小説・文芸 - キャロル・グレイス作品一覧

  • 異国の誘惑
    3.0
    海運会社に勤める有能な秘書クローディアはボスのサムからタザティーンへの出張に同行するよう求められた。サムはアメリカにいるときはただの支社長でも故国タザティーンに帰れば、やがては首長国を治めるシークだ。クローディアにとって初めての飛行機の旅、初めて訪れる国。普通なら心躍るはずのその旅はひどくつらいものになりそうだった。サムが出張と同時に家族が決めた名家の女性と婚約するからだ。この二年間、クローディアはひそかに彼を愛していた。その思いを告げることもできず、彼が婚約するのを目の当たりにしなければならない……。★かなわぬ恋とあきらめつつもボスを愛さずにはいられないヒロインのせつなさを丹念に描いた作品。キャロル・グレイスがお届けする人気のシークものです。★
  • 狼なんか怖くない
    -
    術後の祖母を介護するため、アメリアは数年ぶりに、森深くにある祖母の家へ向かった。だが、日暮れ近くになっても、なぜか家が見つからない。おかしいわ。道に迷ったのかしら?焦るアメリアの目の前に、突然大きな屋敷が現れた。フェンスには看板が掲げてある。“立ち入り禁止、猛犬に注意”ひとけのない森の中にこんなものが必要なの?唖然とするアメリアの前で、屋敷のドアが開いた。「看板が見えないのか? すぐに立ち去れ!」ハンサムな男性が、怒りに燃えた青い目でにらみつけていた。★人気作家キャロル・グレイスが描く、シルエット・ロマンスらしいキュートでさわやかな恋物語。仕事第一主義だったはずのアメリアが惹かれた謎の隣人の正体とは?★
  • キスで目覚めたら
    -
    サラは朝目覚めて、枕元に置かれたユーカリの実に驚いた。いったい誰がこんなものを?旅行中のおばに留守番を頼まれてこの家に来てから、不思議なことが多すぎる。たとえば、ゆうべの夢とか。謎めいた男性がわたしを森の奥へと導き……キスをした。ワインと葉巻の香りのキス。あれは本当に夢だったのかしら?窓の外からけたたましい音がして、サラの物思いは破られた。彼女が外へ飛びだすと、庭の大木に男性がチェーンソーをあてている。「やあ、よく眠れたかい?」まぶしい笑みを浮かべて彼が言った。夢に出てきたあの人だわ!サラは茫然とその場に立ちつくした。★C・グレイスらしい、ファンタジーにあふれた作品をお届けします。堅物の歴史学者サラは、隣家に引っ越してきた辣腕弁護士マックスに“秘密”を知られてしまい……。★
  • 恋に落ちたシンデレラ【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
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    病気になった母の代わりにずっと家事をしてきたエリーは、父の再婚後も、継母と義理の姉たちの分まで働かされてきた。今は父も亡くなり、その遺産を元手にケータリング業を始めた継母にこき使われながらも、いつかは自分のレストランを開く夢を抱いている。そんなある日、大富豪投資家の邸宅でパーティが開かれることになり、実の娘たちを裕福な男性と結婚させようともくろむ継母を尻目に、エリーはいつものように裏方として厨房で立ち働いていた。そこへ不意に、ダークスーツの長身の男性が現れ、エリーは息をのんだ。ジャック・マーティン――血も涙もない男が、ここの主人だったなんて。半月前、私の夢を、始める前に潰れると馬鹿にして投資を断った彼が! ■〈わがままな継母の陰で〉と題して、義理の母や姉にいじめられるシンデレラの物語をお届けします。心をこめて作った料理が、まさかお金のことしか頭にない冷血な大富豪のためとは思いもしなかったエリー。案の定、彼はエリーのことを覚えていない様子で……。 *本書は、シルエット・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 恋に落ちたシンデレラ
    -
    エリーは自分のレストランを持つことが夢だった。しかし現実は、それとはほど遠い。継母のケータリング会社で料理のみを担当するはずが、いいように使われて、出張先のイベントまでも引き受けている。今日は着替えの時間もなく、シンデレラの衣装を着たまま次の出張先へ移動だ。企業投資家たちの豪勢なパーティ会場では、客たちが、エリーのつくる料理を今や遅しと待っていた。エリーが厨房で忙しく働いていると、男性が勝手に入ってきた。J・マーティン! 私の夢を笑い物にした冷血漢が、なぜここに?★C・グレイスらしい、穏やかで心温まる珠玉のロマンスをお送りします。継母や義理の姉から冷たい仕打ちを受けながらも夢を追い続けるエリー。彼女の恋の相手とは?★
  • 白雪姫の約束
    5.0
    アダムはまたしても遅刻した。よりによって結婚式の当日まで!彼はいつも仕事、仕事。結婚してこの先うまくやっていけるの?ずっと感じていたその不安はますますつのり、サブリナ・ホワイトはついに教会から逃げ出した。ウエディングドレスを着替えもせずに、親友の車を借りて、彼女は子どものころに楽しい休暇を過ごした山へ向かった。途中で車が脱輪し、吹雪の中、助けを求めてたどり着いた家の玄関でサブリナは気を失って倒れ込んだ――ハンサムな男性の腕の中に。ザック・プレスコットはわけがわからないまま彼女を抱き上げ、そっとソファに寝かせた。その雪のように白い、美しい女性を……。★これまでシルエット・ロマンスでお楽しみいただいてきたキャロル・グレイスがハーレクイン・イマージュに初登場!ファンタジックでこのうえなく美しい物語を紡ぐキャロル・グレイスの世界へどうぞ。★
  • シークと婚約?
    -
    ■一夜かぎりのあやまちだったのに、婚約することになってしまうなんて!■目をあけたアンは、体を起こしてぎょっとした。寝ていたのは見慣れないキングサイズのベッドで、枕からはまぎれもない男性の香りが漂ってくる。ここはこ?昨日は、親友のキャロリンの結婚式に出席した。アレルギーの薬とシャンパンのせいで具合が悪くなり、新郎のいとこ、ラフィークの車に乗せてもらった。そこまでは覚えているけれど、あとは何もわからない。テーブルの上の置き手紙を見て、アンは頭を抱えた。“すてきな夜をありがとう。あとで電話する”まさか私はゆうべ、あのプレイボーイと?こんな地味な私に彼が惹かれるなんて思えないけれど……。いてもたってもいられず、アンははだしで部屋を飛び出すと、真相を知るために、ラフィークを捜し始めた。
  • シークに恋したら
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    ウエディングコンサルタントのキャロリンのもとへ、妹の結婚式の準備を依頼しに、シークのタリクが訪れた。ほかの客を追い払ってしまった彼は傲慢にも言い放った。「式の責任者は僕だ。従ってもらう」
  • シークはお断り!
    -
    友人の経営する看護エージェンシーで働くため、アマンダはカリフォルニアへ引っ越してきた。初仕事は、スキーで大怪我をしたシーク・ラーマン・ハルーンを、住み込みで介護するというものだった。
  • 太陽の香りの美酒
    -
    イタリアのシチリア島に残された葡萄園――。イザベルは会ったこともない叔父の遺産にとまどった。だが上司の裏切りに遭い、仕事も家もなくした彼女には、遠く離れた地で、人生をもう一度立て直したい思いがあった。イザベルは意を決して一人で島に渡ったが、待っていたのは、地元でワイナリーを経営する、ダリオの冷たい視線だった。彼はやむなく手放した葡萄園を買い戻そうと、やっきになっていた。素人に葡萄の栽培などできるはずがない。彼の目がそう告げている。しかし母国での生活を捨てた彼女にも、引き返す気などなかった。見知らぬ土地で、イザベルの新たな挑戦が始まった。■イタリアでもとくに情熱的な土地として知られる、シチリア島。葡萄園を舞台に、一人で奮闘するヒロインを、誇り高い地元の農園主が助けます。美しい島の風景とともにお楽しみください。
  • ふたりが出会ったあの島で
    -
    ギリシアの遺跡へと向かう船上で、オリビアは切なさに震えていた。もうすぐ降りたつ島は、ジャックと恋に落ちた思い出の場所なのだ。彼とはある悲しい事情で離れ離れになり、何年も会っていない……。だが大切な仕事が待っているいま、感傷は振り捨てなくては。この旅を機に、ジャックへの思いにはピリオドを打つのよ。決意を固めてきらめく海に背を向けたとき、オリビアは目を疑った。ジャック!ブロンズ色に日焼けした、罪深いまでに魅力的な人。懐かしさが込みあげ、瞬時に甘く激しいときめきがよみがえる。遠く離れた地で暮らすジャックが、いったいなぜここにいるの?彼は答えた。「七年前に始めたことに、けりをつけに来たのさ」★「白雪姫の約束」(I~1868)で大好評を博したキャロル・グレイスが、今度は神秘的なギリシア遺跡を舞台に、大人のロマンスをしっとりと描きます。愛し合いながら離れてしまったふたりは、強い絆を取り戻せるのでしょうか?夏の終わりにふさわしい秀作です。★
  • ボスには言えない ボスに恋愛中
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    ジョーのもとで秘書として働いた三年間、クラウディアはずっと彼に思いを寄せてきた。その恋はパーティの夜、成就したかに思えた――次の日何事もなかったかのように、彼が振る舞うまでは。これ以上、彼が美女たちとデートするのを見てはいられない。クラウディアは辞職の決意を固め、彼の出張中に会社を去った。ところが、ジョーは退職を頑として認めず、戻ってくるよう主張して譲らない。クラウディアは仕方なく、二週間だけの職場復帰に同意した。いくら望まれてもあまり長くは働けないと、こみ上げる吐き気が彼女に告げていた。★“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。ボスと秘書の心ときめくロマンスをJ・スティールが生き生きと描いた新作I~1941「ボスには内緒」も現在発売中です。★
  • ボスには言えない【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    社長のジョーのもとで秘書として働いた3年間、クラウディアはずっと彼に想いをよせてきた。その恋はクリスマスパーティの夜、成就したかに思えた──翌日何事もなかったかのように、彼が振る舞うまでは。もうこれ以上、彼が美女たちとデートするのを見ていられない。クラウディアは辞職を決意し、ジョーの出張中に会社を去った。ところが彼は、頑として退職を認めないばかりか、戻ってくるよう主張して譲らない。クラウディアはしかたなく、2週間だけの職場復帰に同意した。どんなに望まれても、それ以上は無理よ。身重の体なのだから。 ■いまはなき幻のシリーズ、シルエット・ロマンスの珠玉作をお贈りします。長年、上司である社長のジョーに焦がれてきた秘書のクラウディア。クリスマスパーティの夜、ついに想いが溢れ出て……。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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