赤松光夫作品一覧

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  • 女刺客人~尼僧お庭番~
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    将軍吉宗の御落胤、と名乗り出た天一坊は、ニセ者として処刑された。だが、それは替え玉であった!? 腕利きの女忍者・鈴鹿は、密かに生母の故郷へ落ちのびる真の天一坊に同行する。一方、天下の乱れを案じ、天一坊を亡き者にしようとする公儀や尾張・紀州の刺客が、執拗に行く手を阻む。妖艶な女刺客やくノ一の対決を描く、官能時代傑作第三弾!
  • 尼僧お庭番
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    紀州藩の内紛により、若君国松は行方不明。生家の不祥事に心を痛める将軍吉宗。腕利きの忍者・鈴鹿尼は、若君探索の旅へ。くノ一の妖艶な色香を駆使して阿波の国に潜入した彼女は、そこで若君と同じく紀州家の血をひく、少年天一丸に出会った。果たして彼の正体は? のちに、将軍吉宗の座を揺るがした、“天一坊事件”にまつわる秘話。妖美な女忍者を描く痛快巨編(シリーズ第2弾)。
  • 白山 夜叉の肌
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    八代将軍吉宗の時代、花の吉原を血に染めた花魁殺しをきっかけに、御三家の尾州宗春が謀反? 不穏な噂が流れ、全国の遊里に“白山秘密曼陀羅護符”が大量に出廻って人心を惑わす。お庭番・鈴鹿尼は、弟子の浅尾と加賀国へ潜入。だが、領主・前田家をも揺るがす複雑なお家騒動の渦中で、思わぬ危地に……。秘術の限りを尽くす、くノ一との死闘。
  • 大奥梟秘帖
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    徳川十代将軍家治の暗殺事件を惹起した田沼意次。彼が権勢を誇る時代の賄賂と毒殺による、血にまみれた大奥の陰謀。それを察知した尼僧お庭番衆VS田沼一族、さらに大奥老女との暗闘。将軍と大奥女性との房中秘事や、世継ぎ誕生のからくりを記した『大奥梟秘帖』をめぐって、男と女が闘う狂乱の花模様。官能伝奇ロマンの極致を描く、尼僧お庭番シリーズ、遂に完結!
  • 江戸の大山師~天才発明家・平賀源内~
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    四国高松藩の下級武士の家に生まれた平賀源内は、長崎で混血の花魁を連れだし、江戸へ出た。家業も家督も捨て、気ままな男やもめの源内だが、いい女にはすぐ靡く。彼は老中・田沼意次の庇護の許、天性の才覚を発揮して本草学、物産学、文学、更にはエレキテルの発明と一攫千金の夢を追いつづけるが……。日本の発明王にして稀代の好色漢・平賀源内の破天荒な生涯。
  • 女巡礼 地獄忍び
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    父母を探(たず)ねる幼い巡礼・お鶴は、危地(きち)を救ってくれた老忍者・鬼蔵に、女ならではの忍びの技を仕込まれる。やがて彼女は優秀な“くノ一(くのいち)”に成長。鬼蔵の命(めい)を受け、紀州藩邸に潜入。若殿・頼片(吉宗)に接近し、生命を狙うが、彼の温かい人柄に触れ、いつしか敵意も失せ、忍者の厳しい掟と女心との葛藤に悩む。密教に精通する著者が、闇の世界を描いた時代小説。
  • 官能文学電子選集 赤松光夫『尼僧の寝室』
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    強引な男の手によって羽織った黒衣の裾は乱れ、白い腿が露わに。尼僧は涙を流しながらも・・・・・・。 交通事故で愛する夫を失い、尼僧となった春月尼はまだ28歳。仏門に入ったものの、その体には女盛りの血潮がたぎっていた。  やはり夫を失った南麻衣子の元に赴いた際にはまだ四十九日も経っていないにもかかわらず、若い男・京介に攻められ喘ぐ麻衣子の姿を目にしてしまう。そして、その光景を見て、体の芯が熱くなってくるのを感じてしまう。さらに京介に迫られても体の芯が疼いてしまうのだ。  男は亡くなった夫しか知らない春月尼だったが、次々と好色な男たちが現れる。建設会社の社長をしている荒木から必要に迫られ、ついに一線を越えてしまい、自分が生身の女であることを自覚するのであった。荒木に心を奪われそうになるも結局は遊ばれて捨てられてしまう。  紆余曲折の末、美術評論家を名乗る父親ほど年の離れた冬木政彦と結婚することになるが、冬木の性技で、それまで隠れていた淫乱ともいえる性癖がだんだんと開花する。冬木の弟子と関係を持つように命令されても嬉々として応じる自分がいた。  いつしか、求められたら体を開き、ときには自ら男を誘惑して快楽に溺れていくようになっていた。そして意外な結末が春月尼を待ち受けていた・・・・・・。  団鬼六に師事し、季刊官能文芸誌「悦」の創刊編集長を務めた松村由貴による解説つき。
  • 官能文学電子選集 赤松光夫『みだれ妻』
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    スケベ心満載の旦那たちをあざ笑うかのように、その一枚も二枚も上手の淫乱妻たちは、ありとあらゆる知恵を使って心と体の快楽に溺れ、饗宴に悶えるのであった。 二階から正彦くんの降りてくる気配を感じて、あたし、スケスケのネグリジェをはだけたようにしてうたた寝のふりをするんです。正彦くんは夫の遠縁にあたる大学生で、2か月前から我が家に下宿するようになっていたの。彼ったら、ずんぐりむっくりの主人なんかとは全然違ってアイドル顔負けのスリムでハンサムで格好良いさわやかな感じです。子どももいながら、あたしは正彦くんと愛欲の限りを尽くして、しかもそれはエスカレートするばかり・・・・・。表題の「快感ゲーム」ほか6作の短編集。妻たちの猛烈なセックス攻勢の前になすすべなく、弄ばれる男たちの悲哀を描いた物語。
  • 虹の罠(電子復刻版)
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    1960年、いまだアメリカの統治下にあった沖縄。その米軍基地からスパイ機U2に関する機密書類が奪われた。日本人でありながら米軍犯罪捜査部(CID)四課の要員である松崎は、事件の捜査に当たるが、実は彼自身共産党のスパイでもあった。犯行に関係ありと目された基地労働者が相次いで死亡、失踪して事件は闇に……。基地の島・沖縄にくりひろげられる国際謀略戦を描く長篇ミステリー。

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  • 尼僧ながれ旅
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    〃宿場の賭場で女だてらに壺振りをする謎の美女・お京〃とは仮の名、じつは朝廷の御用を務める尼僧隠密の八瀬。和宮様のご降嫁の道筋を探索せよとの命を受けての忍び旅。折から巷には、「和宮様は替え玉」という奇怪な噂がながれていた――。幕末の世、尊皇攘夷の志士たちと新撰組との凄惨な死闘の中を生き、濃艶な色香で男たちの心を蕩かす、女隠密道中記!(『尼僧股たび中山道』改題)
  • 尼僧忍法 一番首
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    今川の人質として駿府に向かう松平竹千代(家康)が、尾張の織田に奪い去られた。竹千代に付き従う伊賀忍者お光は、信長に彼の出生の秘密を話す。竹千代は双子なのか。やがて織田と今川で人質交換が成立。信長は本物の竹千代を近習とし、ニセ者を今川に送る。数奇な運命をもつ二人は若武者に成長し、敵味方となって田楽狭間で対決する。新尼僧シリーズ。
  • 火の鎖(電子復刻版)
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    東海村の原子力研究所から一人の研究員が消えた。一週間後、続いてインド人記者レイも消息を断った。日本新聞外報部の記者夏目泰造はレイの妻と助手と共にその行方追うが、二人は何者かの手によって相次いで殺される……。複雑な国際情勢下で東西の均衡を図る原子力開発――その舞台裏に浮上した二つの失踪と連続殺人事件! さらに空中に炸裂する飛行機事故!! 異色の長篇スパイ・ミステリー。

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