BL小説 - 七彩社作品一覧

  • 青の遺伝子
    5.0
    「この靴を履いて、僕を踏んでほしいんだ」と男が言った。 美と暴力が、俺のすべてを支配する。 紳士靴の高級ブランド店に勤める容姿端麗な23歳の神谷は、顧客の一人である会社経営者の川辺から声をかけられる。「この靴を履いて、僕を踏んでほしいんだ」とーー。カネがあり、洗練された着こなしで現れる47歳の川辺は、優雅で余裕のある大人だった。その審美眼に純粋に憧れていただけに、神谷はショックを受ける。川辺を拒絶し、抵抗し、反発する神谷だったが、次第に深みへとはまっていき……。 二人の男の愛憎が複雑に絡まり合う、濃密な物語。
  • 薄墨で、書けばどの血も灰の色
    完結
    5.0
    全1巻990円 (税込)
    龍人(アルファ)、耕人(ベータ)、そして龍人の番となるべく生まれた花人(オメガ)。三つの性が存在する世界で、美しい花人の両親のもとに生まれながら耕人の容姿を持つ市川喜一は、「外道」と蔑まれていた。 ある日、彼の両親は目の前で無慈悲な龍人に奪われ、その人生は一変する。 絶望の中、同じ境遇を持つ兄貴分・野崎聡美と出会った喜一は、花人たちの安住の地を取り戻すことを決意した。 失った仲間たちの姿を龍と花の刺青で全身に彫った二人が、滋賀の小河で夢を追い求める。 しかし、龍人による非情な「花人狩り」が、彼らの築き上げた絆とささやかな希望を打ち砕く。 抗えない運命に翻弄され、全てを失った喜一。中年になり愛人ヤクザと言われた彼が、最後にたどり着く場所とは。 関西弁で織りなす新感覚オリジナルオメガバース。おじ受け、青年受、リバ。
  • ルートヴィッヒのおもかげ
    NEW
    -
    『そうして出逢った。黒い瞳に稲妻を宿した、俺の運命。』 高校二年生の夏休み明け、突然学校に行けなくなった時田芯(ときだしん)。 山奥の祖父宅で日々を過ごすことになった芯は、大きな洋館でピアノを弾く同い年の少年・榛奏太(はしばみそうた)と出会い、レッスンをしてもらうことになって……? 恋を通して成長する十七歳を描いた、苦くて眩しい青春ボーイズ・ラブストーリー。 ■Alt Blue Novelsとは?■ 世の中には、星の数ほどの物語があります。 Alt Blue Novelsは、ジャンルや型にとらわれず、さまざまなBLを表現する小説レーベルです。 甘さも痛みも、静けさも激情も、そのすべてが物語のかたち。 あなたに響く一編が、きっとここにあります。
  • 闇堕ちする当て馬は俺が溺愛してやる覚悟しろ
    NEW
    -
    「溺愛が推しを救う?──ならば愛する!」 神谷虎彦はアラサー社畜、こっそり重課金ゲーマーとして最推しが幸せになれるエンディングを望み、あらゆるルートを試してきた。 しかし非情にも最推しは闇落ちエンドを迎え滅びる。虎彦は泣いてペットのフェレット虎太郎に訴えかけた。 するとどうだろう、虎太郎が神の御使いとなり、ゲーム世界と現実世界をひとつにしてしまった。 現実世界に生きている最推し。彼にとって都合のいいやつ扱いされている美少年に姿を変えた自分。 虎太郎は言う──「パパ、あいつと大好きして幸せするの、好き好きしてあげたら、闇落ちしないでパパとずっと一緒で幸せになれるの!」 フェレット虎太郎への好き好きと、ニンゲンへの好き好きは意味が違うのだがしかし、最推しは目の前にいる。 虎彦は心に決める。救うしかないと。 こじらせ当て馬な最推しと、こじらせ重課金オタクの新たな恋が、ここに幕を開ける!
  • だから風にはならないで
    NEW
    -
    桐ケ谷 蒼太は高校一年生の冬、デート中に彼氏に車から放り出された。見知らぬ土地で文字通り路頭に迷う蒼太を救ったのは、バイクに乗って通りかかった同級生・加賀崎 アオイ。 バイクの後ろから見た景色と、自分の運転で遠くまで来た加賀崎に感化された蒼太は、『また置き去りにされても自分で帰って来れるようになりたい』と考えるようになる。そして後日再会した加賀崎の助言と家族の協力を受けて普通自動二輪免許を取得し、バイクも手に入れた。 進級し同じクラスになった蒼太と加賀崎は学校生活とツーリングを通して徐々に仲を深めていき、ついに夏の花火大会にてお互いへの淡い気持ちを自覚するが──。 ■Alt Blue Novelsとは?■ 世の中には、星の数ほどの物語があります。 Alt Blue Novelsは、ジャンルや型にとらわれず、さまざまなBLを表現する小説レーベルです。 甘さも痛みも、静けさも激情も、そのすべてが物語のかたち。 あなたに響く一編が、きっとここにあります。
  • 飛翔物体アノイくん! ―ベランダでしっぽりやっていたら、美形が着陸してきた件について
    -
    嘘みたいに整った顔。長い手足。温かい手のひら。僕を選んでくれたひと。 親友への実らない恋をこじらせている設楽透(したらとおる)。 四月、自室のベランダで一人酒を飲んでいると、夜空から美形が飛んできた! 男は自らを「月の使者」だと言い、「今後八十年間パートナーとして過ごしてほしい」などとプロポーズめいた依頼をしてきて……? 恋を知らない人型宇宙人・亜乃依桂(あのいけい)との、ちょっと奇妙なルームシェア・ラブコメ
  • 彼岸の祠
    -
    ーこの恋は罪か。それとも祟りかー ――もしも死んだら、涙の一つくらいは浮かべてくれるだろうか? 奉公人の伊助は店の若旦那・雪隆への届かぬ恋にやつれ、病床に伏し死を待っていた。 寒々しい冬、泣き濡れて目を閉じた伊助の耳に懐かしくも愛おしい人の声が届く。 だがそれは幻ではなかった。 「すべてを捨ててきた。共に生きよう」 それは、あってはならない罪の始まりだった。 安住の地を求めるも、受け入れてくれる場所はなく彷徨う二人。 心身共にすり減らした二人が辿り着いた隠れ里で歓待を受けた翌日――雪隆は倒れた。 熱があるのに震え痺れ、腹痛と嘔吐を繰り返す人を支えた伊助は「この方を守れるのは僕だけだ」と奮い立つ。 雪隆の知恵もあり村人を欺きながら逃げる手段を探す二人は、因習村の闇を知る。 河原の祠――『トガミサマ』を奉るそこは季節外れの彼岸花が揺れ、青白い蛍が舞う。 そして、秘密を探る伊助にだけ聞こえる『――逃ゲロ』という声と、首切りの夢。 「六部殺しの村がある」 雪隆がかつて商人から聞いた噂は本当なのか。 ――彼岸より呻くのは誰?
  • ブルーエイジ
    -
    宝田鷹彦は、高校まで投手として野球に打ち込んでいたが、大学生となった現在では野球からは一切離れていた。そんな中、少年野球時代の監督・平原と偶然再会する。平原は鷹彦に、「会ってほしいピッチャーがいる」と、少年野球チーム「楠之台アイルズ」の投手コーチになるよう打診する。アイルズで出会ったのは、エースの市川青真。彼は、鷹彦の高校までのチームメイトにして同じく投手であった市川弾希の弟だった。 エースとして注目を集め続け、東京の一部リーグ所属の大学で今も活躍する兄と同様、小学生離れした能力を持つ青真。しかし鷹彦は、彼の投手としては致命的なある欠点を見抜いてしまう。そのことをきっかけに、二人の「コーチと選手」としての関係は変化し始め——。 青真に重ねてしまう、見たくもない面影。成長の途上にある、少年の心と身体。それに向けられる、抑えきれない欲望——。 その男の影に雁字搦めの、青年と少年が下した、追憶と倒錯の中の選択。
  • 袖の朝明け、君に寄り添い
    -
    1巻770円 (税込)
    戦乱の世がはじまろうとする頃、山あいの小さな領地・道明沢。 道明沢を治める道明家に小姓として出仕した秋津伊縁は、かつて自分を励ましてくれた若君・道明秀将の変わり果てた姿に打ちのめされていた。 かつては穏やかで優しい方だったのに、今の秀将は冷たく、粗暴な物言いで人を遠ざける。 けれど伊縁は、彼の中にまだあの日の温もりが残っていると信じ、ひたむきにつとめに励む。 やがて秀将の胸に隠された悲しみを知った伊縁は、ますます彼を想わずにいられなくなる。 そして、互いに傷つきながらも少しずつ通じ合う心。 その温かな日々の中で、伊縁は気づく──自分が求めていた居場所とは、秀将の傍らそのものだったのだと。 しかし、伊縁を昔から目を掛けていた蓮司正興が、ふたりの関係に暗い影を落とす。嫉妬と野心が交錯する中、とうとう道明沢でも戦の火蓋が切って落とされた。 避けては通れない争いを前に、二人の間には強い絆が結ばれる。道明沢のために、互いのために、命を懸けて二人は戦う。 戦国の世に咲いた、誠と恋の物語。互いを信じる心が、夜明けの光となって二人を照らす。
  • SIREN新装版
    -
    1巻770円 (税込)
    その男、最愛にして、最凶。サイコキラーと警部の血濡れたラプソディー。 昔、何処かで聞いたサイレンの音。聞いたけれども、忘れてしまっていた── 都内のベッドタウン、賃貸住宅の空き家に、変死体が発見される。 その死体発見現場には、警察を挑発するような文書が置かれていた。 奔走する警部、小高圭吾(おだかけいご)が聞き込みを行っていくと、被害者の披露宴でカクテルショウを行う予定だったバーテン「ヒロ」と出会う。その情報を元に探りを入れていくと、また死体が上がる。次々に殺されていく男たち。彼らにはとある共通点があった。 捜査網から広がっていく、シリアルキラーの謎。 小高が再び夢の中で聞くサイレンの音。何年ぶりかに聞いたその音は日増しに大きくなっていき、日常の中でも聞こえるようになっていく。それは一体、何を表しているのか…? 挑発と快楽殺人を繰り返すシリアルキラー(攻)と、実直絆され警部(受)の哀しみのラプソディー。*書き下ろし短篇「ヒロイズム」収録
  • さなぎのうか
    -
    1巻660円 (税込)
    「特別なこと、日高君とならしてみたいよ」  親の転勤で東京からヨバリ町へと引っ越してきた日高湊人(14)  肩身の狭い田舎暮らし、余所者として扱われる日常は、永井都香砂という一人の美しい転校生によって蚕食されていく。  初対面であるはずの永井は、初日から日高に異常な執着をみせ、その言動は人間らしからぬものだった。永井の目は、時として黒く窪んだようにも窺えたが、しかし、そうした不可解な現象は日高にしか視えない。  永井は果たして人間なのだろうか? そんな疑念を他所に、彼の執拗さは増し、やがてその黒い腫瘍は日高に関わる周囲の人たちにも影響を及ぼしていくことになる。  立て続けに起きる町での失踪事件、被害者である人物たちはかつて、鳥居の下に積まれたとある石を日高に崩させようとした嫌がらせの当事者でもあった。  行方不明者たちは、それぞれ永井と恋人関係に発展してから、一週間と経たず姿を消している。  鳥居の下に重なる石に刻まれた十人の見知らぬ名前。ヨバリ町が隠している過去の連続自殺、殺人事件。  聞こえるはずのない蝉の声に、永井の皮膚を突き破った血潮が、日高の人生を赤く、赤く染めていく。  永井都香砂という男はナニモノなのか。永井が日高に捧げる執着は、愛となるのか、呪いとなるのか。  特別な存在になれるという恐怖と優越が行き着く最果て。  さなぎからでてくるものがうつくしいとはかぎらない──。怪異系執着ホラーBL
  • 明晰夢幻と殺神未遂の夜
    -
    1巻605円 (税込)
    「俺は郁夫くんが好きだ。会わない間もずっと好きだった」。あらゆるシステムが機械化されたエリート男子校・花営学院に通う郁夫は、小学生時代の同級生・藤若へのコンプレックスを引きずっていた。中学で分かれ、再び同じ高校に通いながらも長らく定期試験の順位表でだけ存在を確認していた藤若は、ある日突然郁夫に接触を図り、愛を打ち明ける。郁夫は藤若への羨望と憎悪に揺れながらも彼に再び魅了されていく――そして時を同じくして現れた「鬼夜叉」と名乗る謎の少年の正体とは? 天才×秀才の劣等感拗らせ愛憎モノローグ。
  • 九龍花郎
    -
    1巻770円 (税込)
    強制絶頂マシンで覚醒するマゾヒズム、女装シャーマン少年、ピアス貫通式通過儀礼 滅びゆく街のSFジュブナイル群像劇 “花郎”のメンバー・メヤが死んだ。そのころ街に蔓延していた、人々が突如眠りについて目醒めなくなる“仏陀”と呼ばれる現象が、彼の元にも忍び寄っていた矢先のことだった。“仏陀”に抵抗するため、少年たちはゼンという男に集められ、“花郎”として街を救う救世主・ミシランの下生条件を研究するが、ある日メンバーに第二の死者が出て……。暗礁に乗り上げていくサークル内で渦巻く憧れ、嫉妬、畏怖、欲情。閉塞的な城砦都市で繰り広げられるSFジュブナイルBL。
  • Bellātor Mēchanicus Caeruleīs Oculīー天空の眼の機械人形ー
    2/6入荷
    -
    人形は操縦士と予め仕組まれた恋をする。 かつて地球外からの侵略を受けた地球。世界は国ごとにシェルターに被われ、人々はシェルターの内側に映し出された偽の空を眺めて暮らすようになった。 主人公、東雲青(アオ)は本物の空を見るため、シェルターの外側で戦う搭乗型ロボット「自律型戦闘人形(ドール)」の操縦士を目指してきた。 操縦士となったアオは念願だった本物の空に辿り着く。そして空と同じ青い眼をした精悍な男性型ドール、クレドに出会う。手と手を重ね、一人と一機はパートナーとなる。 しかし、アオは次第にクレドに抱かれたいという自らの欲を自覚していく。 ■Alt Blue Novelsとは?■ 世の中には、星の数ほどの物語があります。 Alt Blue Novelsは、ジャンルや型にとらわれず、さまざまなBLを表現する小説レーベルです。 甘さも痛みも、静けさも激情も、そのすべてが物語のかたち。 あなたに響く一編が、きっとここにあります。

    試し読み

    フォロー
  • 強め魔族に嫁いだ王子は和平より旦那様が大事です
    2/6入荷
    -
    イーステン皇国の第四皇子であるフリューシスは、魔族との戦いで繰り返し戦死して死に戻りをしてきた。 しかし、今生ではなぜか皇帝陛下から「四天王に嫁げ」と命じられる。 今までにない展開、魔族との婚姻。 しかし政略結婚であろうとも、ようやく死なずに済みそうだ。 フリューシスは魔族に嫁ぎ、そこで夫の四天王と顔を合わせる。 四天王マグエル──それが夫だった。マグエルはフリューシスに告げた。 「ようこそ、魔族の地へ。これから死が互いを分かつまで、共に暮らす世界だ」 よくある恋愛小説のように、愛するつもりはないとは言わず、唯一の妻として迎えたのである。 不運続きだったフリューシスと、微妙な四天王マグエルの平和的結婚生活に愛は宿るか? 凸凹夫婦の掛け合い純愛ラブコメBL。 「誓おう、この身朽ち果てるまで共にあると」

    試し読み

    フォロー

最近チェックした作品からのおすすめ