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-日本の芸能史上、初めて「アイドル」とよばれた美少女・明日待子(あしたまつこ)。 そして「ムーランルージュ新宿座」という小劇場のステージは、その明日待子とチャーミングな若い踊り子たちの魅力にきらめいていた。 さらに、芝居の脚本を書いていた作家たちは、1950年代に始まった民間放送のラジオ・テレビのメインスタッフとして大活躍した。 とりわけ、昭和という時代を生きた踊り子たちの胸にしみる哀歓の物語! ※巻末付録として上演当時のパンフレット四部を収録。 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.240 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.278 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.321 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.326
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-身近な24種類の動物や昆虫をイラストとともに楽しめ、読み聞かせにも! 動物や昆虫のことはもちろん、世の中のことにも興味津々のケイちゃんと一緒に親子で考えられる1冊。 イラストには、いろいろな姿のケイちゃんが登場!どこにいるのか、楽しく探してみてね!
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-昭和10年代(1935年~)以後、日本は「戦争という濁流」に巻き込まれていく。 「進め一億火の玉だ」などの大号令で、生活のすべてが厳しく規制され指導された。 子どもたちも「小国民」とよばれて「軍事教育」をうけた。 しかし、子どもたちは飼い主のいない犬コロのように逞しく生き続けた。 そのまぶしい笑顔の物語集。 「昭和――戦時下の子どもたち」シリーズとして出版されている以下の5タイトルを収録した短編集。 収録作品 ・「映画撮影所とミツバチ/昭和16(1941)年のものがたり」 ・「目標! アノ九官鳥/昭和17(1942)年のものがたり」 ・「田端大橋の夕日/昭和18(1943)年のものがたり」 ・「スルメいかの靴/昭和19(1944)年のものがたり」 ・「もみじ川の春/昭和20(1945)年のものがたり」
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-本書は、雑誌『東京人』に一九八七年から足かけ五年間にわたり、「とうきょうヒッチはい句」と題して掲載したコラムをまとめたものです。 前口上より── 「東京育ちということ」 江戸の時代から地方の男たちは「江戸」をめざして大挙してやって来た。「立身出生」を願い、「商売での自立」をめざして集まった。 現在も地方の農村・漁村の若者たちは続々と「東京」などの大都市をめざしてなだれ込むようにやってくる。 そして、やがて彼らは、結婚し、家庭をもつ。その住宅やマンションが、30年35年という長期ローンの完済期限がそのまま「東京都民」として永住することを意味する。 つまりそれは、そのまま「東京育ち」という条件にも充当することにもなるのだ。 かつて「東京郊外」といわれていた閑静な住宅地は、このところ急速に変貌している。 つまり、昔ながらの自然の興趣を遺していた和みのあった風景は、突如として現出した近代ビル(タワーマンションなど)によって、大きく変貌した。 たとえば、武蔵野市吉祥寺とか、杉並区とか、練馬区大泉・石神井辺とかの早くから住宅地として造成されてきた街よりも、もうひとつ外郭の「ひなびた風情の町」だった場所が、それこそいま眼を見張るように「近代化」を遂げている。 東京周辺でいえば、最近まで田や畑や雑木林だった半農村地域の変革は、むしろ驚異的ですらある。 たとえば埼玉県所以西とか、松戸・市川市以北、また横浜以西などなどの新タウンの開発造成地。 拙著「東京ろまんちっ句」に記録した街もすでに大変貌をとげている。 さて、急増する「東京新民」の皆さんにとっての――つまり、「人生を全うする街」は、どんな記憶を遺すのだろうか。