平山美希作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「どうして毎日学校へ行って勉強するんだろう」 「親に『友だちできた?』って聞かれるけど、友だちって多い方がいいの?」 「学校で将来の夢について考える時間があるけど、夢って必要なのかな」⋯ 子どもたちの日常にはギモンがいっぱい。 こんな世界や人生に関する明確な答えのない問いを立てて、 じっくり考えて自分なりの答えを出す習慣をつけておくと、 自分の人生を自分で決めて、強く生きていくことができるようになるよ。 言葉の意味を調べたり、前提を疑ったり、別の見方で考えたり、 色々な人の考えに触れたり… 「じっくり考える」コツは、哲学講師・ミキティ先生が教えてくれるよ! さあ、一緒に答えのない問いを考える旅に出よう! 目次 Prologue|「なぜ?」「どうして?」の気持ちを大切に この本の登場キャラクター 【Part 1】なぜ学校に行くの? 何のために生きてるの!? 「生きる」を考える 《Q1》勉強って何の役に立つの? 《Q2》何のために働くの? 将来の夢は必要? 《Q3》お金がないと幸せになれない? 《Q4》人は死んだらどうなるの? そもそも何のために生きてるの? 〈Column 1〉聞き上手になると、会話はもっと楽しい! 【Part 2】自分って何だろう? なぜみんなとちがうの? 「自分らしさ」を考える 《Q1》自分って何? どうしてこの性格なの? 《Q2》努力すれば、憧れの人みたいになれる? 《Q3》自分の思いをうまく言えないのはなぜ? 〈Column 2〉「普通」って何だろう? 【Part 3】楽しいことばかりじゃない。悩みはいつも人間関係 「友だち関係」に迷ったら 《Q1》友だちは多いほうがいい? 《Q2》どうして誰かをいじめたり、悪口を言ったりするの? 《Q3》友だちと反対の意見だと不安なのはなぜ? 《Q4》自分とちがう子と、どうやって仲よくなればいい? 〈Column 3〉男の子らしさ、女の子らしさって何だろう? 【Part 4】大人はいつも正しいの? ときにはギモンだってある 「大人の言葉」のふしぎに迫る 《Q1》子どもと大人のちがいは? 大人は何でも知っている? 《Q2》学校の決まりは絶対守らないとダメ? 《Q3》正しさや善悪、平等は誰が決めるの? 《Q4》恋と愛って何がちがうの? 【やってみよう! 親子で哲学トーク】 [保護者の方へ]子どもの問いにまっすぐ向き合えている? 5つのステップで、ものごとの本質に迫る 大人の考えを押しつけず、サポート役に徹しよう
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4.1「あなたはどう思う?」はもう怖くない! 「会議でコメントを求められると、あわててパニックになってしまう」 「一生懸命考えたつもりなのに、『ちゃんと考えてよ』と言われてしまう」 「社会問題について意見を求められてもテレビやネットの受け売りになってしまう」 「就活のグループディスカッションで考えが何も思い浮かばない」 このように、自分の意見が思いつかない(どう考えたらいいのかわからない)という状況はよくあります。 日本の学校では、カリキュラムの中にディベートやディスカッションの授業がないため、大半の人が自分の意見を述べる経験がないまま、社会人になってしまいます。その結果、オフィシャルな場でどうコメントすればいいのか、迷ってしまうのでしょう。 でも、考え方の「手がかり」さえつかめれば、独自の視点で意見を組み立てることが可能。 この「手がかり」を5つのステップでマスターできるよう、設計されたのが本書です。 5つのステップとは、フランスの高校生たちが受験する「バカロレア(高校卒業認定試験)」の哲学の論述試験対策をアレンジしたもの。これでもう、「あなたはどう思いますか?」を怖がる必要はありません。"