大山海作品一覧

  • 奈良へ
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    人はかくも業深く、古都はかくも偉大なり 古都・奈良。三つの世界遺産を擁する日本を代表する観光地。 売れない漫画家、マイルドヤンキー、パンクス、やる気のない野球部員、冒険のパーティーからそこはかとなくハブられている航海士、街頭で奈良の崩壊を訴える謎の男……名所旧跡で繰り広げられる若者たちの群像劇は、やがて人間の業を深々とえぐり出し、世界の虚を暴き出す衝撃の展開へ―― 「トーチweb」連載時から話題騒然! 若き無頼派が到達した「リアリズム漫画」の最前線 第1話 西大寺 第2話 東大寺 第3話 法隆寺 第4話 唐招提寺 第5話 飛鳥寺 第6話 興福寺 第7話 ドリームランド1 第8話 ドリームランド2 第9話 ドリームランド3 第10話 ドリームランド4 第11話 平城宮跡 第12話 猿沢池 ―――――――― この「奈良へ」という作品を読んでまず思ったのは、これは途轍もない傑作だ、ということで、私は読後、暫くの間、虚脱していた。(解説:町田康) ――――――――
  • はにま通信 (1)
    4.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    地味だが味わい深い古墳の魅力と青春の光と影を愚直に描く古墳青春グラフィティ 奈良の高校生・埴田麻央(はにま)は古墳めぐりに夢中。岩屋山、箸墓、黒塚、行燈山、櫛山……地元を中心に古墳を訪ねてまわり、好きが高じて「古墳部」を立ち上げる。人間関係や将来に漠然とした不安を抱きながらも、恋に、古墳に、青春まっさかり! 香具山は畝傍ををしと 耳成と相あらそひき 神代よりかくにあるらし 古も然にあれこそ うつせみも妻をあらそふらしき (中大兄皇子/「万葉集」) ままならぬ青春ともの言わぬ古墳──『奈良へ』『令和元年のえずくろしい』作者の新境地!!
  • 令和元年のえずくろしい
    完結
    -
    全1巻1,540円 (税込)
    「なあ、平成の大不況に生まれて 令和になったらコロナがきてよ。 仕事も無くなって税金も上がって最低賃金は安いし、 俺らみたいな底辺に未来はねえだろうが。 欲望のままに生きて、何が悪いんだよ。」 ゼロ年代から続く大阪のシェアハウス。 そこでは様々な傷を抱えた若者たち十人が共同生活している。 令和元年夏。新たな二人の男女が引っ越してきた。 今日も住人たちは互いの感情をぶつけ合いながら過激な青春を謳歌していく。 搾取と分断の果てに、全てが崩壊するとは知らずに…… 暴力、淫蕩、怠惰、傲慢、嫉妬……地獄のシェアハウスで巻き起こる最悪の群像劇。 【えずくろしい】京言葉で「不快」「あくどい」等の意。 ★続々重版出来&宝島社「このマンガがすごい!2022」オトコ編第13位『奈良へ』大山海最新作
  • 力石持つ【分冊版】 1
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    昔々ある村に、力持ちの兄と非力で頼りない弟がおりました。 その頃、重い力石を持ち上げることができる者が村で一番偉い時代でした。 ところが、村で一番の力石持ちであったその兄は突如、村から姿を消してしまいました。 家族や村の者は訳が分からずただ困惑しておりましたが、代官の命で弟が兄を追うことになりました。 そこから力石がもたらす兄弟の宿命が始まったのでした――。 『奈良へ』『はにま通信』の著者が描く、ファンタジーとリアルの中間点! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
  • 力石持つ 1
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    昔々ある村に、力持ちの兄と非力で頼りない弟がおりました。 その頃、重い力石を持ち上げることができる者が村で一番偉い時代でした。 ところが、村で一番の力石持ちであったその兄は突如、村から姿を消してしまいました。 家族や村の者は訳が分からずただ困惑しておりましたが、代官の命で弟が兄を追うことになりました。 そこから力石がもたらす兄弟の宿命が始まったのでした――。 『奈良へ』『はにま通信』の著者が描く、ファンタジーとリアルの中間点!

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