菅原洋平 - ワニブックス作品一覧
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4.0●運動をすると頭は本当によくなるのか? さまざまな業界の一流と呼ばれる人々が、 「運動をしている」と知られるようになりました。 「文武両道」「健全な体に健全な精神が宿る」と言われ、 体づくりと頭のよさは関係しているような気もします。 筋肉を使うと刺激が入力され、脳がしっかり目覚める。 練習で「つらいことに耐える精神」が鍛えられる。 しかし、これを聞いても「運動すれば頭がよくなる」と 納得するには物足りない感じがします。 そこで、本書では、運動と脳の関係を 医学的、科学的事実からご紹介しつつ、 実践的な方法をお話ししています。 ●いつもの動作を変えるだけで “脳が冴える”ミトコンドリアが増える! 本書でご紹介する運動をすると、 「脳のエネルギーを持続的に生み出す“ミトコンドリア”が増える」 「自律神経が整い、心と体が健康になる」 「認知機能が高まり、知的作業の能力が上がる」ので、 「思考力」「学習能力」「集中力」「心の状態」 「モチベーション」「コミュニケーション力」……など 多くの能力が高まります。 脳にいい運動とは、 いつもの動作をちょっと変えるだけで実行可能です。 ●「時間がない」「運動が苦手」な人もあきらめなくていい! スローで軽い運動をするだけ! 著者の職業である作業療法士の仕事は、 自分の「やりたいこと」ができなくなってしまった人に対して、 それらを再びできるように「脳を治療する」ことです。 この治療法は、日常生活で 脳の働きを向上させることにそのまま応用できます。 脳にいい運動を行なうときに気をつけることは3つ。 「姿勢を正す」「ゆっくり動く」「ゆっくりと速い動きを繰り返す」 「運動が苦手」「忙しくて時間がない」 という人もあきらめないでください。 これから始めていけばいいのです。