恋人の浮気と上司のパワハラにより男性恐怖症になった柚瑠。友人の結婚式で同級生の男子に絡まれていたところを、初恋の相手であるエリート弁護士・朔に助けられる。今の自分の状況を吐き出すと「なんとかしてやる」と彼は言う。すると、翌日突然実家に現れて結婚したいと告げられて…!?　戸惑う柚瑠だったが、縁談を避けたい彼と利害が一致し契約結婚をすることに。「絶対俺が守るから、安心しろ」――庇護欲全開の朔に柚瑠は甘く愛でられていく。愛のない結婚のはずが、極上旦那様の一途な愛が溢れ出して…。

27歳の春。引っ越し先の隣人は高校時代の天敵、そして―――婚約者(仮)!? 下着ショップの店長になったことを機に、職場の近くに越してきた唯。新しい環境に気を引き締めながら、唯一の趣味である乙女ゲームの王子様たちに癒される日々。自分だけに手厳しい男子の存在や“ある事件”から男性が苦手で、現実の恋愛経験はゼロ。でも、それで良いと思っていた。――しかし、新居の隣人が元同級生・佐野宗介だと発覚! 更にオタク趣味がばれてしまい、それを盾に2ヶ月だけ「婚約者のフリ」をさせられることに。過去の冷徹かつ辛辣な発言を思い出し怯える唯だったが、目の前の佐野のぶっきらぼうながらもどこか優しく、甘い眼差しに戸惑ってしまい…? ―本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「花に嵐」のコミカライズです。

化粧品メーカーのOL・桜子はある日、祖母が友人同士だったことをきっかけに有名酒造メーカーのイケメン御曹司・智哉とお見合いをさせられるはめに。「自分が次期社長になるためには祖母の命令は絶対」と強引に婚約を決める智哉は、政略結婚を嫌がる桜子に結婚まで一カ月の猶予を言い渡す。「すぐに俺のこと好きになるよ」と不遜な態度、イジワルで俺様な彼だが、時折見せる優しさと大人の色気に、桜子はいつの間にか心を奪われていき…。「やっと捕まえた。もう絶対離さない」――彼の甘い執愛に絡めとられてしまい…!?