小説・文芸 - 赤川次郎 - 光文社 - 光文社文庫作品一覧

  • 三毛猫ホームズの世紀末
    3.0
    高校時代の友達・沙織が勤めているTV局を訪ねた晴美。モニター画面に映る生番組のゲストは、若き天才詩人・白鳥聖人。終了後、聖人に声をかけられた番組参加の女子大生・石津雪子は、恋に落ちてしまう。しかし、その直後から謎の脅迫や、同じ女子大生の殺人事件が! 雪子は、石津刑事の従妹だったから、さあ大変! ホームズ出動!

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  • 三毛猫ホームズの〈卒業〉
    3.0
    片山刑事、晴美、ホームズが見守るなか、ウエディングドレス姿の花嫁がヴァージンロードを歩いて来る。そのとき、「この結婚はやめろ!」と若者が飛び込んで来て、花嫁をさらっていく。映画〈卒業〉のようなワンシーンのあと……花嫁が殺された! 表題作のほか、「衣裳戸棚」「招待席」「幽霊船」「噂話」を収録。あの“恐怖のお見合おばさん”児島光枝も久々に登場!

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  • 禁じられたソナタ(上)
    3.0
    日本楽壇の大御所・飛岡栄一郎は臨終の際、「送別」と題したピアノソナタの楽譜を孫娘の有紀子に贈った。「決して弾いてはならない」という謎の遺言とともに……。有紀子は幻の傑作を託されて戸惑い、楽譜を密かにしまいこんだが……。呪われたソナタが紡ぎだす恐怖のメロディ!

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  • おやすみ、テディ・ベア(上)
    3.0
    「探してくれ、熊のぬいぐるみを! 爆弾が入っているんだ!」爆死した大学生中原の部屋から、少女がぬいぐるみの熊(テディ・ベア)を持ち去った。中原の友人野木由子は、その行方を追うが、熊を手にした少女は変質者に殺害され、次に手にした主婦は夫を撲殺のうえ自殺を……。次々に悲運を呼び込むテディ・ベアをめぐる傑作ユーモア・サスペンス!

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  • 三毛猫ホームズの家出
    3.0
    ホームズと警視庁の片山刑事の妹・晴美は、バスに乗っていた。見知らぬ少女が「おいで。降りるわよ」と声をかけると、ホームズがついて行ってしまったから、さあ大変。片山たちの必死の捜査(?)でつきとめた少女は、今度は「ちょっと人を殺すだけ」と言ってナイフを買っていった! 表題作のほか、「通信簿」、「殺し屋稼業」、「催眠術」と、ホームズ大活躍の3編を収録。

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  • 三毛猫ホームズの犯罪学講座
    3.0
    F学園大学の裏手にある女子学生会館の非常階段から男子学生・春日が墜落死した。その夜、警視庁の片山刑事の自宅に「春日は殺された」という不審な電話が!? 翌日、片山は課長の代理で、なんとF大で三日間の特別講義をするはめになる。その二日目、講義の最中に、天井から鎖でつるされた女の子の死体が下りて来て……! 三毛猫ホームズが女子大を舞台に名推理!

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  • 灰の中の悪魔~新装版~
    2.5
    1~10巻440~660円 (税込)
    バレー部のエース・矢吹由利子(やぶきゆりこ)、役者志願の桑田旭子(くわたあきこ)、富豪の令嬢・弘野香子(ひろのきょうこ)。花園学園(はなぞのがくえん)に通う3人組は、それぞれ一芸持った高校2年生。学園で起こった脅迫事件。香子が犯人と疑われ、思い詰めた同級生から襲われる。由利子も、バレー部キャプテンから「何者からか脅迫されている」と相談が……。三人組が真相究明に乗り出す。傑作シリーズ第1弾!

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  • とりあえずの殺人 新装版
    -
    母は大泥棒、次男が弁護士で、長女が詐欺師、末っ子の三男が警察官の早川一家。長男である克巳は凄腕の殺し屋だが、ある日、女子大生に仕事の“現場”を見られてしまい――。そして一家はアパレル会社の社長をめぐる連続殺人に巻き込まれていく! 果たして家族の絆で事件を解決できるのか!? ファンから根強い人気を誇る早川一家シリーズ第三弾!
  • やり過ごした殺人 新装版
    -
    早川一家は母・香代子が泥棒、長男・克巳が殺し屋、次男・圭介が弁護士で、末っ子の三男・正実が警察官、そして長女・美香は詐欺師という奇想天外な家族だ。家族の秘密を唯一知る圭介はこの度、結婚! 早川一家にも平穏が訪れたかと思っていた矢先、克巳の元に正実の暗殺依頼が届く――。ユーモアミステリーの傑作早川一家シリーズ第2弾。
  • 三毛猫ホームズの花嫁人形 新装版
    -
    片山晴美(かたやまはるみ)は、結婚式を挙げるため、明後日にハワイに旅立つ浅井啓子(あさいけいこ)とケーキの美味しいお店で知り合う。その帰り道、啓子は何者かに刺殺されてしまう。遺体の上には、折紙で作られた花嫁人形が置かれていた。さらに、挙式を控えた女性の命を奪う事件が立て続けに起こる。現場には必ず花嫁人形が……。殺人鬼の正体と殺意の動機を、片山兄妹とホームズが暴く!
  • 悪夢の果て 新装版~シリーズ・闇からの声~
    -
    「さらば、民主国家日本よ、だな」日下良治は自嘲気味に呟いた。政府の〈教育改革審議会〉が、徴兵制に道を拓く答申を出したのだ。翌朝、モンペ姿の妻に揺り起こされた日下は、息子の達郎に〈赤紙〉が来たことを告げられる。そこは昭和20年、太平洋戦争下の東京だった。(表題作) 羅針盤を失った現代の日本に、著者が警鐘を打ち鳴らす! 「危機意識」を呼び覚ます4編。
  • 三毛猫ホームズの夏
    -
    明日から夏休み。だが、玉木リカの気持ちは晴れない。通信簿を両親に見せなければいけないのだ。「叱られないようにしてあげようか?」。セーラー服姿の少女が、リカに声をかけた――。その後、玉木家に空巣が入り大騒動に。たしかに、通信簿どころの話ではない!(「三毛猫ホームズの通信簿」)。プール、高原……。夏を舞台に、片山兄妹とホームズの推理が冴えわたる! 人気シリーズから厳選したベストセレクション第1弾!
  • 授賞式に間に合えば~新装版~
    -
    作家生活35年にして文学賞を受賞した竜ヶ崎肇(りゅうがさきはじめ)は喜んでいた。ところが授賞式直前、盗作を仄(ほの)めかす女性に呼び出されホテルの一室に赴くと、なんと彼女は死の間際! 慌ててその場を去る肇だが、目の前で愛車が爆発! やむをえず、新人編集者・あかりの危うい運転で会場に向かうハメに。同乗者は銃を持った指名手配中の殺人犯! 授賞式には無事間に合うのか!?
  • ひとり夢見る
    -
    女子高生・浅倉(あさくら)ひとみの母・しのぶは元女優。これまで女手ひとつで、ひとみを育ててくれた。だが、母にパトロンがいると聞かされたひとみは、ショックを受け、夜の町に飛び出してしまう。泣き疲れて、眠りに落ち――、ふと目を覚ますと、そこは18年前の撮影所だった。母と共演することになったひとみは、父親が誰なのかを探るが……。母娘(おやこ)の絆を描いた傑作ミステリー。
  • 殺人はそよ風のように~赤川次郎プレミアム・コレクション~
    -
    アイドル歌手・星沢夏美(ほしざわなつみ)が自殺未遂し入院した。熱狂的なファンである本堂克彦(ほんどうかつひこ)は妹の千絵と病院への潜入を試みるが失敗。帰宅しようと停めたタクシーに無理矢理乗り込んできたのは、憧れのアイドル! 病室からマネージャー永原幸男の死体が発見されたことを知った二人は夏美を匿(かくま)う。一週間後に用意された新曲発表の舞台。そこに彼女は現れ、真相は明かされるのか?

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  • 三毛猫ホームズの失楽園
    -
    いま話題の怪盗〈チェシャ猫〉から、「ニヤニヤ笑い」の猫の絵の脅迫状が! 警視庁の片山刑事は〈アダムとイヴ・コンクール〉の最終選考会が開かれる、画壇の重鎮・野上益一郎邸の警備に出かけた。〈チェシャ猫〉は入選作を狙っているのか、それとも──。はたして選考会当日、殺人事件が! ホームズ対〈チェシャ猫〉の対決が始まった!

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  • おだやかな隣人
    -
    小川家は、郊外の分譲地にあった。駅まで歩いて二十分。スーパーも自販機もない。週一回はひどい霧にすっぽり包まれるという寂しいところ。だから隣に宮沢家が引っ越してきたときには、大歓迎だった。しかし、どうした偶然の一致か、宮沢家と小川家の家族構成は、各人の年齢までピタリ同じだった。平凡な家庭に起こる戦慄の事件。

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  • 三毛猫ホームズのプリマドンナ
    -
    〈声楽コンクール〉の前夜、優勝候補ナンバーワンの井田貴子が何者かに狙われた! 咽喉に悪い激辛の薬味をサラダに入れられたのだ。不測の事態の発生を恐れた審査委員長の要請で、警視庁の片山刑事は、しぶしぶ会場に出かけたが……。超人気シリーズの短編三編に、著者の自伝的エッセイ「三毛猫ホームズの青春ノート」を加えた珠玉の作品集!

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  • 悪の華
    -
    白昼の公園で、主婦が殺害された。ついに、あいつが帰って来たのだ! 事件を機に7年ぶりに集まった悪い仲間たち。今はみな、会社社長、ピアニスト、主婦……として平穏な日々を送っている。この生活を守るためには、あいつを殺さなければならない。だが、仲間は、一人また一人と殺されて……。悪と悪との闘い、悪の友情と悲哀を描く長編サスペンス・ミステリー。

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  • 三毛猫ホームズと愛の花束
    -
    Kブライダルセンターに一通の手紙が舞い込んだ。「貴社の仕事は愛を冒とくするものだ。ただちに中止せよ」誰かのいたずらかと無視していたが、センターのOLが散弾銃で撃ち殺されてしまい、死体の上には花束が……。折りしも翌週に「愛の花束」と銘うった集団見合いが企画されていた。片山刑事、晴美たちもこの見合いに出席するが……。

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