電気学会作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 産業構造の高度化、情報技術の進展により、電気設備に要求される信頼性、安全性、環境保全性は高度化かつ多様化しています。同時に、更新・延命化に対する課題も大きく変化しており、現有設備の劣化状況を把握し、関連する機器群をシステムとして捉え、設備の耐用年数の延長化を図ることが取り上げられています。 本書は、電気設備を電気設備システムとして捉え、どのようにして更新を実現すればよいか、電気設備の更新に関わる長期計画の策定から運用までを体系的にまとめた技術専門書です。 〈本書のポイント〉 ・機器構成の部品展開から劣化プロセスの明確化、機器の生涯計画として更新を位置付け、更新を進めるための5つのステップを解説した。 ・今後の保全方法の提案として、オンライン診断に基づく状態監視保全と寿命協調の合理的根拠を提供するものとして、プロアクティブ手法の適用を追加した ・新素材・新技術の導入した新世代機器への対応を行った。 ・RSTの見直しなどを含む新しい保全を提案した。 ※本書は2006年出版の『工場電気設備』を現在の知見や情報に改めた改題改訂版です。 第1章 産業用電気設備の保全の目的 第2章 産業用電気設備の保全の進め方 第3章 保全業務における基本的事項 第4章 保全に必要なデータの採取と解析手法 第5章 保全業務へのプロアクティブ手法の導入 第6章 今後の保全技術 技術資料
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 鉄道車両に使われる情報通信技術を解説! 現在,電車列車においてもICT(情報通信技術)の重要性は増してきており積極的な活用が図られています. 鉄道車両では車載マイコン制御機器の導入とともに列車の情報システム化が進みました.列車内のあらゆる機器がネットワーク接続され,さまざまな情報が行き交うようになり,列車の高機能化・高信頼化・乗客サービスの拡充を支えています.このシステム構築にあたってはイーサネットベースの列車制御情報システム(Train Communication Network, TCN)が中枢として位置づけられています. 本書は,このような状況を踏まえ,列車制御情報システムの基本的な技術と応用例,規格,構成技術について解説するものです.本書の構成は以下のようになっています. 第1章では,本解説書の前提として,電車列車の基本的な動作原理を簡潔にまとめました. 第2章では,鉄道車両制御の基本となる「引き通し電線方式」について,原理と課題をまとめました. 第3章では,鉄道車両の高性能,高機能化に対応した新しい制御方式の中核となる「直列データ伝送方式」について,その基本原理から最新方式に至る進展をまとめました. 第4章では,列車伝送系を活用した情報通信技術の具体的応用事例についてまとめました. 4.1節では,鉄道車両の中枢機能である列車全体の制御および機器監視を行う車両制御情報システムTCMS(Train Control and Monitoring System)について, 4.2節では,鉄道車両の情報通信技術の進展によって導入可能となった列車内の映像,音声データを扱う各サービスとそれらに適用されている技術について, 4.3節では,新しい鉄道の保守体系として,従来の定期型保守体系から,リアルタイムの状態監視による保守を行うCBM(Condition Based Maintenance)について, 4.4節では,情報通信技術を活用した新しい自動運転装置ATO(Automatic Train Operation)について述べます. 第5章,第6章では,通信の相互接続のための標準体系となるTCNの国際規格化について,制定方法,制定経緯,規格内容の概要を述べます. 第7章,第8章では,TCNの代表的な適用例であるTCMSを例にとり,鉄道車両用の情報通信システムを設計するにあたり必要となる技術的要素をまとめました. 第9章では,情報通信技術の進展に伴って新たな展開を見せる車上システムと地上側システムとの連携について述べます. 第10章では,今後増大すると考えられる鉄道車両用情報通信機器の国際調達に関して,課題と注意点についてまとめました. 本書は,列車制御の情報システムの基本から適用方法までをできるだけわかりやすく記述します. 第1章 電車列車の基本的な仕組み 第2章 引き通し電線方式 第3章 直列データ伝送方式 第4章 車両への情報通信技術の応用 第5章 列車伝送系と国際規格 第6章 新しい列車伝送系国際規格 (イーサネット方式) 第7章 TCMSの構成技術 第8章 TCMSの基本要素技術 第9章 地上・車上間連携への展開 第10章 車両用情報通信機器の仕様策定と国際調達