トム・ガリー作品一覧

  • 英語で楽しむ寺田寅彦
    3.0
    時代にはるかに先駆けて,伝統的な要素還元主義の手法が通用しない複雑な対象に目を向けた物理学者・寺田寅彦.彼の数多い名随筆から「藤の実」「エレベーター」「津浪と人間」など六篇を選び,原文と英訳をあわせて読む.それは時代と地域を超えた寅彦の普遍性を感じることのできる体験だ.翻訳や英文エッセーのコツも一緒に学べる.[二色刷]※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 英語のアポリア――ネイティブが直面した言葉の難問
    3.8
    ★ネイティブにも不可解な英語の世界 辞典編纂者・語学教師としての長年の言語体験をもとに、教育の対象となってしまった言葉が孕む問題の数々をユーモラスに綴ったエッセイ。 *アポリア:一般的には、解決できない難問をさす。一つの問いに二つの相反した合理的解答のあること。 <目次より> ●英語の不通(インド英語の体験) ●英語の問題(英語と非英語の境界の英語) ●束縛される英語(英語の「正しさ」とは?) ●ネイティブの問題(インド人の問題ある英語翻訳の実例) ●教育の問題(『オネーギン』を英語「で」読む) ●英語の喧嘩(帆足理一郎の「立派な英語」はどのように立派か) ●子供の英語 ●試験の英語(第二言語テスティング論、センター試験の問題、TOEIC(R)等検定試験の問題の問題) ●機械の英語(AI 翻訳の驚異的向上は何を意味するのか)
  • 英語のあや――言葉を学ぶとはどういうことか
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    ★“日本人の英語”から見えてくる言葉の真実 日本人が書く英語に固有の味とは? 外国語能力のリアルな経済価値は? 最近の外国語教育論争の争点は、実は二百年も昔からのもの? ネイティブ・スピーカーの限界とは? 日本人が犯しやすい英語の間違いとは? 言語は失敗でこそ学べる? 日本語に堪能で、翻訳や辞書編集に長年携わり、“日本人の英語”を見つめてきた米国人が、二つの言語の狭間でこそ知り得たことを綴った。 【目次】 まえがき I 日本語の味、英語の味─文体、文法、そして作文指導   コラム ことばのくも「ネイティブの限界」 II 科学英語から考える  1. コミュニケーションの基本として、相手が何を知っているかを考慮する  2. the は相手が知っていることを表す  3. the は常識を表す  4. 冠詞が必要な時と不要な時  5. 冠詞と関係節  6. 「相手が知っているかどうか」と情報の流れ  7. 科学英語の書き言葉と話し言葉  8. 英語での口頭発表の準備  9. 同じように見えても同じではない英語と日本語  10. 英語らしい英語を書くコツ  11. 相手に配慮した英語表現   コラム ことばのくも「ザ 中国人」 III 言語の狭間で考える  1. 言葉の蹉跌  (失敗へのこだわり / 辞書の失敗(その1) / 辞書の失敗(その2)―unlookupables について / 意味の流れ / 言葉の海に溺れて)   コラム ことばのくも「ネイティブ・バッシング」  2.言葉の価値  (馬鹿の言葉 / 言葉のコスト / 言葉不況 / 怒りの言葉 / 上機嫌な起源)   コラム ことばのくも「外国語学習の害」  3.言葉のあや  (飾り気のない言葉 / 歩道の上にも)   コラム ことばのくも「クラスルームの言葉」 Ⅳ 言葉ってどこが面白いの?
  • 名随筆で学ぶ英語表現 寺田寅彦 in English
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    複雑系科学に通じる現代的視点をもって,数多くの名随筆をうみだした物理学者・寺田寅彦.「茶碗の湯」「電車の混雑について」「金米糖」など身近な現象を題材につづられた五編が,英文となってうまれかわる.熟語,構文から科学的読み解きまで,多岐にわたる解説によって,科学の心と自然な英語表現が身につく一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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