要尚記作品一覧

  • ジュニアアスリートの育て方 -五つの視点で今日からパフォーマンスアップ-10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 生まれたばかりの子を見つめながら、この子が寝返りをする姿や歩く姿を早く見たいと思う親は多いと思う。 周りの同時期に生まれた子と比べて少しでも早い成長を願うことは、親としての心情として分からなくもないが、 ジュニアアスリートのトレーナーをしている私の目線からは全く逆の見方をしている。 もっと寝返りをたくさん経験してほしいな。 ずりばい期間が長く続くといいな。 すきなだけハイハイをしてほしいな。   と、周りの人たちが「もう歩いたかな」などの声は遮断して、「まだいい。まだいい。」と念じるようにゆっくりと時間をかけて成長することを望んでいた。 もちろん、ハイハイの期間が短かったり、歩くのが早かったり、と個人差や環境によって差はある。 また、ハイハイや歩けるなど早く成長することが後の運動能力にどのような因果関係があるのかという科学的データはない。 ただジュニアアスリートトレーナーの視点からは、生まれてから歩くまでのこの期間に、波をうつようにしなやかな背骨の動き、 骨盤や股関節や肩甲骨のしなやかな動き、体幹の育成、握力や腕や足の筋力の形成などスポーツに大切な要素のプレゴールデンタイムだと思うのである。 本書ではジュニア期に競技スポーツに取り組むにあたり、多くのスポーツ指導者も取り入れている「スキャモンの成長曲線」を軸に それぞれの年齢期における取り組みとジュニア期の柔軟性という五つの視点から、どのような育て方をしたらよいか迷っている親や指導する立場の方に向け、 自分自身の子ども(娘)や関わってきたジュニアアスリートが、各種の全国大会で活躍するようになった「育て方の視点」をお伝えしたいと思う。 【目次】 第一の視点(0歳から六歳ころ) 神経型の成長期間 第二の視点(六歳から十二歳ころ) リンパ型の成長期間 第三の視点(十二歳から十八歳ころ) 一般型の成長期間 第四の視点(十二歳から十八歳ころ) 生殖型の成長期間 第五の視点 柔軟性とローテーション まとめ 【著者紹介】 要尚記(カナメナオキ) 一九七一年、北海道生まれ。北翔大学大学院 修士課程修了。 人間福祉学修士。柔道、野球、スノーボード、リュージュ、テニス、バスケットボールなど各種競技の選手育成に携わる。

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