですね? 休みませんか?」と持ちかけてきた。 あまりにも不気味で、最初は死神と見分けがつかなかったが、最近は見分けがつくようになり「考えておきます」と、彼のセールストークをはぐらかすことができるようになった。 うつ病は完治させることはできないが、制御下に置くことはできる。 制御ができれば、それを力として利用できるようになる。 本書は、うつ病を制御下に置くことを目的とし、そのための手段を書いた。 そして、手段はたくさんあり、自分の選んだ手段が一番正しい。 うつ病の方は、気分がいいときに軽く目を通すだけで本書は薬として機能する。 気分がめいっているときには毒になるので読まない方がいい。 どんな薬も飲むタイミングと量を間違えると毒になるからだ。
  • 英語長文読解7つの重要なコツ。受験で本来の実力を発揮する方法。1つや2つわからない単語があるのは当たり前だ。10分で読めるシリーズ
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    まえがきより どのようなレベルの試験を受けるにせよ、英語という科目において避けて通れない難所となるのが長文読解であるのは間違いないだろう。 英語という科目の試験において、多くの大学、またセンター試験や模試ではこの長文読解がおおよそ半分の配点を占めている。もちろん、大学それぞれによって問題の傾向や配点も変わってくるので一概には言い切れないが、大きな比重を占める部分と捉えてもらって良い。 それだけ重要な部分であるが、同時に解き方を理解できるまでは正当を時間内に導き出すのが非常に難しい分野でもある。 単語や文法を問われる問題よりも実力差が出やすい部分とも言えるだろう。 単語や文法の問題のように「何となく」で解くのは難しい問題が多いからだ。 英語に関する総合的な実力を試される問題、それが長文読解なのだ。 そんな長文読解が上達するための方法やコツといったものを本書では簡潔に説明していく。
  • 受験生のためのストレス解消方法。受験生にとって何がストレスになるのか?どうやって解消すればいいのか?10分で読めるシリーズ
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    まえがきより 受験生にとって大きな障害となるものは何だろうか。 多くのものが可能性として考えられるが、もっとも大きなものはストレスではないだろうか。 なぜ受験勉強や受験がつらいのか、それは受験にかかわる精神的苦痛がとてつもなく大きなものだからだろう。 勉強に対する抵抗そのものもあるし(勉強嫌いな子であればそれは尚更である)、「落ちたらどうしよう」といった心理的なプレッシャーもストレスの一因となる。 要するに「受験」という事柄にかかわることすべてが受験生にとってはストレスとなるのである。 これは受験生本人の精神衛生上においても悪影響を及ぼすうえ、勉強の成果が出ないという実際的な問題を引き起こす恐れがあることも考慮しなくてはならない。 そこで本書では受験生にとってストレスとなるものをいくつか例に挙げながら、それらの解消法について紹介していこうと思う。 もちろん結局のところは受験生本人が不安や問題に対してどう向き合っていくかということが何よりも大きな要素となるのだが、少しでもその参考になればと思う。 すぐには実践できなくても、「こんな方法があるんだ」ということを知っているだけでも違いは出るはずだ。
  • 職場で役立つ心理学。ビジネスシーンでの人間心理を理解し、人間関係を改善し、コミュニケーション能力アップしよう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 「心理学」という言い方をすると何だか小難しい内容を思い浮かべてしまうかもしれないが、その中身はふだんの生活の中で知らず知らずのうちに使っている知識も多い。 実際に聞いてみれば「ああ、なるほど」と納得してしまうものもたくさんある。 実は心理学とはそれくらい身近なものであるのだ。 難しい事柄は一切本書には書いていない。 あまりに専門的過ぎる内容になってしまっては普遍的に役立つとは言いにくいからだ。 言うなれば本書で紹介するのは心理学を好む人間であれば知っているような「浅い知識」がほとんどだ。 だがこの浅い知識を知っておくことでその後の対人関係が有利になっていくことが期待できる。 もちろん、職場内での人間関係、また業務全般に対してプラスの効果を出すことも十分に可能だ。 心理学の知識というのは浅いところまでであればそのくらい理解しやすく、また活用できるものだということだ。
  • 警告!これを読む前に女性とデートをしてはいけません!初デートで失敗しないための8つのルール。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) デートの約束はできたけど、どこに行けばいいのかわからない… 何を話せばいいのか分からない… 一回目のデートで幻滅されたらどうしよう… 草食系男子が増えてきた今の時代、多くの男性が女性に対して積極的にアプローチできなくなっている。 しかし草食系男子が増えているからといって、逆に積極的な肉食系の女性が増えているかと言えばそんな事はない。 本来、多くの女性は男性からのアプローチに対して受け身でありたいものなのだ。 男性にとっても、意中の女性に対して積極的なアプローチができなくては、恋愛に発展する事も難しいだろう。 本書では、女性への接し方を知らない男性のあなたへ、女性とデートをする時に注意するべきポイントを解説している。 安心してほしい、本書に書いてある事を実践しておけば、初デートで幻滅される事はまずないだろう。 では始めていこう。
  • 曹操孟徳、劉備玄徳の実像。三国志を読み込んでわかる主体性を持った情報選択の大切さ。三国志正史と孟徳新書で知る。10分で読めるシリーズ
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    本書では三国志を題材に情報の取捨選択を主体的におこなう重要性を解説いたします。三国志の主人公劉備とライバル曹操を主な題材として情報を多角的に分析します。歴史から何かを学びたいと考えている方には特にオススメいたします。劉備、曹操以外にも皇帝を名乗った袁術を改革派と捉える視点も紹介するなど、雑学的にも楽しんでいただけます。歴史の多面性を学び、ご自身の人生、ビジネスに是非、ご活用ください。 まえがき 「情報の裏を取れ! 歴史から学ぶということは、多角的な視野を身につけるということだ」 本書は、今から1800年ほど前に、中国大陸で起こった戦乱を描いた物語「三国志」をテーマとして、「見たいようにものを見ると、正反対に事象を捉えてしまう」ことを伝えるものである。 「三国志」は小説、ドラマ、映画、まんが、ゲームなどあらゆるジャンルで描かれている超人気作品だ。だが、その物語のベースとなっているのは、大半が中国の四大奇書(他は「水滸伝」「西遊記」「金瓶梅」)の一つに数えられる白話小説「三国志演義」である。 中国で「奇書」と言えば「世に稀なほど卓越した書物」という意味だが、「三国志演義(以下演義)」はまさに「世に稀なほど卓越した」小説であった。あまりによくできた物語であったが故に、小説的な脚色も含めて真実のように捉えられている。 例えば、物語の主人公である劉備は「滅び行く漢帝国の復興を目指した大徳の人」で、ライバルの曹操は「漢帝国を転覆させ、自分が皇帝になることを目論む逆賊」のような描き方である。 元より、人は「見たいように物事を見る」ことから逃れられない生き物ではあるが、物事を「見たいように見すぎる」ことは弊害も多い。前提となる情報が異なれば結論も変わってしまうものだからだ。 本書では「三国志」の中でもよく知られる事例を挙げ、その妥当性を一つ一つ考えることで、主体性を持った情報選択の大切さについて、考えていきたい。なお、本書で書かれたことも「解釈」の一つであり、この本で書かれたことを無批判に真実だと考えてはならないのは、もちろんである。
  • 毎朝1分読むだけ。職場心理の教科書。職場の人間関係、職場のトラブルは、職場の心理学で解決できる。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量7000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 本書の狙いは、職場で起こる様々な問題や出来事を職場心理を通して理解し、それをコミュニケーションとリーダーシップに活かしていこうというものです。本書の特徴として、職場心理を活かすための心得を習慣化する仕組みを提供します。方法は簡単です。「職場心理の心得」リストを提示いたします。これに毎朝目を通してリマインドします。すると無意識に心得が染み込みます。そうなれば行動が変わります。自分自身が変わります。自分が変われば周囲の人も変わります。職場での人間関係を良くしたい方におすすめです。 まえがき 人間の心が理解できるなら、仕事は非常にやりやすい。 本書は職場の人間心理について説明する。そこから行動指針を導き出していく。心理を理解すれば、仕事はうまくいく。逆に言えば、心理を理解しないで潤滑な人間関係は構築できない。 本書の狙いは、コミュニケーション力、リーダーシップ力の向上だ。またそれによって、出世して給料を増やすことだ。 本書の特徴は、習慣化にある。 いくらいい考え、アイデアがあったとしても、忘れてしまっては意味がない。本は、所詮本だから、読み終わって2週間もすれば80%は忘れてしまう。そこで本書では、リマインドの仕組みを提案する。 「職場心理の心得」というリストを用意した。これは、職場心理の要点をリスト化したものだ。これに毎朝1分間目を通していただく。毎朝繰り返すことにより、職場心理の心得を意識にすり込んでしまう。職場心理の心得を発揮するのは人間関係においてだ。だから、基本的には瞬発的な反応が必要になる。会話の中で、瞬間的に正しい選択をできるようにならないといけない。そうなるには、反復して心得を読み返し、意識にすり込んでしまうのがてっとり早い。毎朝1分間目を通すことにより意識が変わる。意識が変われば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。 本書の構成は、まず、「職場心理の心得」を紹介する。次に、その心得を詳しく説明する。説明パートも10分程度で読めるはずだ。意味を理解して、毎朝心得を読むことにより、高い効果が期待できる。 それでは、早速、心得を紹介しよう。 「職場心理の心得」 悩みを打ち明けるには勇気がいる うまくいかない人間関係は自分がちょっぴり変わる 権力を使うと能力が下がる 認められたいと誰もが思っている 話を聞いてもらいたいと誰もが思っている 期待をするから失望をする 少し自己開示をすると距離が縮まる 率直に話すと人は動く できる限り嘘を言わない 意見が合わない人こそ一緒に働く意味がある 泥棒を作らないためにカギを掛ける 感謝されることはない 細部に神は宿る。は、人間関係も一緒 満腹なら良い会話ができる イケメン、美人は出世する 好かれなければ動かせない 二度と会えないかもしれないと思って全力で接する ここまでが毎朝読んでいただく部分だ。 次は説明パートだ。一つずつ説明する。
  • かかってこいよ!月曜日!ブルーマンデー症候群に勝つには日曜夜が勝負。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 日曜日の夜になると、翌日からの仕事を考えて憂鬱になる。本書は、憂鬱な月曜日に勝つための本です。受け身にならずに、こちらから「かかってこいよ月曜日」という心構えで挑むことにより、月曜日の憂鬱に打ち勝とうという趣旨です。日曜日からモチベーションを上げるアイデアや、ちょっとした工夫で月曜日を楽しみにするアイデアなどを紹介いたします。あなたが「毎週、月曜日は憂鬱だ」そう感じているなら、本書は非常に役立つはずです。 まえがき 月曜日が憂鬱なサラリーマンは多いだろう。 「また明日から一週間がはじまる。」 「今日は眠りたくないな。せっかくの土日が終わってしまう」 「ああ、もうこの番組か。明日は月曜だ。」 こんな気持ちで、日曜日の夜に憂鬱になっている。 そして、ついつい夜更かしをしてしまう。 そうなれば、月曜日の仕事はつらい。無意識に、そのつらさを覚えているから、また来週の日曜日の夜は憂鬱になる。 こういった悪循環の中にいる会社員は多い。 本書は、そんな日曜日の夜と月曜日を「ぶっ飛ばしてやる」本だ。 あの手、この手で、月曜日からはじまる仕事が楽しみになるようにする。 日曜日の夜には、「明日は、月曜日。ワクワク」そういう気持ちを作り出す。 本書では、いくつかのアイデアを紹介するが、全部をやらなくてもいい。また、会社の状況や、職種によってはできないこともある。 だから、実行可能な部分だけうまく使っていただければいい。 では、早速、憂鬱な日曜の夜を「ぶっ飛ばしてやろうぜ」 かかってこいよ! 月曜日!
  • 新約織田信長。戦国時代の主役、信長は何をしたのか?何が凄いのか?何故人気があるのかを10分で解説10分で読めるシリーズ
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    織田信長の名前を知らない人は、いませんが、信長が何をやったのか、何が凄いのか知らない人は多いと思います。本書では、「イマイチ信長がピンとこない人」に10分間で、ある程度、信長を理解していただこうという本です。知識として、信長くらい知っておきたいけど、何時間も本を読むほどじゃないという方に本書は最適です。 まえがき 日本史の英雄で一番人気は織田信長か坂本龍馬だ。 とはいえ、信長は天下人ではない。天下を取ったのは、信長のあとを継いだ豊臣秀吉であり、そのあとの徳川家康だ。 家康、秀吉は何が凄いかと言えば、一言で言える。 秀吉は、農民から出世して天下をとった。 家康は265年続いた江戸時代を作った。 彼らの業績は非常にわかりやすい。しかし、それでも人気があるのは、織田信長や坂本龍馬なのだ。龍馬に関しては、「新約坂本龍馬」という書籍で、何をしたのか?何が凄いのか?何故人気があるのかを解説させていただいた。 そして、今回、本書では織田信長を説明させていただく。 信長の名前は知っているが、いまいち何をした偉人か、わからないという人に10分間で説明するのが本書の企画だ。 かなりシンプルにまとまっているので、気楽に楽しんでいただきたい。また、歴史が苦手な人にも読みやすいように、なるべく固有名詞を少なくした。 信長の概要くらいは知らないと社会人として恥ずかしいが、そのために、何時間も本を読みたくないという方に、本書は最適だ。 では、リラックスして読み始めていただきたい。
  • 英語学習以前に読む本。あなたは本当に英語が必要か?10分で読めるシリーズ
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    英語を学習する代償を理解していますか?英語を学ぶ代償を時間の側面から考察いたしました。英語を学ぶには、時間という代償を支払うのです。しかもその代償は数千時間に及びます。英語学習をはじめるか迷っている、続けるか迷っている、そんな方には本書が参考になります。 まえがき 英語は本当にできるようになる必要があるのだろうか? 本書では英語学習をはじめるまえに、本当に英語を身につける意味があるのか、あなた自身がじっくりと考えることをオススメする。 まず、どんなものでも同じだが、なにかを得るにはなにかを捨てる必要がある。代償を支払う必要があるのだ。それはなんだろうか? 本書は、英語を身に付けるべきか否かを検討しているビジネスパーソンにアドバイスを行う形式で進めさせていただく。 ビジネスパーソンにとって英語とはなんだろう? 目的だろうか?英語を楽しむという趣味のようなものだろうか? きっと違う。もっと直接的な仕事に役立つツールとして考えているはずだ。 ツールとして英語を身につけるべきか、そのメリットはなにか、そして代償はなにか。なにを支払わなければならないのか。 ぜひ、考えていこう。 英語の学習前に、必要性と代償をしっかりと考えることにより、英語を勉強する必要がなくなるかもしれないし、英語を勉強しても続くようになる。

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