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5.0舞台は大正時代、函館。旧華族・伊知地家の長女でありながら生まれつき顔にある痣のせいで家族からも虐げられていた清子は両親から妹の代わりに嫁ぐように言い渡され、家を出されてしまう。縁談相手は過去見合いを全て破断にしてきたと噂の実業家、岩倉朔弥。清子はこのお見合いで何かが変わるかもしれないと淡い期待を抱き岩倉邸へ向かうが、「嫁をもらう気はない」と突き放されてしまう。しかし、自分の顔を見ても驚かない朔弥の姿から、清子は彼の目が見えていないことを悟り…。コンプレックスを抱えた2人の望まぬお見合いから始まる大正ラブロマンス、第1巻!◆収録内容◆「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~」第1話~第15話+単行本収録の描き下ろし番外編 ※本作品は、電子書籍「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~」1巻~3巻を収録した単行本「朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~1」の電子書籍版です。
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-華族の久世麗華《くぜれいか》は事故で負った火傷痕を父母に疎ましく思われ、冷遇されて育つ。そんな麗華に資産家から縁談が舞い込むが、父は縁談を妹にあてがうことに。しかし、妹の結納の日、留守番をしていた麗華の前に謎の将校が現れ、後日、麗華に縁談を申し込む。そんな彼は財閥の御曹司で将校の葉室丞太郎《はむろじょうたろう》だった。麗華を求める丞太郎が不機嫌なのには理由があって――大正恋愛ロマン、華族令嬢と堅物将校の純愛物語、ここに開幕。※本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「将校はいつも不機嫌~大正恋愛ロマン、女嫌いの将校へ嫁ぎます~」のコミカライズです。
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4.6
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4.2●○●大人気コミカライズ原作、待望の書籍化●○● 大正時代の函館。旧華族の清子は顔の痣により冷遇されて育った。そんな彼女は、金のため顔も知らぬ実業家に嫁ぐように命じられる。 清子が出向いた屋敷には、商才あふれる美貌の青年・朔弥がいた。しかし彼の目は不自由になりつつあり、これまでの縁談への苛立ちから彼女を拒絶。それでも清子は真摯に接し、朔弥も、その育ちゆえに真心で人を見る彼女に心惹かれ、互いにかけがえない存在に。 だが、痣を知った岩倉本家は彼女を追い出そうとして――。彼と生きるため、清子はその人柄と聡明さで懸命に試練に向き合い……? ●○●登場人物●○● 伊知地清子(いちじ・きよこ) 名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚く洞察力を発揮する。 岩倉朔弥(いわくら・さくや) 長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。 ※特典として、書き下ろし短編ストーリー「懐中時計」を収録。
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-菊子《きくこ》は薄幸な女だった…。そんな菊子の前に現れた清磨《きよまろ》は、『氷の男』と異名を持つ実業家。そして清磨は冷徹にも、菊子に更なる試練を与える…。時は大正時代。千葉県・佐原《さわら》は商業で栄えた華やかな街。菊子はそこで育った。が、十年前の事故で両親を失い、今は叔父に厄介になっている。叔父とその家族は菊子に酷い仕打ちを続け、菊子はそれでも懸命に生きている。清磨もまた、佐原には恨みにも似た複雑な感情を抱いている。だが、相手の欠けた心に惹かれてか、二人はいつしか互いを意識し合うように…。因縁に翻弄され、すれ違う二人の恋の行方は、やがて涙の色に染まっていく……。 ※本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「花影の恋~こぼれた恋は涙色~」のコミカライズです。
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-「仕事として、私の妻になるというのはどうだ?」呉服屋として栄えた富小路家に生まれ、両親に愛されながら何不自由なく育った心優しい主人公・富小路繭子。しかしある日、家が火事になり、顔に”一生消えない傷”を負ってしまう。両親は亡くなり、顔の傷のせいで婚約も破棄された繭子に残されたのは、多額の負債と愛する弟・忠司の存在だけ。繭子は家と弟を守るため、小樽の総合商社である青山物産に奉公に出る。倉庫の荷物の運搬係という力仕事だが、弱音を一切吐かず、懸命に働く。そんな時、奉公先の社長・青山静也にとんでもない提案をされて――!?※本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「くれなゐの花嫁~大正浪漫、没落令嬢の恋は潮風に揺れて~」のコミカライズです。
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4.0華麗なるモガの時代に、誰に虐げられようとも自らの幸せをつかもうと、たくましく、美しく、前向きに生きた麗しい4人の乙女の物語。 ・・・・・ 人気作家たちが、文明花開くモダンな時代を舞台に描く、恋愛アンソロジー。 家族に愛されず、孤独と絶望を抱える4人の主人公――実家の百貨店で使用人のように働かされている静香(天花寺さやか「帝都百貨店の職業女史」) 、生まれた時から心臓が弱く出来損ないと罵られている雛子(卯月みか「朱雀が紡ぐ恋」) 、家族の誰よりも背が高く美しいゆえに誰からも虐げられている高子(みちふむ「将官と男装令嬢の恋」) 、実の両親と死に別れ養子に入った先で半ば幽閉されているかのように暮らす紡希(望月麻衣「龍神様の許嫁」) 。 苦しい境遇でも、けなげに誠実に生きる彼女たちの前に現れたのは……? 胸の高鳴りが止まらない! 乙女たちの運命の恋物語。 目次 天花寺さやか「帝都百貨店の職業女史(モダンガール)」 卯月みか「朱雀が紡ぐ恋」 みちふむ「将官と男装令嬢の恋」 望月麻衣「龍神様の許嫁」 装幀 坂野公一(welle design) 装画 マツオヒロミ「恋の予感」