月森あき - 完結作品一覧
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4.0【イラスト付き】水の精霊使いのリーファは王の命で、砂漠の国・アガスティア王国の水不足を救うため海を渡った。しかし、旅の途中で嵐に遭い海に投げ出されてしまう。その時の影響か、アガスティア王国に流れ着いたリーファの身体は八歳時の大きさに縮んでしまっていた。そんなリーファを助けてくれたのが褐色肌の青年・サラムで、実は彼はアガスティア王国の第一王子だった。リーファは八歳の姿のままサラムと共に砂に埋もれた国に潤いをもたらすため、水源を探す日々を送る。苦楽を共にするサラムとの間に友情が芽生えはじめた時、突如リーファの身体が十八歳の元の大きさに。その姿をサラムに見られてしまい、さらには想いを寄せられてしまう。ふたたび子供に戻ってしまったが、サラムは子供のリーファと大人のリーファが同一人物だとは気づかずに――?電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.0
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3.5大陸の南に位置する孤島に、女神と称される一族がいる。その血族の女性は、加護を欲する各国の王族に花嫁として熱望されるほど神聖視される存在だった。一族の長男であるラディアは、次期族長の役割を担っていたが、北の国・トールバルド国から「女神を王の嫁に」との申し入れをきっかけに、その立場が一変する。あろうことか、適齢期の女性がおらず、やむなくラディアが性別を偽り、女神として嫁ぐことになってしまったのだ。男であることを隠さなければいけないラディアは、喋ることを禁じられた状態で国王であるクライスと婚姻を結ぶ。偽りの女神だという事実は、クライスも国民も知らない。クライスに女神として丁重に扱われるたび、ラディアの中で罪悪感が生まれるが、同時に、国王として真摯に民と向き合う誠実な姿にラディアはどんどん惹かれていってしまい…?