海老原けえ子作品一覧
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-地域で人と人をつなぎながら、豊かな関係性を生きる 小さいときから「障害」を言い訳にすることを許さず、他の兄弟同様スパルタで育てられた著者と、その母との間に引き継がれる「自分の人生を引き受けて生きる」精神。他人の手を借りるなかで身に着けた術=人サーフィンの中で豊かに生きる術。障害のある自分が動くことによって人がつながり、社会を変えていくことが障害者運動だ。誰もが1回きりの生き直すことのできないいのち生きている、そのかけがえのなさを実感させてくれる爽やかエッセイ。 【目次】 第1部 「自分」を生きる〜障害と共に成長して〜 海老原宏美 1 私の障害のこと 2 母について〜私の根源〜 3 自立への三大革命 4 自立の第一歩は「降りますボタン」から 5 九死に一生! 人工呼吸器導入 6 快適な生活を支えるもの 7 自立生活センター(CIL)について 8 呼ネット〜人工呼吸器ユーザー自らの声で〜 9 存在する価値 10 呼吸器かついで旅に出る 11 重度化について〜成長する障害〜 12 障害者を生きる 第2部 泣いて、笑って、ありがとう 海老原けえ子 1 宏美と共に歩んだ二四年 2 二四年の胸のうち 【著者】 海老原宏美 1997年、神奈川県川崎市生まれ。先天性の進行性疾患・脊髄性筋萎縮症Ⅱ型の障害をもち、小学校から車いす利用。小・中・高と地域の普通学校で共に学び、東洋英和女学院卒業。その後、親許をでて東京都東大和市で自立生活を開始。2002年、障害の進行により、人口呼吸器を利用し始める。国際的障害当事者組織であるDPI(障害者インターナショナル)日本会議特別常任委員、NPO法人自立生活センター東大和理事長、人工呼吸器ユーザーネットワーク「呼ネット」事務局次長。社会福祉士。 海老原けえ子 茨城県生まれ。天台宗文殊院で育つ。元銀行員。元いのちの電話相談員。2男1女の子どもたちが巣立ち、今は夫と二人暮らし。愛犬と戯れること、草花を育てるのが好き。