柊織之助作品一覧
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-現代小説からファンタジーまで、色とりどりの三つの世界を収録した短編集。 ある喫茶店での男女の物語「ココアのような彼」 妹のために大空を飛ぶ兄の物語「空色の孤独」 空の用心棒として生きた三人の物語「天色の涙」 ほんのり苦くて甘いココアのような、人の心にそっと寄り添うお話はいかがですか。
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-ティナ、二十五歳、都会で失業したばかり。そんな時に、地元に住む母から雲職人にならないかという連絡がくる。国一番の雲職人で、何よりも幼い頃、ティナの遊び相手だったラウドという老人が、ティナに己の技術を継がせたいのだという。 国一番の弟子という重圧、衰退していく雲産業、将来への不安。ティナは全てを乗り越え、最高の雲をつくることができるのか。どこにでもいる人間ティナの、雲を切り裂くような人生が始まる!
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-「結婚したい」 その一言が言えない。 二十八歳で大手百貨店のバイヤー、春宮雪奈。仕事は順調、彼氏と同棲していて仲もいい。だけど、どこか本音では話せない。どうにか結婚の話をしようとする雪奈だが、仕事が忙しくなり、さらには海外勤務の話も出てきてしまう。 疲労が溜まっていく雪奈に、彼が告げる。 「旅に行こう」 果たして雪奈は結婚できるのか。 誰にでも起こりうる悩みを描いた、恋の物語。
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-レッタは紡ぎ手として、世界中の手紙を運び、時には代筆することを生業としていた。生き別れた弟を探すためにレッタは手紙を届け続けていたある日、一人の老人から手紙の代筆と郵送を依頼される。 それは戦争地帯にいる孫に手紙を届けるという、危険な依頼だった。偶然にも届け先は弟と生き別れた場所の近くだった。レッタは危険を顧みず、手紙を届けることにしたのだった。
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-心が疲れ切った会社員の文。現実から逃げるように電車に乗ると、犬や猫が住む不思議な町にたどり着く。その町は傷ついた人の心を癒すための町だというが、文は困惑してしまう。しかしある時、このままでは町がなくなってしまう話を耳にする……。心はどうしたら癒えるのか。温かく寄り添おうとした者たちの物語。
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-オックスの村は存続の危機に陥っていた。回避するには、祭りの名物を作らなくてはいけない。そこで立ち上がったのは村の問題児三人だった。村長の息子、占星術師の娘、飛行士の息子。目的は伝説のオーロラを見つけて、村へ持ち帰えること。だが飛行機の操縦、黒い竜、祭壇の謎が三人の前に立ち塞がる。小さな村に住む子どもたちの、大きな冒険ファンタジー。
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5.0