京本喬介作品一覧

  • アフターライフレストラン ―お客さまは幽霊です―
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    ある街の外れ、あまり人が寄りつかない寂れた一角に、そのレストランは建っている。 世界各地のどんな料理もお手ものという天才オーナーシェフ、日辻。お客の料理にも手を出してしまう食いしん坊のウェイトレス、みづき。二人が働くその店は、立地の悪さにもかかわらず、今日も大勢の客で賑わう。美味なる料理に舌鼓を打ちながら、客たちはみな、楽しい顔つきで食事を楽しんでいる。 その店の名は、不老不死を意味する「ELIXIR」――。 これは、腹を空かせた幽霊たちがやってくる、風変わりなレストランの物語。
  • 史上最低の女弁護士
    3.5
    弁護士。それは、基本的人権の擁護と社会正義の実現を職務とし、訴訟や申し立てをした依頼人のために戦う、清廉潔白な社会的エリート。 灰水縁も、そんな弁護士の一人だ。腕は確かで、超美人。ただし不健康なまでに白い肌は、まるで死人のよう。なぜなら……彼女は薬中だからだ。そう、四六時中ラリっている。口癖は「世の中、バレなきゃ何でもアリなんだ!」。法の穴をくぐりぬけ、今日も彼女は依頼人を救っていく――。 史上最低の美人弁護士と、純朴で腹黒の少年助手が繰り広げる、知的でポップなリーガルドラマ、登場!
  • 天才・逢木恭平のキカイな推理
    3.0
    天才科学者、大富豪、人間世界遺産……などと呼ばれる実業家・逢木恭平は、どこかズレていて、周囲から苦笑されることもしばしば。そんな彼が金の力にモノを言わせ、警視庁上層部を買収し、興味を惹かれた難事件に首をつっこんでいく。相棒は、逢木自身が作ったアンドロイド〈アノン〉と、有能な女刑事・今井千春。次々と事件を鮮やかに解決していく彼らだが、逢木の真の目的は別なところに――。思わずツッコミを入れたくなる軽妙なライトミステリー!
  • 僕たちはドクターじゃない
    4.4
    私の名前はドク。小さな診療所に勤める特別医学生だ。この診療所には、私以外にも三人の特別医学生が勤務している。見た目も性格も小学生レベルの紅、小児愛好家の京弥、メスを手から離さない真琴……。みんな変人だ。 しかも診療所にやってくるのは、奇妙な病状を訴える患者ばかり。毎日が、難事件に挑む探偵のような気分と言える。ああ、また今日も、不可思議な患者がやってきたようだ――。 若く誇りに満ちた医学生たちが、隠された病気を痛快に暴いていく、軽快なタッチで展開するエンターテイメント医療ドラマ!

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