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-仕事一筋で恋に縁のなかったどこにでもいる文官の一人であるシュリ。周囲からは愛想がないと評され結婚など夢のまた夢と思っていた。そんなある日、爵位を継ぎ公爵となった上司イリアスから突然求婚される。「君のことを、ずっと気にかけていた」「君のすべてが愛おしい」――その言葉に戸惑いを隠せなかったシュリは、ひとまず文官として彼に仕えることに。真面目に仕事に励む中で、イリアスの幼馴染ヴァネッサや侍女たちからの嫌がらせも受けるが、持ち前の機転と知恵でうまく切り抜けていく。次第にイリアスとの絆も深まり、恋愛に不慣れだったシュリも、彼の甘くまっすぐな言葉と行動に胸をうたれ……そして心の奥底に秘めていた想いにも気づき始めるのだった。恋を諦めていた文官と、彼女を一途に想い続ける公爵による溺愛ラブストーリー開幕!
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3.0
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2.0実家の書店で働く杏子は、三十路を目前にして彼氏なし。男の気配が全く感じられない我が子の様子を心配した両親からは、結婚を急かされてばかり。そんなある日、杏子は幼馴染の俊一と10年ぶりに再会する。聞けば俊一は、杏子が働く書店の近くにある、彼の父親が代表を務める音楽事務所で働いているという。それからというもの、俊一は客として書店に顔を見せるようになり、二人の距離は急激に縮まっていく。そんなある日、杏子と俊一はそれぞれの父親から信じられない提案を持ちかけられる。「君たち二人、結婚する気はないかい?」 突然の提案に戸惑う杏子だったが、俊一は意外にも乗り気なようで、「お試し期間として、1ヶ月同棲してみない?」なんて言い出して……。
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-美人で優秀、皆の憧れの的である水門亜紀は、幼い頃から周囲に完璧を求められて生きてきた。 期待に応えようと努力を続けていたが、彼氏の拓哉には便利に扱われることに疲れて最近別れを告げたばかり。 もう恋愛はしないと決めている。 ある日、亜紀は社長子息である天海冬夜の指導係に任命される。 「ずっと水門さんが好きでした――」 冬夜からの突然の告白に驚くが、亜紀は彼が高校時代の後輩だったことを思い出す。 告白への返事を躊躇った亜紀は、冬夜の「お試し恋愛」の提案を保留するが……。 距離が近づく度に色んな形で問われる「自分の価値」。亜紀は少しずつ冬夜への気持ちと自分自身に向き合っていく――。