少女・女性マンガ - 秋水社ORIGINAL作品一覧
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-まだ父が存命中だった頃、私達は、それは美しい四人姉妹で有名だったそうです。そして15年。末っ子のちあきに恋人が出来たらしい。「千春お姉様は学園長としてフィアンセを10年待たせるうちに逃げられて」「捨てましたのよ。あんな男!!」「千夏お姉様は共闘の仕事が忙しくてフィアンセに浮気されて」「あんな男!!ぶんなぐって捨ててやりましたわっ」「千冬お姉様は、私の面倒を見るためにフィアンセを待たせるうちに…」「…彼は心臓マヒで天国へ…」「そ…そんなお気の毒な男運の無いお姉様達を差し置いて、お嫁になんか」「わかったわ、ちあき」なんとか姉達の追求をかわしたちあき。やっぱり言えないわよねえ。私に3年越しの恋人がいるなんて…。ところが…!?
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-馬と一緒に明けて馬と一緒に暮れる…そういう牧場の生活に退屈して東京へやって来た美雪。だけど、やりたい事が何にも見つからない。車や人にもまれて慌ただしく時間だけが過ぎてゆく…。東京はまるで砂漠のようで自分の心まで渇いて行くような感じで…。そんな美雪に「僕が君の草原になれないかな…?」と、優しい声をかけたのは、妻子のいる大学の助教授だった。彼の子を妊娠した美雪は、彼に喜んでもらえる子じゃない。生まれてくるのを望まれていない子。だからみんな捨ててしまいたい。みんな白紙に戻してしまいたいと、大学もやめ、彼とも別れ田舎に帰って来たのだ。そして子供の頃と変わらない一志と再会し子馬の出産に立ち会い気持ちが…。
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3.0ある日、森の中の泉で妖精と王子が出逢った。王子は妖精の美しさと「なあに、いつまでも見てんのさっ」威勢の良さに惹かれ、妖精は…「まあ怒られても仕方ないな。僕の裸も見せるから許してくれないかな」王子の…まあ、とにかく惹かれた。2人は恋に落ち、愛し合い…「エリス、ずっと一緒にいよう」「ええ、ショーン」ところが「あっごめん。僕は王子だった。国を捨てることはできないんだった。でっ,別れた。…って、展開早すぎでしょっ。ふざけるなァ!」300年生きてきて初めて気の合う人に会ったんだもの。楽しくて…愛しくて…。「君は永遠の命を持つ妖精。僕は人間。僕だけ歳を取って…」「あなただけ歳を…そうだ!私、妖精やめて人間になる!」と決意するが…!?
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-ずっと思ってた。結婚するならケンカの強い人がいい。私を守ってくれるから…。そうして苦節23年。私はついに理想の人に出逢えた。でもケンカが強いと言う事は、ケンカっぱやい、と言う事でもある。「文彦ったら、またケンカしたの?」「失礼なっ、犯人と格闘したんだ!これは仕事!」文彦は自称「腕利き刑事」。でも周りからは「暴力刑事」と呼ばれている。今日は初めて文彦をパパに紹介する日。心配なのは私が赤ん坊の時にママが亡くなったため、パパ1人で私を育てたと言う環境。それでなくても花嫁の父は複雑だし…。笑って許してくれますよーに!と願っていたんだけど、案の定…!?
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3.0暗い夜空を彩る青い月は、恋の誘惑。輝く星は、恋人の瞳。だから、きらきらした夜が好き。月も夜も消えないで。郁実は振られてヤケ酒を飲んで帰って来た。恋が破れた夜は真っくらくら。この先、もう一生ときめきなんてないんじゃないかって、いつもながら思うのよ。アパートに付くと部屋の前に圭祐がいた。「何してんのよ、人んちの前で」「待ってたんだろ。郁実が泣いて酔っぱらって帰って来ると思って」「何よっなんで…」「俺のネットワークを甘く見るなよ」「なんであんたまで入ってくるのよ」「恒例だろ。ヤケ酒の翌朝、必ず飲みたくなる野菜ジュース。失恋した時にだけ吸う煙草。美味しい水。お決まりのビデオ。こんな所だろ」「…やな感じ」「いい加減覚えるさ。何回目?」 ――表題作「2人で愛しあうのなら」ほか、「It must be Love」「夜中の宝石」「君とこの夜に」「ジュ・テーム モナムール」を収録。
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3.0もしも魔法の眼鏡みたいなものがあって、ふりむいてくれる人かどうかわかるなら、片想いなんてしないのに。こんない泣いたりしないのに。きっと、あの人のこと、好きにならなかったのに…。夏のはじまりからずっと、今年はなんだかいいことが続いて。だけどそんな幸運も、もう終わりかなと思っていた頃。懸賞にたて続きに当たって、海外旅行を楽しんだのはいいけれど、すっかり貧乏になってしまった。家賃も危ない。そんな時、私の好きなレコード店がバイトを募集していた。そこには私の好きな夏谷さんがバイトをしている。彼は私と正反対で背が高くて、モテて、そして、なぜか私にイジワルで。でも名前も知らなかった憧れのあの人は、私の中で現実の人になった――。
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5.0ウォルトン財団会長の孫息子・ラリーは、ある日突然祖父から奇妙な事を言われる。ベビーシッターのドナ・グリーンから本当に欲しいものを聞き出し、それを彼女に渡す。それができたら個人資産を全て譲るというのだ。本気で恋愛などしたらろくな事にならないと、恋愛をゲームとして捉えているラリー。こんな美味しいゲームは無いと絶対の自信を持ってドナに近づくラリーだが、ドナはラリーが有名人である事さえ知らなかった。天然がつく程のお人好しで天真爛漫なドナに翻弄されるラリー。次々と罠を仕掛けるが、ことごとくドナにひっくり返されてしまう。ドナの欲しいものを聞き出す事に本気になるラリー。とても面白くて難解なゲームを始めたと不敵な笑みを…!?
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-高校一年生、恋もキスもすべてが初めて――。好きな人の声を聞くだけで、頭はクラクラ・胸はドキドキ!学校の保健室で運命の出会い!?「ファーストキスの相手は――この人だったらいいな」いきなり保健医に恋してしまった私、遥(はるか)、連日の保健室通い始めました(笑)!!なんと上級生には保健医の弟君がいて…いつも屋上で身勝手な相談を聞いてくれるんだけど――。恋は病、自分で身体を傷つけてまで保健室へ通う私に、弟君は!?そんな中、父の転勤が決まり、突然転校することに…。最後の願い、ファーストキスどうなるの!?そして弟君の別れの挨拶は――。甘酸っぱい青春ラブストーリー。
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-龍と通じその力を駆使することにより、陰で国を操るほどの絶大な力を持つと言われる“龍の一族”。秘密のヴェールに包まれ、よからぬ噂も多いその名家に、我が家の利益のために…と勘当同然で見合いに出されてしまった娘・音。幼いころより母を亡くし、父が迎えた後妻とその娘に陰湿にいじめぬかれ、いつしか愛されることをあきらめた不遇な音に、龍の一族の当主、西園寺志堂とその背後にひかえる音にしか見えない恐ろしい“龍”は、無情な試練をつきつける。これは龍の爪を研ぎし毒―――生きるか死ぬかは五分五分。龍の家に嫁ぐのならばこれを飲んで覚悟をしめせ――と。あまりにも過酷な運命に翻弄される音。しかしその先にあったのは真実の溺愛だった―――。