加藤公太作品一覧

  • ポーズの美術解剖学 人体表現の幅が広がる
    3.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は「美術解剖学に基づいた人体のポーズ集」です。解説は第1部だけで、第2部は気軽にパラパラとめくって眺めているだけで創作のインスピレーションを得られるような体裁にしています。 人体ポーズのイラストに使用した資料は、衣服やサポート(彫刻を支える支柱)で体が隠れたりしているものも多く、そうした箇所は体の輪郭を推測したり、加筆したりしました。描く回数をこなしていくと、これらの隠れた部分を容易に推測できるようになりました。もちろん、実際の像を観て確認していないものもあるので、それらについては正確かどうかはわかりません。「美術解剖学を研究している人が、欠損部分を補うとこのようになる」という作例とお考えください。 この本の人体ポーズのイラストは、素体(人形などの土台となる基本的な形)と解剖学的な構造を掛け合わせたような表現にしています。図形的に整えられた人体像を、少しだけ解剖学的な構造に寄せて、分割線をデザインしました。 胴体、腕、脚はそれぞれを色分けしました。胴体だけ、腕だけ、脚だけに注目することで、「大きさの割合」「長さの割合」「どの程度ひねっているのか」「どの程度曲げているのか」「左右でどう変化しているのか」などの情報を整理できて、わかりやすくなると思います。 最後に、この本を読んでくださったあらゆる人にとって、ポーズや人体表現のインスピレーションの源になってもらえればいいなと思っています。難しそうな漢字が並んだ用語も、この本ではあまり使用していません。これまで「美術解剖学って難しそう……」と思って敬遠していた人も、この本をきっかけとして美術解剖学に触れてもらえれば幸いです。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 名画・名彫刻の美術解剖学 名作の起伏から内部構造を判別する
    5.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■体表から内部構造を読み解いて「迷わず正確に」人体を捉えられる! 有名な美術作品は、解剖学的に正確に表現されており、作品写真と筋肉図を見比べると、体表と内部構造の対応関係がわかります。これにより、人体作品の表面から、内部構造を読み解けるようになります。ページをめくって眺めているうちに、目がどんどん肥えてきます。目を養えば、自分の作品でも内部構造を意識できるようになるのです。 ■第1部 基本のトポグラフィー図と解剖図 第1部は男性モデルを用いた基本解説です。同じ姿勢のトポグラフィー図と解剖図をなるべく見開きで並べてレイアウトしました。カラフルな色分けは、解剖図の境界がわからない初心者でも、筋の範囲が判別できるようにするためです。解剖図では体表から観察できる浅層の筋を表現しました。欧米では浅層の筋肉図のことをエコルシェといいます。それらのエコルシェ図は、模写しやすいように、3色((1)筋の色、(2)筋の境界部を示す暗めの筋の色、(3)腱や靱帯の色)+白黒で描いています。 ■第2部 名画や名彫刻を「解剖」する 第2部は古典作品の解析です。美術解剖学にゆかりのある名作の解析と、その作品写真を並べて配置し、起伏との対応関係を見ながら学んでいきます。解説は最低限におさえ、作品解析に必要なトポグラフィー図と解剖図のページを記載しました。名作と呼ばれる作品は、人体の起伏の破綻がほとんど見られません。人体の起伏が表現できれば、鑑賞者の厳しい審美眼や淘汰にも耐えることができるようになります。 ■第3部 模写で起伏の感覚をつかむための線画集 第1部のトポグラフィー図を鉛筆などの1色で模写するため線画です。これらを模写することで、陰影を描かずとも立体的な起伏を感じる人体を描写できるようになります。
  • 手+足の美術解剖学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アーティストたちが表現を習得するまでに苦労することの多い「手」と「足」 にスポットを当てた美術解剖学の教科書。 好評を博している既刊 「スケッチで学ぶ美術解剖学」の著者が、前書と同様に骨や筋肉の豊富な解剖図やスケッチを掲載。 イラストレーターをはじめアニメーターやマンガ家、いつか絵を描きたいと思っている人、手や足の描写が特に苦手な人に最適な1冊。
  • スケッチで学ぶ 動物+人比較解剖学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評「スケッチで学ぶ美術解剖学」(2021年10月1日3刷出来)の第2弾! 霊長類、ネコ科・イヌ科、哺乳類、鳥類・爬虫類など人間を含めた動物全般の骨格シルエットとプロポーションなどを解剖学的に比較した、これまでの類書にはない美術解剖学の本。また、いま興味が高まっている古典から存在する人外、ケンタウロスやギリシャ神話や伝説で語り継がれてきた半人半獣など、空想動物の内部構造を解剖学的に解説した内容は大注目必至。さらに現代的な美術解剖学の本では紹介されることの少ない、発生学の一部と内臓、女性の構造なども紹介している。
  • スケッチで学ぶ美術解剖学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昨今、数100ページを超える美術解剖学書が人気である。資料集、トリビア集、ポーズ集など、編集内容はさまざまだが、ページ数の多さを利用した豊富な情報が記載されている。情報量が多くなった反面、情報の重要度が分からなくなってしまったり、覚えなければならない量に苦労したりしている読者も多い。  本書は、160ページというコンパクトな内容で美術解剖学をまとめた入門書である。  PART1では美術解剖学で必要な内容について42ページでまとめている。骨格の学習では、あらゆる部位名称を解説するのではなく、体表から確認できる主要な部分のみに絞っている。色分けされた筋肉図では、上肢を構成する43種の筋を9種の筋群(グループ)にまとめ、学習の負荷を大幅に軽減させた。  PART2ではPART1をさらに深める内容として、美術にしばしば使用される解剖学的なTIPS(見方のコツのこと)を解説している。体表のスケッチに筋肉を描きこんだり、概念的な模式図を示したり、複雑な骨格を簡単なディテールに置き換えたり、解剖学的な見方のバリエーションを紹介した。  PART3では、解剖学をさまざまなポーズのスケッチに応用できる練習方法と見方を紹介した。本書の練習方法を学ぶと、すでにある美術解剖学書でも練習できるようになり、下図を描く際に無闇に手を動かす時間が大幅に減少させることが可能になる。  PART4はPART3の応用編で、着衣の上からヌードを推測して描く方法と見方を紹介している。この方法では着衣の人物像やキャラクター表現などの内部構造のチェックが行えるようになり、美術解剖学を学習するための重要な目標の一つである「外側から中身を推測する目」を養うことができる。  本書の内容は、「要点を知る」「知識を深める」「実践する」「応用する」という学習の基本に従ってまとめられている。この流れによって、情報を受け取るだけでなく、自分で自分なりに考え、取捨選択できるようになる。

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