経営・企業 - 東京大学出版会作品一覧

  • 職場学習論 新装版
    3.7
    働く環境は変化すれども,他者と「つながり」,「コミュニケーション」をとり,「支援」を受けて学ぶことの根幹は変わらない.これまで見過ごされ,印象論でしか語られてこなかった職場の学習プロセスに寄与する要因を解明する著者デビュー作新装版刊行.
  • イノベーション・マネジメント
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、日本では思うようにイノベーションが進まないのか? その疑問に答え、日本変革へ一石を投じる書。現代イノベーションがもつダイナミズムの構造を、プロセスと組織の「設計図」から読み取っていくことによって、いつでも、どこでも、だれでもがイノベーションに関与していく「国民皆革」の途を探っていく。東京大学技術経営戦略学専攻の講義をベースに書籍化。
  • 感謝と称賛 人と組織をつなぐ関係性の科学
    -
    社会心理学者が企業と連携・調査! 職場で感謝や称賛を交わすことは、なぜ、どのように重要か ダイバーシティ推進やテレワーク拡大といった現代的課題を抱える組織のマネジメントに有用な、感謝や称賛の多様かつ職場全体にも及ぶ効果やその促進法について、質問紙調査とアプリの活動データから可視化・検証する。 【主要目次】 はじめに 第Ⅰ部 感謝と称賛をめぐる研究とその背景 第1章 社会的背景――なぜ職場での感謝と称賛が重要か 1.1 組織におけるコミュニケーションの意義と類型化 1.2 現代の組織課題1:ダイバーシティの向上 1.3 現代の組織課題2:テレワークの拡大 1.4 ポジティブ・コミュニケーションの例としての感謝・称賛の意義 1.5 感謝と称賛を介して目指す組織のあり方とは 第2章 感謝と称賛に関する心理学的研究 2.1 感謝とは何か――感謝の感情、パーソナリティ、行動の違い 2.2 感謝の「行動」に注目する理由 2.3 感謝はなぜ、何に対して有効か――心理学研究で得られたエビデンス 2.4 日常と職場の対人関係の違い――職場を対象とした研究の必要性 2.5 職場の中での感謝の有効性と、まだわかっていないこと 2.6 感謝と称賛の違いは何か 2.7 本書における感謝と称賛の定義、それぞれの可能性と未知の点 第Ⅱ部 実証研究:データから見る感謝の現代的価値 第3章 ダイバーシティ推進上の価値 3.1 研究の背景 3.2 研究の方法 3.3 研究の結果 3.4 考察:感謝を介して見るテレワークの影響 第4章 コミュニケーションに対するテレワークの影響 4.1 研究の背景 4.2 研究の方法 4.3 研究の結果 4.4 考察:ダイバーシティ・マネジメントの手段としての感謝の意義 第Ⅱ部のまとめ 第Ⅲ部 実証研究:感謝の効果と促し方 第5章 職場における感謝の効果と「落とし穴」 5.1 研究の背景 5.2 研究の方法 5.3 研究の結果 5.4 考察:適切な循環によって感謝が効果を増す可能性がある 第6章 感謝の多様な効果――助け合いを促すメカニズム 6.1 研究の背景 6.2 研究の方法 6.3 研究の結果 6.4 考察:職場で感謝行動はなぜ、何に有効か 第7章 感謝を促す方法 7.1 研究の背景 7.2 研究の方法 7.3 研究の結果 7.4 考察:感謝は前向きな関わり合いの中から生まれる 第Ⅲ部のまとめ 第Ⅳ部 実証研究:活動データを使用した称賛の研究 第8章 称賛の基本的機能の探究 8.1 研究に使用する事例・フィールドの紹介 8.2 本章の構成 8.3 称賛を促す介入はどのように組織に普及するか 8.4 称賛にはどのような効果が見られるか 8.5 感謝と称賛の効果はどのように違うか 8.6 称賛の意義と組織への普及のさせ方 第9章 称賛がチームワークと新人の適応に与える効果 9.1 称賛はチームワークのよさと関係するか 9.2 称賛は新人の定着に役立つか 9.3 称賛のさらなる活用の可能性 第Ⅳ部のまとめ 第Ⅴ部 感謝・称賛の効果と組織マネジメントへの含意 第10章 よりよい組織作りのために感謝と称賛でできること 10.1 本書の問いの振り返り 10.2 本書で見出された「感謝と称賛の効果」とは何か 10.3 組織マネジメントへの実践的示唆――感謝と称賛で作る組織の未来 10.4 組織研究や社会心理学の研究に対する学術的示唆と展望 あとがき 初出一覧 引用文献 索引
  • 企業のアーキテクチャー
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    企業を仕組み(アーキテクチャー)とみて、近年のコーポレートガバナンス改革の意味と課題、そして制度や政策が頻繁に変化する近年の状況のなかでの企業活動のあり方について、法制度と財務の両面から、また理論と実務の両面から、わかりやすく説明する。最新の学術的な動向と、実際の事例を盛り込み、初学者から実務家まで幅広く活用できる。
  • 経営学習論 増補新装版
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    これまでの経営学習論の研究成果を紹介・総括し,さらには独自の実証的な調査データを駆使して,組織経営における有効な人材能力形成施策を展望する定番書が,書き下ろしの新章「リーダーシップ開発」を加えて装いも新たにリニューアル刊行.
  • 採用面接論 無意味論を超えて
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    そもそも人材採用の面接で分かることとは何か。 面接が正統性を持つ評価につながる方法とは何か。 1980年代までを支配した「面接無意味論」を脱し、20世紀後半から今世紀に至るまでに、面接が意味ある方法へと進化した背景には何があったのか。構造化面接法、面接者配置法、知的能力やパーソナリティを含む非認知的特性の構成概念研究などの面接理論の現代思想史をレビューしつつ、日本における採用・就職慣行とそれが変化しつつある現在において「会って話す」意味とその手法を考える。 【主要目次】 序章 変化する日本の採用・就活――その本質とは 新規学卒者の採用・就活環境/変化の本質/日本企業の偏った現代化/世界的研究動向と日本企業の課題/理論的布置 第Ⅰ部 面接研究の見取り図 第1章 面接の構造――選抜研究の視角 選抜の全体像/選抜手法の構造/選抜構造の前提条件/選抜構造の周辺 第2章 面接の正統性――意味ある面接とは何か 面接の正統性/適性検査の正統性/エントリーシートの正統性/日本的採用慣行と欧米の面接現代史 第Ⅱ部 面接の現代史 第3章 20世紀史――就活面接無意味論の支配と反旗 1980年代:採用面接無意味論の支配と歴史的転回/1990年代:面接の妥当性を生む要因探求 第4章 21世紀史――構造化面接からパーソナリティなどの構成概念の時代へ 2000年代:選抜基準の内容特定/2010年代以降:動画・オンライン面接の影響検証 第Ⅲ部 面接で分かること 第5章 採用面接による人事評価予測――入社前後4年間の追跡調査 面接と行動評価の基礎理解/データと手法/結果と考察/総合考察 第6章 採用面接の信頼性と構成概念――入社前後4年間の追跡調査(2) 面接の信頼性の基礎理解/データと手法/結果と考察/総合考察 終章 面接設計論の展望――ポスト新卒一括採用時代に向けて 面接現代史を今に活かす/現状を数値で正しく把握する/会って話す面接を作り直す/選抜過程全体で選抜妥当性を獲得する
  • 中小企業の人材開発
    4.0
    日本の企業数の99.7%,従業員数の68.8%が中小企業である.しかしそうでありながら中小企業の人材開発メカニズムはブラックボックスであり杳として知れない.その実態に定量・定性データから包括的に迫る.人材開発研究のミッシングピースを探しに.
  • ヒューマンエラーは裁けるか 新装版 安全で公正な文化を築くには
    4.0
    懲罰優先の思想に一石を投じた名著を新装版化! 日本の航空・鉄道・医療事故に関する解説を監訳者が書き下ろし 許すべきミスと罰すべきミスの線引きを司法に任せることは果たして有効か? 誰もが公正と感じる安全な風土を築くには? 医療・航空などの事故当事者から得た豊富な実例を用いて、認知心理学的な視点を取り入れながら具体的に論じる。日本での過失事故を振り返る解説を監訳者が新たに書き下ろし。 【主要目次】 推薦の言葉――安全文化構築への画期的提言(柳田邦男) まえがき プロローグ 看護師のエラーが犯罪となるとき 第1章 なぜ公正な文化が必要なのか? 第2章 失敗をとがめるべきか許すべきか? 第3章 報告の重要性と報告のリスク 第4章 情報開示の重要性と情報開示のリスク 第5章 すべての失敗は同等か? 第6章 後知恵による責任追及 第7章 悪いことをしていないならおそれる必要はない? 第8章 検察官がいなければ犯罪は存在しない 第9章 裁判は安全を害するか? 第10章 公正さを追求する裁判の関係者たち 第11章 公正な文化に対する三つの問い 第12章 「個人かシステムか」から「システムの中の個人」へ 第13章 公正な文化を構築するためのアプローチ エピローグ 監訳者による解説とあとがき 新装版の解説(芳賀繁) 原著情報 Just Culture: Balancing Safety and Accountability. Ashgate Pub. Co. (2008/1/30)

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