織都作品一覧
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4.3気高き鬼の姫と怜悧な軍人の政略結婚の顛末とは……? 誰もが目を輝かせて欲している〝恋〟。 恋を知らない花燐に政略結婚の相手・黎人は約束する「わたしといれば、必ず恋が見られるだろう」と。 鬼と人間の間に生まれた娘・花燐と麗しの軍人・黎人が織りなすアクション満載のラブストーリー。 序章 第一章 百鬼の姫 第二章 太陽に触れる手 第三章 獣憑き 第四章 恋とは 終章 ■織都(おりと) 横浜出身。著者に『魔女の結婚~愛し子の世界征服を手伝いますが、転生のことは秘密です~』『魔女の結婚~愛し子との婚約は破棄します~』(ともに小学館)がある。 ■イラスト 大庭そと(おおにわ・そと)
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4.0皇女になった最強魔女の嫁入り先は……? 「光栄に思いなさい、九垓。このわたしが結婚してあげるわ」 今や驍国の皇帝となった九垓に、そう高飛車に求婚したのは芳国の皇女・璃珠。しかし九垓は冷たくこう応えた。 「誰があなたなど娶るか。俺が愛するのは百花の魔女ただひとり」 この返事に愕然としたのは璃珠だ。九垓が件の「魔女」のことをそんなふうに思っているなんて知らなかった。 なにより、この状況ではとても言えない。自分がその「百花の魔女」――かつて芳国最強の魔女とされ、いわれのない罪で斬首された「華陀」本人だということは。 そもそも九垓は魔女の「愛し子」だ。華陀が幼い彼を拾い、長く育てた。いわば息子のような存在だった。だから奇跡が起きて自分がこの璃珠の身体に転生したとわかったときから、百花の魔女は心に決めていたのだ。彼の 夢も未来も自分が守ってやると。そこで手始めに世界を奪い、九垓に与えてやること――それが愛し子を幸せにする方法だと分かっているのだ。 すれ違う「魔女」と「愛し子」の想いの結末は? 風味絶佳の中華風ファンタジー!!