紀行 - パレード - PARADE BOOKS作品一覧

  • 山と電波とラブレター
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    会社員歴25年。よく考えると一人旅したこと一度もなかったな、と50歳を手前に気づいた著者。 「連休」、「家族不在」、「留守番だけだと寂しい」などいろいろな偶然が重なり選んだ旅先は、欧米各国からの旅人たちを中心に限定2部屋をめぐって予約争奪戦が繰り広げられる、メキシコチアパス州の「エバーグリーン牧場」。 ひそかに世界の旅人が注目する、トリップアドバイザー5段階評価満点のゲストハウスで過ごした一部始終を、メキシコ在住の現役会社員の視点で描く。 日常からほんの一瞬解き放たれた著者が、大都会メキシコシティから山奥の広大な土地へ旅し、3泊4日という限られた時間で、人や動物、自然に出会い、世界中の宿泊客を魅了するファームステイを体当たりで体験。 時間がない、家族がいるから、仕事があるから。 そんな制約を言い訳に、旅をあきらめている人は多いのではないでしょうか。 特に30歳~60歳位の現役勤め人たちは、若いときの旅、冒険を封印して生きているはず。 でも自分のための旅を思い切って実行に移してみたら、何気ない風景も、一つ一つの出会いもきっとかけがえのないものになるはずです。 さまざまな制約をほんのひととき振り払い、何かを取り戻すために一歩踏み出すきっかけとなる一冊です。
  • 旅行マスターMr.タンの朝日の中の仏塔群・ミャンマー紀行
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    Mr.タン(鄧予立氏)による写真集第7弾! 最大の都市ヤンゴンから、湖面を輝かせるインレー湖、仏塔が林立するバガンへ、そしてかつての王朝の都マンダレーをはじめとする古都へ。ミャンマーは、ときに落ち着き、ときに躍動し、さまざまな顔を見せ、魅力を発していた。なかでも強く印象に残ったのは、決して楽ではない質素な生活環境の中で人々が見せる恥じらいを含んだ誠実で親しげな笑顔だ。それから、無数の仏像や仏塔の上に一枚また一枚と長い年月の間に貼り重ねられた金箔。人々の抜きん出てあつい信仰心を物語っており、強く心を動かされる。 ミャンマーの絢爛な仏教文化や歴史、人気の観光スポット、加速する観光産業の様子などについて知ることができる一冊。
  • 旅行マスターMr.タンのカンボジア紀行 夜明けのアンコール・ワット
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    Mr.タンの旅行記写真集第8弾! 世界148の国と地域を旅した著者が、中国(香港)人ビジネスマンの視点からカンボジアの歴史と今を紹介。 プレ・ループの夕日、巨大樹木が絡みつくタ・プローム、アンコール遺跡群をめぐるシェムリアップ。行政・経済・文科の中心地、首都プノンペン。経済が成長すると同時に、観光業も急激な勢いで伸び、今やこの国の重要な収入源となっている。有為転変を乗り越えて今まさに再生しようとしている。 カンボジアと中国の親密な関係、古代~現代までの歴史の変遷、アンコール・ワットなど有名観光地の様子、クメール・ルージュの罪証などについて知ることができる一冊。
  • 旅行マスターMr.タンのチベット・ドライブ紀行
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    Mr.タンの写真集+旅行記第9弾はチベット! 今回の旅のルートは、ダルツェンド(康定)、ニャクチュ(雅江)、リタン(理塘)、バタン(巴塘)などを経由するG318国道の川蔵線。Mr.タンと4人の若き旅のパートナー、5人チームのマイカーでのチベット・ドライブ旅。 「中国で一番美しい景観大道」とも称えられているG318国道。五体投地(両手・両ひざ・額を地面に投げ伏して神に祈る行為)で道路の上を少しずつ進みながら「神山(カイラス山)」を目指すチベット人の親子。吐蕃王国建国以前にチベットにあった部族国家・シャンシュンの高度に発達した文化は、チベットの根幹であり、チベットの隅々にまで浸透した。そして、チベットで最も美しい建築物と言えば、やはり寺院だろう。寺院は村の最も高い場所にある。見渡すと、高い空に雲が薄くたなびき、はるか遠くの山々の頂にはまだ雪が積もっている。それが、寺院の赤褐色、タンチュン・ツォの青と組み合わさり、完璧な天然の絵画を描き出していた。 本書では、チベットの壮大な山々や氷河、草原や湖沼などの景勝地を美しい写真と共に紹介し、また、数千年の年月をかけて築かれてきた独特の文化と信仰の深さについても詳しく解説。さらに、人気の観光スポットや、現地の民族との交流など、読むだけでチベットに関するより深い理解と楽しみが得られる一冊。

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